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クリーチャーの命名法則(デュエル・マスターズ)

登録日:2014/02/25 Tue 23:54:23
更新日:2024/02/19 Mon 23:13:51
所要時間:約 4 分で読めます




この項ではデュエル・マスターズのクリーチャーの命名法則について語る。


概要

デュエル・マスターズは他のTCGに比べて、わりとクリーチャーの命名法則には厳格なルールが存在している。アーマード・ドラゴンなら「~・ドラゴン」、ガーディアンなら「○○の守護者~」などのように、決まった語句や冠詞をつけているのである。また、そうでないものでも、ビーストフォークなら《青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)》《幻緑の双月(ドリーミング・ムーンナイフ)》、サイバーロードなら《アクアン》や《エメラル》などのようにシリーズになっている。また、冠詞の後ろや提携語句の前ないし間にくるそのクリーチャーの固有の名前に関しても、法則性が見られるものもある。例えば中期ヘドリアンは「乗り物の名前+男」であったし、火文明オラクルは「種族or特徴(+階位or宗教に関連する語句)+日本の妖怪の名前」である。

これらの命名法則は特殊な例でない限りは厳格に守られるが、他方で時代とともに命名法則を変化させたりもする(例えば、初期のグレートメカオーは特に決まった冠詞にするルールはなかったが、エピソード2では「○○機装~・~」の形になった)。ファンの間では時々オリジナルカードを考えたりもするが、そんなときもこういったルールを元に命名を定める。理由なくこれらのルールを違反するカードはあまり存在しない。

多種族の場合にも同様のルールが存在し、また能力などで変動する場合もある。ここではそれらのルールを簡単に説明する。

単種族

種族がひとつ、ないし通常種族と特殊種族の組み合わせの場合、多種族に比べてだいぶ自由である。
「○○の伝道師~」「○○の精霊~」「○○人形~」「○○妖精~」というように自由な語句を入れられるものはたいてい単種族クリーチャーである。また、単種族の場合は「アクア・~」「キング・~」「~・ドラゴン」のように漢字が使われないものも多い。
また、漢字やかなを英語読みすることも多い(スターライト・ツリーフィッシュ、ビーストフォーク、ミステリー・トーテム、ジャイアント)。《紅玉草》《一角魚》《青銅の鎧》《呪紋の化身》《氷菓の超人》を正しく読めますか?

+ 答え
紅玉草(ルビー・グラス)
一角魚(ユニコーン・フィッシュ)
青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)
呪紋の化身(カース・トーテム)
氷菓の超人(バニラ・ジャイアント)

中にはカタカナを使うこととなんとなくの長さ以外厳格に決まっていないものもある(サイバーロード、ビークル・ビーなど)。そういった場合でも全体として統一が図られている。
命名ルールを共有するものもいる。


多種族

デュエル・マスターズでは古くは基本セットのDM-05の時点で多種族は登場はしていたが、
それは特殊種族であるサバイバーであった。
通常種族同士が複合を持つようになったのは聖拳編のDM-10。

さて、それぞれの種族にはそれぞれ命名法則が存在し、合体させるのが厄介だったりする。
カタカナが基本のリキッド・ピープルと漢字が基本のビーストフォークを合わせたいと思っても、なかなかうまくは行かない。
そこで、多種族冠詞が生まれて使われるようになった。
例えば、アーマード・ドラゴンは《~・ドラゴン》(例:《ボルザード・ドラゴン》、《ガウレザル・ドラゴン》)、
アース・ドラゴンは《緑神龍~》(例:《緑神龍ディルガベジーダ》、《緑神龍グレガリゴン》)であるが、
それらの合わさった多色はアーマード・ドラゴンの「竜機」とアース・ドラゴンの「無双」をあわせた「無双竜機」となる。
(例:《無双竜機ボルバルザーク》)
ただし3種族以上ともなるとそんな冠詞も考えにくくなるためか、個別に対応される。例えば《龍仙ロマネスク》(アーマード・ドラゴン/アポロニア・ドラゴン/アース・ドラゴン)など。

