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後藤慎太郎

登録日:2011/01/19 Wed 01:04:13
更新日:2024/09/14 Sat 19:26:09
所要時間:約5103 7 分で読めます






「今なら自信を持って言えますよ。世界の平和は俺が守る!」



仮面ライダーOOOの登場人物の一人。
演:君嶋麻耶(あさや)
CV:斉藤壮馬(KAMEN RIDER memory of heroez)


▽目次

【概要】

鴻上ファウンデーション所属のライドベンダー隊隊長。22歳。

嘗ては警察のエリートだったが「世界の平和を守る」という理念に賛同し、鴻上にスカウトされ警官を退職し鴻上ファウンデーションに入った。


当初こそクールな二枚目として映司達を監視していたが、映司のやり方に不満を抱き、アンクに馬鹿にされたりロケットパンチを喰らったり様々な災難に遭っていくうちに徐々に暴走を始める……。

そう、彼は暴走し始めた…

ネタキャラとして


最初こそ鴻上会長に白濁液ケーキ用のホイップクリームぶっかけられたり、ケーキに顔を突っ込んだりと生半可なものばかりで、存在意義も薄く空気呼ばわりされたが、彼がバズーカを手に取ったがために彼はネタキャラとして確立する事になる…。




バズーカ後藤の誕生である






\ハッピバァァァァァァスデイ!!/

新しい後藤くんの誕生だ!!

おめでとう!!



バズーカ後藤の最大の特徴は味方を巻き込む事。
初登場時にはオーズに誤射したにも関わらず決して謝らなかった

その後も時にはオーズを助けるが、撃つ度にオーズを巻き込むなど、誤射のイメージが定着してしまった…。

そして誰が呼んだかバズーカ誤当と呼ばれる事に…。

訓練でバイクに乗りながら的に百発百中当てる程の銃の腕前から、視聴者の多くはわざとオーズを狙っていると思ったとか。
そんな誤当役の君嶋君はバズーカが大好きである。

その後も




ハリセン後藤!

ストーン後藤!

ターザン後藤!


様々な後藤さんが誕生した。




\ハッピバァァァァァァスデイ!!/

ネタ味溢れる後藤くんの誕生だ!

おめでとう!!

その破壊力は他者を寄せ付けない!


というわけで、やっぱりというか一部のファンからは753653に続いて5103の愛称で親しまれている。
ちなみに、携帯の待ち受けは地球。






…えっ?ネタ面はそのぐらいにして本編での活躍を説明しろって?







【本編での活躍】

当初は「世界の平和を守る」事しか考えていなかった。
しかし映司の考えを理解してからは自分の考え方を改めるようになり、振り切ったかの様に思われたが…。
プライドが高かったがために大して変われなかった
鴻上光生にもそれを指摘されて若干ふて腐れたが、プライドを捨てようとは考えていない。

さすが後藤さん!!

セルメダル5,000枚の輸送任務の際、泉比奈を拉致して「実験」に巻き込んだドクター真木ィ!を糾弾し、警察に連行しようとするが、ドクターはメダルシステムを盾にこれを跳ね除け、更に5103に取引を持ちかける。

「完成したバース…貴方にお譲りしてもいいですよ。…もっと私と友好的にお付き合い頂けるなら」

しかし強い正義感を持つ彼はこれを拒否。
仮面ライダーバースの装着者は伊達明となった。

当初はバース装着者から外された事も気にしていない素振りを見せていたが、実際にヤミーを倒すバースや伊達と映司のやりとりを背景と化して建物の柱の影から見ていたりと、完全に諦めきれてはいないようである。







その後もバースへの未練を振り切るために走り込み過ぎた結果、ボドボドになってクスクシエに迷いこみ、天国と勘違いする始末。



「あの世か…それもいい…」



挙句の果てには一度死んだつもりになり「ここで働きたい」とバイトまで始める。もう彼は戻れない所まで来てしまっているのかも…。
しかし、後に彼がバースに選ばれなかった理由は、単に身体の鍛え方が足りなかったからという事が判明した。
その為、身体を鍛える為に伊達さんから予備のバースバスターと、伊達さんがめんどくさがって読まなかったバースの使用マニュアルを託されている。
(バースバスターは威力を抑えれば生身でも撃てる上、複数製造されている)
かくしてバズーカ後藤はバスター後藤に進化した。

…その後、伊達さんとの射撃特訓により、バースバスターをなんとか使えるようになった。
更に伊達さんの指導が良かったのか、オーズに誤射する癖も改善された。

また、同じ時期に起きたバッタヤミーとの戦いで正義のあり方という物を改めて考えさせられた事で、張っていた肩の力が抜けてプライドにもこだわらなくなったのか、平気でコスプレ接客もこなすようになった。
…後藤さんの明日やいかに。

更にオウムヤミー戦では無実だったアンクを疑った事を素直に謝罪し(とはいえ、アンクを敵視する姿勢自体は最後まで崩さなかった)、今後の戦いの為に再び鴻上ファウンデーションに戻る事を決意。

その為ならば土下座も辞さない宣言をし、実際に以前なら拒否したケーキ処理も進んで取り組むようになった。
他にも暴走したプトティラコンボをわざと自分に引き付け、近くにいたカザリを狙わせるという頭脳プレイも見せており物語開始当初とは別人の様な成長ぶりを見せている。


そして…ついに…ついに!!