不死鳥編あたりでは単色多種族も増え始め、
神化編では特殊種族によらない単色多種族もちょこちょこ顔を見せるようになる。
このあたりから、多種族冠詞は一気に存在感を増して行った。

しかしエピソード1以降、「命名法則を優先する特殊種族」の登場ラッシュで
通常種族を複数有するにもかかわらず多種族冠詞をつけない事例が増加していった。
ドラゴン・サーガ以降新規通常種族も多数登場しているが、
ジャスティス・ウイングなどドラゴン・サーガ以降3シリーズも優遇ポジションにいたにもかかわらず、
不遇不遇と嘆かれ続けるムートピアのほうが先に多種族冠詞が判明してしまった事例もある。

実際問題、多種族冠詞に一喜一憂するのは古参DMPばかりであるというのも否めないが、
特殊種族という勢力を軸にストーリーを作るならば特殊種族のほうの命名法則をガッチリ固めたほうがわかりやすいのもあるのであろう。
しかし特殊セットなどで地道に判明していくようになってきているので、今後の登場にも期待したいものである。

多種族冠詞の他の利用法

基本的には通常種族2種族の場合に使われる多種族冠詞だが、特殊種族が絡んだ場合でも使用されるケースは多々ある。
ナイト複合(例:《魔光王機デ・バウラ伯》)、オラクル複合(例:《戦攻のイザナイ アカダシ》《傀儡のイザナイ メイプルシロップ》)、ゴッド・ノヴァ複合(例:《聖霊左神ジャスティス》、《爆裂右神ストロークス》)などであてはまる。
また、特殊種族以外でも『提督』サイクルでも単種族提督ではこれが使われたりしている。

多種族冠詞の合体、転用事例

組み合わせる多種族冠詞に同じ文字または発音がある場合は3文字に合体させる事もある。
アポロニア・ドラゴンの「龍聖」とエンジェル・コマンドの「聖霊」で「龍聖聖霊」ではなく「龍霊」となったり、
メカ・デル・ソルの「(こう)()」とアーク・セラフィムの「(れい)()」で「光」ではなく「光霊」といった具合である。

また先のオラクルの場合などでは、複合している場合には両方から1字ずつとって2文字に合体したりもしている
(例:《光機のイザナイ ロイヤルティー》は、メカ・デル・ソルの『光姫』とグレートメカオーの『王機』から1字ずつとっている)。
またフレイム・コマンドグランド・デビルは特定種族との合体時に冠詞が変更される。

またジャイアントデーモン・コマンドとの複合時のみ「剛撃」ではなく「無敵」になる。

一方で、リキッド・ピープルの「電脳」はゲル・フィッシュやサイバーロードにも転用されたことがある他、
デーモン・コマンドの「悪魔」もファンキー・ナイトメアに転用されたりしたことも。

多種族冠詞リスト

あ行

種族 冠詞 備考
アーク・セラフィム 霊騎 単種族時と同一
アース・ドラゴン 無双
武装 サムライ複合時
アースイーター 戦攻
アーマード・ドラゴン 竜機
龍騎
竜騎
竜鬼 サムライ複合時
爆竜 フレイム・コマンド複合時
アーマード・ワイバーン 雷炎
アーマロイド 機動
アイドル 未登場
アウトレイジ 無法
アウトレイジOMG 未登場
アウトレイジ・ドラゴン 未登場
アウトレイジ猫 未登場
アウトレイジMAX 未登場
アウトレイジ犬 未登場
アクミ団 未登場
アダムユニット 未登場
アポロニア・ドラゴン 龍聖
アンノイズ 未登場
アンノウン 未登場
イニシエート 聖者
イニシャルズ 未登場
イニシャルズX 禁忌
イブユニット 未登場
イメン団 未登場
エイリアン 未登場
エッグ 未登場
エメラルド・モンスター 森獣
エルダー・ドラゴン 未登場
エンジェル・コマンド 聖霊
堕天 闇文明時
魔聖 グランド・デビル複合時
悪魔神王 進化クリーチャーでデーモン・コマンド複合時
エンジェル・コマンド・ドラゴン 未登場
エンジェル・ドラゴン 聖龍
鬼札王国 未登場
オラクリオン 未登場
オラクル 神徒
オラクル・ドラゴン 未登場
オリジン 未登場

か行

種族 冠詞 備考
ガーゴイル 未登場
ガーディアン 護聖
ガーディアン・コマンド・ドラゴン 未登場
ガイア・コマンド 大地 転用(→グランセクト)
ガイア・コマンド・ドラゴン 未登場
ガイアール・コマンド・ドラゴン 熱血
ガオー・モンスター 未登場
革命軍 未登場
カレーパン 未登場
キカイヒーロー 機士
キマイラ 魔獣
ギャング 未登場
キング・コマンド 未登場
キング・コマンド・ドラゴン 未登場
禁断 未登場
禁断ソニック・コマンド 未登場
グラディエーター 聖者
グランセクト 大地 転用(←ガイア・コマンド)
グランセクト・ハザード 未登場
グランド・デビル 封魔 単種族時と同一
魔聖 エンジェル・コマンド複合時
魔龍 ドラゴン・ゾンビ複合時
グリーン・コマンド・ドラゴン 未登場
クリエイター 未登場
クリスタル・コマンド・ドラゴン 水晶
クリスタル・ドラゴン 未登場
グレートメカオー 王機
月光王国 未登場
ゲリラ・コマンド 未登場
ゲル・フィッシュ 魚雷
電脳 転用(←リキッド・ピープル)
ゴースト 腐敗
コスモ・ウォーカー 未登場
ゴッド 未登場
ゴッド・ノヴァ 左神 左G・リンク、転用(→ゴッド・ノヴァ OMG)
右神 右G・リンク、転用(→ゴッド・ノヴァ OMG)
ゴッド・ノヴァ OMG 左神 左G・リンク、転用(←ゴッド・ノヴァ)
右神 右G・リンク、転用(←ゴッド・ノヴァ)
ゴブリン 未登場
コロニー・ビートル 群蟲

さ行

種族 冠詞 備考
サイバー・ウイルス 猛菌
サイバー・ウイルス海 未登場
サイバー・クラスター 未登場
サイバー・コマンド 大河
サイバー・ムーン 未登場
サイバーロード 電磁
電脳 転用(←リキッド・ピープル)
サバイバー 未登場
サバキスト 未登場
裁きの紋章 呪文サブタイプ
裁きの紋章Z 呪文サブタイプ
サムライ 蒼狼 ナイト複合時
ジ・アンサー 未登場
シー・ハッカー 未登場
シノビ 未登場
ジャイアント 剛撃
無敵 デーモン・コマンド複合時
宇宙 進化クリーチャー時
ジャイアント・インセクト 鎧冑
ジャイアント・ドラゴン 未登場
シャイニング・コマンド・ドラゴン 未登場
シャイン・モンスター 未登場
ジャスティス・ウイング 天翼
ジャスティス・オーブ 未登場
ジュラシック・コマンド・ドラゴン 古龍
ジュラシック・ドラゴン 未登場
ジョーカース 未登場
ジョーカーズ 未登場
ジョーカーズ・ドラゴン 未登場
侵略者 未登場
侵略者ZERO 未登場
スターノイド 未登場
スターライト・ツリー 星樹
スノーフェアリー 妖精 単種族時と同一
守護 レッド・コマンド・ドラゴン複合時
スノーフェアリー風 未登場
スノーフェアリー・ドラゴン 未登場
スピリット・クォーツ 魂晶
スピリット・クォーツ・ドラゴン 未登場
スプラッシュ・クイーン 麗姫
スプラッシュ・クイーン・ドラゴン 未登場
スプリガン 未登場
スペシャル・クライマックス 呪文サブタイプ
スペシャル・サンクス 呪文サブタイプ
スペシャルズ 未登場
セイント・ペガサス 未登場
セイント・ヘッド 秘精
護精
ゼニス 未登場
ゼノパーツ 神機
魂具
ゼロ・ドラゴン 未登場
ゼロリスト 未登場
ソウル・コマンド 未登場
ソニック・コマンド 暴走
ソニック・コマンド・ドラゴン 未登場
ソルトルーパー 神官