伊達さん…一緒に戦ってください…

変身!!
バース後藤の誕生である




\ハッピバァァァァァァスデイ!!/

欲望を開放した真の後藤くんの誕生だ!!

素っ晴らしい!!

私の欲望も最高潮だぁぁぁぁぁぁっ!!!


第38話で戦闘不能に陥った伊達の意志を継ぎ、ついにバースに変身。
予めバースのマニュアルを熟読していたおかげでバースの性能をフルに引き出し、グリード3体を見事フルボッコにした。
その戦い方はCLAWsをフル装備して、ウイングで飛び回りながらバースバスターを乱射するという過激なもの。アンク曰く「伊達より酷い」。
ただし、ドリルアームの活用法は伊達より巧かった。


とにかく、こうして彼はバースの二代目正装着者になったのである。
やったね! 5103!!

以降は手術のため戦線離脱した伊達さんに代わり、上司の里中さんと新コンビを結成。衣装も戦闘向きのものへと一新した。

最終局面ではプロトバースを入手して帰ってきた伊達さんとコンビを組む。
ダブルバース後藤である。

最終回では高空から落下する映司のもとへカッターウイングでかけつけ、伸ばした腕を掴み、共に仲間達の元へと還っていった。

その後は警察へ復職した模様。きっともう一度夢のため戦ってみせると心に誓ったのだろう。




当初は銃使いで若干ヘタレ元エリートから徐々に転落と散々な有様だったが、
バース継承以降の彼は、今までのイメージを払拭するかのように大活躍し、良き戦友として迷走する映司を支えた。その活躍っぷりから漢と称えるファンも。

そう、『仮面ライダーOOO』とは彼の成長物語でもあるのだ。

ちなみに第1話から登場して後にライダーとなり、決戦後は警察関係の仕事に就いた人物は『仮面ライダーカブト』の加賀美新仮面ライダーガタック新以来である。




【主な発言】


「ある人からの誕生日プレゼントだ」

「プライドを捨てたらオレじゃない!」

「今更バースになる資格なんてありません!」

「あの世か、それもいい…」

「あの時のケーキだって!」

「どう見てもオウムです」

「わーっはっはっは。わーっはっはっは(棒読み)」

「俺は石だ…石頭だ!!」

「火野!戦え!」

「だったら…だったら俺が伊達さんを止めます。
やっと分かりました…。伊達さんを死なせないということは、ただ命の心配をするんじゃない…。
俺が…俺の知っている伊達さんのバースを引き継ぐ…。それが伊達さんを死なせないということです。
そのためなら…そのためなら俺も戦えます!!」

「俺はマニュアルが大好きなんだ」

「ハァァァァァ…!牛!(Shoot!)」

「そろそろ、ウチの上司の出勤時間だ」

「火野、俺はお前を全力で守る」

「火野!何でも一人で抱えようとするな!」

「流石俺の上司だ!」

「もう何でも一人で背負い込むのはやめろ!俺達がいる!俺達の手を掴め!」

「親父~、とりあえずタトバ!」







【他作品での活躍】

以下劇場版での後藤君の素晴らしい活躍のネタバレだ!













●『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE

仮面ライダーアクセルとプテラノドンヤミーとの戦いに颯爽と現れた仮面ライダーバース
バースの指示通り、二人の息を合わせ見事にプテラノドンヤミーを撃破。その後、変身を解くバース。すると…

5103「オーズはどこへ行ったんだ…」

この通り、劇場版ではすでにバースに変身しており、照井夫妻の危機を救った。

その他蘇った直後に暴れるノブナガから鴻上会長を守ったり良い活躍を見せてくれた。

公開してすぐに見に行った人は、TV初バースが伊達明で困惑し、最近見に行った人は、既にバースには伊達明が変身していたため困惑したとか。
しかしパンフレットには思いっきりネタバレされてたりする。

TV、劇場版ともに2代目である。

後藤さんがバースになったのはテレビシリーズでは6月でその頃のオーズのメダルを合わせても辻褄が合わない。
そもそも武部直美Pとメインライターの小林靖子氏との雑誌での対談内で「脚本が出来上がったのはTV本編第1・2話の映像が完成する前」と発言しており、パラレル確定である。
ただし、講談社キャラクター文庫『小説 仮面ライダーオーズ』では後藤さんが映画でバースに変身したことに触れており、少なくとも同小説では映画の内容もTVシリーズ正史に折合している模様。
もうなにがなんだか。

●『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦

変身後の姿のみの登場。CVは原典同様、君嶋氏が担当している。

●『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム

上村優のワンダーワールドにて幻影として現れ、アクマイザーの無限モンスタープラントに囚われていた子供達の1人にバースのレジェンドライダーウィザードリングを託した。





追記・修正か…それもいい…

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最終更新:2024年09月14日 19:26