た行

種族 冠詞 備考
ダーク・ナイトメア 悪夢
ダーク・モンスター 未登場
ダークロード 恐皇
死爵
ダイナマイト・ドラゴン 未登場
ダイナモ 未登場
ダママ団 未登場
チルドレン 次世代 まともなカードが一枚しかないため暫定
チームウェイブ 未登場
チーム切札 未登場
チーム銀河 未登場
チーム零 未登場
チームボンバー 未登場
ツリーフォーク 賢樹
ディープ・マリーン 深魂
ディスタス 未登場
ディスペクター 未登場
ティラノ・ドレイク 闘竜
騎神 進化クリーチャー
デーモン・コマンド 悪魔 転用(→ファンキー・ナイトメア)
無敵 ジャイアント複合時
悪魔神王 進化クリーチャーでエンジェル・コマンド複合時
デーモン・コマンド・ドラゴン 邪龍
デーモン・ドラゴン 未登場
デスパペット 傀儡
テック団 未登場
デビル・コマンド・ドラゴン 未登場
デビルマスク 奇面
デモニオ 未登場
デリートロン 未登場
デューンゲッコー 月砂
トライストーン 未登場
ドラグナー 未登場
ドラグナー・ドラゴン 未登場
ドラゴノイド 剣兵
ドラゴンギルド 未登場
ドラゴン・オーブ 未登場
ドラゴン・コード
ドラゴンズ・ゼロ 未登場
ドラゴン・ゾンビ 神滅
真滅 ゴッド・ノヴァorオラクル複合時
魔龍 グランド・デビル複合時
ドラゴン・ワールド フィールドサブタイプ
ドリームメイト 幻獣
巨匠 進化クリーチャー時
ドリームメイト・ドラゴン 未登場
トリックス 機生
トリニティ・コマンド 未登場
ドルスザク 未登場
ドレミ団 未登場

な行

種族 冠詞 備考
ナーガ 未登場
ナイト 魔光 光or闇、ないしその多色時
天雷
氷河
邪眼
爆獣 火or自然
蒼狼 サムライ複合時
ニトロ・ドラゴン 未登場
ニュー・ワールド・ドラゴン 未登場
ニート 未登場
にゃんこ 未登場
未登場

は行

種族 冠詞 備考
バーサーカー 未登場
バーサーカー・ドラゴン 未登場
ハムカツ団 未登場
パラサイトワーム 妖蟲
バルーン・マッシュルーム 未登場
ハンター 未登場
パンドラボックス 秘宝
ピアニスト 未登場
ビークル・ビー 甲蟲
ビースト・コマンド 未登場
ビーストフォーク 無頼
ビーストフォーク號 未登場
ビーストフォーク・ドラゴン 未登場
ビートジョッキー 爆衆
ヒーロー 未登場
ヒーロー・ドラゴン 未登場
ビッグマッスル 山脈
美孔麗王国 未登場
ヒューマノイド 勇騎 転用(→ヒューマノイド爆)
ヒューマノイド・ドラゴン 未登場
ヒューマノイド爆 勇騎 転用(←ヒューマノイド)
ヒューマノイド邪 未登場
ファイアー・バード 翔天
爆翔 フレイム・モンスター複合時
凰翔 進化クリーチャー時
ファイアー・バード炎 未登場
ファンキー・ナイトメア 悪魔 転用(←デーモン・コマンド)
ファンキー・ナイトメア・ドラゴン 未登場
フィッシュ 未登場
フェザーノイド 熱風
疾風
フェニックス 未登場
不死樹王国 未登場
ブラック・コマンド・ドラゴン 未登場
ブルー・コマンド・ドラゴン 未登場
ブルー・モンスター 未登場
ブレイブ・スピリット 炎霊
フレイム・コマンド 爆裂
爆竜 アーマード・ドラゴン複合時
爆双 アース・ドラゴン複合時
フレイム・ビースト 未登場
フレイム・モンスター 爆炎
火焔
爆翔 ファイアー・バード複合時
ブレインジャッカー 邪脚
プレインズ・ウォーカー 未登場
ヘドリアン 妖魔
暴拳王国 未登場
ホーン・ビースト 勇猛
ポセイディア・ドラゴン 海王
ボルケーノ・ドラゴン 旋竜
ホワイト・コマンド・ドラゴン 未登場

ま行

種族 冠詞 備考
マーフォーク 電影
海族
マジカル・モンスター 未登場
マジック・コマンド 未登場
マシン・イーター 工師
マスター・イニシャルズ 未登場
マスター革命軍 未登場
マスター・DG 未登場
マスター・ドラゴン 未登場
マスター・ドラゴンZ 未登場
マスター・ドルスザク 未登場
マスター・ハザード 未登場
魔導具 未登場
マフィ・ギャング 闇影
ミステリー・トーテム 霊樹
ミルクガール 未登場
ミルクボーイ 未登場
ムーゲッツ 未登場
ムートピア 海郷
メガ・アーマード・コマンド・ドラゴン 未登場
メガ・コマンド・ドラゴン 激龍
メカ・デル・ソル 光姫
メカ・デル・ソル・ドラゴン 未登場
メガ・ドラゴン 未登場
メカサンダー 未登場
メタリカ 輝晶
メタル・コマンド・ドラゴン 未登場
メルト・ウォリアー 血風
モンスター 未登場

ら行

種族 冠詞 備考
ライトブリンガー 黙示
リヴァイアサン 海嶺
リキシ・コマンド 未登場
リキシ・コマンド・ドラゴン 未登場
リキッド・ピープル 電脳 転用(→ゲル・フィッシュ、サイバーロード)
リキッド・ピープル閃 未登場
リビング・デッド 未登場
ルナーズ・サンガイザー 未登場
ルナティック・エンペラー 未登場
レインボー・コマンド・ドラゴン 未登場
レインボー・ドラゴン 未登場
レインボー・ファントム 幻風
レッド・コマンド・ドラゴン 炎龍
レクスターズ 未登場
ロスト・クルセイダー 未登場
ロック・ビースト 霊峰

わ行

ワールドアイドル 未登場
ワールド・コマンド 未登場
ワールド・コマンド・ドラゴン 未登場
ワールド・ドラゴン 未登場
ワールド・バード 未登場
ワイルド・ベジーズ 剛勇
ワンダー・トリック 未登場
ワンダフォース 未登場

英数字・記号

種族 冠詞 備考
??? 未登場
2016カレンダー 未登場
∞ドラゴン 未登場
∞マスター・ドラゴン 未登場
S級侵略者 未登場

特殊な種族との複合

特殊な種族との複合種族はやや特殊で、通常の単色の名称ルールを元に、一部をその特殊種族らしくアレンジするのが通例となる。
ただし近年は特殊種族の名称が既存の名称を完全に塗りつぶすことも多々ある。
特殊な種族 名称ルールの変化法則例
サバイバー レアリティに応じたギリシャ文字を後ろにつける
ダイナモ 名称に変化なし
サムライ 名前に戦国武将の名前が入ることがある、熟語を挟む
ナイト 派閥の名称を種族冠詞のように扱い多種族の複合ルールを用いる(または単に前につける)。
シノビ 流派の後ろに忍者らしい語感の名前をくっつける
オリジン 名前に神の名前やお伽話に由来する物が入る、全体的に和語を用いる
エイリアン 初期:名前の間に持っている文明に応じた言葉を挟む
後期:命名ルールを無視した自由な名前をつける
ハンター 初期:名前の冠詞に若干熱血分が加わる
後期:命名ルールを無視した自由な名前をつける
アンノウン 初期:「偽りの(コード)~」で始まる、複合種族ごとのテーマに沿った名前
後期:「真実の(トゥルー)~」で始まる、複合種族ごとのテーマに沿った名前
アンノイズ 通常の命名法則+日本の方言
オラクル 階位を含んだ冠詞を作る
ゴッド 神を想起させるような冠詞をひとつ作る。繋がる神同士では冠詞に法則性がある
ルナティック・エンペラー 「神羅~・ムーン」
ルナーズ・サンガイザー 「超神羅~・~」
ゼニス 「「○○」の頂(極)~」
アンノウンを持つものは括弧内は一字、そうでないものは二字
ドラグナー 「龍覇 ~」。一部の強化版は前に単語が付くことも。
侵略者 「侵略者~」。もしくはグループごとに決められた冠詞(獣軍隊、奇天烈、復讐など)。一部の進化クリーチャーには冠詞の前に「超」が付く(超轟速、超九極など)
S級侵略者 文明毎に決められた冠詞(水:宇宙、闇:不死、自然:原始)。一部を除く進化クリーチャーには冠詞の前に「S級」が付く
イニシャルズ 「禁断」+レアリティに応じたアルファベット(ドキンダムX直属の場合は禁断文字)
マスター・イニシャルズ 「D2」+クリーチャー毎に決められたイニシャル。眷属は名前の後ろにマスターのイニシャルが入る
革命軍 元の種族の命名ルールに従いつつ一部名前に「革命」が入る
ハムカツ団 「△の○号~」。△には漢字1文字、○には数字の番号が入る。パワーアップ版は名前の後ろに「剣」が入る
ミシュラのチームである食糧部は「○ツ星~」。○には漢数字の番号が入る
ドレミ団 「タイム○~」。○には数字の番号が入る。パワーアップ版は名前の後ろに「Ⅻ」が入る
ダママ団 「○族~」。○には漢数字の番号が入る。パワーアップ版は名前が「ミア・」から始まる
テック団 「問○~」。○には数字の番号が入る。パワーアップ版は名前の後ろに「↑」が入る
アクミ団 「第○種~」。○には漢数字の番号が入る。パワーアップ版は名前の後ろに「M」が入る
エピソードシリーズで登場した種族はやたら命名ルールをぶち壊すことに定評がある。

例外

  • マッドネスと種族のカードのサーチを能力にもつ場合
「○○提督~」となる。○○の部分は種族を想起させる物が入る(初期の提督はたいてい二種族をサーチするため特殊になる)

  • 白騎士、死神、NEX、XXに所属するクリーチャー
それぞれクリーチャー名の前か後ろに付け加えられる。ただし死神の場合、既存多種族冠詞とくっついていることもある。

  • その他
ハンターやエイリアンを持たないものでも命名ルールを逸脱しているクリーチャーはいくつかいる。例えばボルケーノ・ドラゴンなのに「紅神龍」ではじまらない《ミラフォース・ドラゴン》やフィッシュなのに「~魚」の形ではない《シーマイン》、ツリーフォークなのに漢字がつかわれない《ラブ・エルフィン》など。こういったクリーチャーは製作時には別の種族が想定されていたなどの理由が考えられる。ミラフォース・ドラゴンの場合、元々はアーマード・ドラゴンを想定していたのだろう。またアーマード・ワイバーンの《ドラグライド》はどう見ても上に乗っているドラゴノイドの名前であってアーマード・ワイバーンの名前ではないと思われる。

半角スペース

クリーチャーの名前の前に、二つ名が付いているものは非常に多いが、エピソード3から名前に半角スペースが含まれる事が多くなった(一部はエピソード2でも登場していたが)。

この時点では《赤き血の(ザ・ヒート) テスタ・ロッサ》とか《暴走龍(ライオット) 5000GT》のような、二つ名がラノベのような当て字だったり、《マントラのイザナイ カリーナ》のようにカタカナが連続する事もあったりでそれほど不自然ではなかった。
だがドラゴン・サーガからは、特に不自然でもない日本語読みであっても、単種族の場合《再誕の精霊 アルミウル》や《爆鏡(ばっきょう) ヒビキ》《アクア戦闘員 ゾロル》などのように半角スペースが空けられるようになった。これには、「今までの命名法則を踏襲しないのか」という不満が出ている。

エピソード3やドラゴン・サーガのクリーチャー名はエピソード1・2に比べてだいぶ嘗てのデュエル・マスターズのようなセンスに戻りつつあると言われているが、半角スペースの有無によってその評価はどう動くか注目される。

…なお、公式カード検索において半角スペースの有無はかなり重要(入れないと引っかからないことがある)だったりするため、命名がどうでもいいと思っている人も無視できない話だったりもする。




追記・修正は全ての命名ルールを暗記した方がお願いします。

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最終更新:2024年02月19日 23:13