登録日:2014/08/27 Wed 21:41:03
更新日:2024/09/22 Sun 13:06:14
所要時間:約 16 分で読めます
『
ストリートファイターⅣ』(
STREET FIGHTER IV)とは、
カプコンから発売されたゲーム作品の一つ。
今までのドットとは異なり、3Dでモデリングされた
2D対戦型格闘ゲームなのが特徴。
シリーズのナンバリングタイトルとしては9年ぶりの新作であり、その後も複数のアッパーバージョンが登場し続けた。
この項目ではアッパーバージョンも含めて解説する。
◆ストーリー
ストリートファイターⅡでの世界格闘大会は、「シャドルー」の潰滅およびベガの自爆で幕を下ろした。
それから3年後、著名なファイターが姿を消す失踪事件が発生しており、裏にはシャドルーが関わっているのではと言う声もある。
そして開催された世界格闘大会の主催者は「S.I.N社」と言う、シャドルーと関わりがあるらしい謎の企業。
ファイターたちは力試し、悪の根絶、自己の目的のために戦いに向かった。
個別ストーリーもあるにはあるのだが、剛拳の無の波動や、バイソンが拾った謎の少年とかアベルの正体とかについては伏せられている。
というか、『Ⅳ』単体で伏線回収する気が全く見られない。
後に他社コラボなどの別作品のキャラクター紹介や『ストV』以降などで部分的に回収された。
◆シリーズ
ストリートファイターⅣ(08/7/18)
登場キャラクター:16人+1人+CPU専用2人(+家庭用で6人(25人)) 家庭用:PS3、Xbox、PC
スーパーストリートファイターⅣ(10/4/28)
登場キャラクター:25人+新キャラクター10人(35人) 家庭用:PS3、Xbox、3DS
スーパーストリートファイターⅣ アーケードエディション(10/12/16)
登場キャラクター:35人+新キャラクター2人+追加2人(39人) 家庭用:PS3、Xbox、PC(海外のみ)
後に「ver.2012」にアップデートされた。
ウルトラストリートファイターⅣ(14/4/17)
登場キャラクター:39人+新キャラクター5人(44人) 家庭用:PS3、Xbox
多くの新要素が追加された。
◆システム
特に重要な所を述べる。
○スーパーコンボゲージ
4段階に分かれた青いゲージ。攻撃などで溜まる。
1つで必殺技の強化版である、「EX必殺技」。
2つで「EXセービング」「レッドセービング」、3つで「EXレッドセービング」、これは後述。
4つで「スーパーコンボ」、通称スパコンが使用可能。強力な攻撃で、通常技や必殺技をキャンセルして出せる。
○リベンジゲージ
ダメージを受けると溜まる。
50%以上で「ウルトラコンボ」、通称ウルコンが使用可能で、それより多いと威力も上がる。
演出は相当に気合が入っているが、ほとんどがキャンセルして出す事が不可能である。
「スーパー」からは2つ目のウルトラコンボが登場し、どちらかを選べるようになった。
「ウルトラ」からは2つとも使える代わりに威力が大幅にダウンする「ウルトラコンボダブル」が選択可能に。
コマンド+ボタン3つ同時押しと言うミスりやすいコマンドであり、この辺りは不評。
また、「ヨガシャングリラ」「丹田ストリーム」「オイルコンビネーションホールド」など顔芸技も多く見られる。
○セービングアタック
本作のキモ。中P+中Kの同時押しっぱなしで構えを取り、放すか時間経過で放たれる。
構えの間はハイパーアーマー状態で、1発は攻撃を耐えられる。
そのダメージは徐々に回復していくが、その間にダメージを受けると回復はしなくなる。
また、連続ヒットやアーマーブレイク属性の攻撃には無力。
攻撃は溜めの時間によりレベル3に分かれ、レベル2以上だと相手は膝崩れダウン状態となり連続技が決められる。
レベル1でも、カウンターヒットなら膝崩れダウンに。レベル3ならガード不能やアーマーブレイクも。
溜め中、ヒットまたはガードされる事で、ダッシュかバックダッシュで動作がキャンセル可能、通称セビキャン。
特定の技のヒットや始動直後に中P+中K同時押しで、セービングアタックを出せる。スパコンゲージ2つ消費。
アーマーはないものの、それ以外は普通のと同じ。
必殺技がヒットすれば、EXセービング→セビキャンダッシュ→追撃。
ガードされれば、3レベルセービングアタックや、セビキャンバックダッシュなど様々な事に使える。
これを使えばウルトラコンボもコンボに組み込める。
「ウルトラ」から追加。スーパーコンボゲージを2つ消費して、中P+中K+弱Pで出す。
通常のセービングアタックより、ダメージ1.5倍、リベンジゲージが2倍溜まる、多段技も受け止められるなどの特徴がある。
「ウルトラ」から追加。スーパーコンボゲージを3つ消費して、EXセービングと同じ感じに出す。
1レベルでも膝崩れダウンなどの特性も加わっているが、同様にアーマーはない。
○アレンジコスチューム
DLC。要はキャラクターのお着替え。
初期のころは本当にお着替えしただけだが、現在は技術向上のためか同じキャラクターでも別人に見える程の出来になっている。
制服、民族衣装、偉人風、私服など、そのキャラクターに沿ったものが用意されている。
◆キャラクター
○「ストリートファイターⅣ」から
初代ストⅡの12人や完全な新キャラクター4人が見られる。
「真の格闘家…その答えを知る日まで!」
Mr.格闘ゲーム。流浪の格闘家。シリーズ皆勤賞。
バランスと読み合い重視のキャラクター。ウルコンの爆発力が高い。
「要するに勝負を決めるのは実力ってことだ! 簡単だろ?」
リュウと同門であり、ライバル。同じくシリーズ皆勤賞。
一見スタンダードながらも守りは弱く、その分火力に優れる。
「父さん、見ていてね。決して父さんに恥じない闘いをするから!」
中国拳法使いのICPO捜査官。父を死に追いやったシャドルーを憎んでいる。
女性故に体力や火力に難はあるものの、技面の性能が安定している。
「ジャングルのオウジャはセカイのオウジャだぞ!」
緑の肌と放電能力を持つ、ブラジル出身の野獣な野生児。母に誇れる息子になるため世界に旅立つ。
動きがすばやく、飛び回るローリング技や連打で出せるエレクトリックサンダーも強力。
「オレは赤きサイクロン。全てを巻き込みフンサイするのだ」
ロシアの英雄。祖国のために戦うレスラー。
大きい上に動きも非常にノロいが、スクリューパイルドライバーに代表される接近戦での強さはピカイチ。
「
この腕と脚でなんでも切り裂いて見せよう」
アメリカ空軍に所属する軍人。親友ナッシュを殺害したベガを狙っている。今作ではシャドルー復活を知って戦いに乗り出す。
ソニックブームと
サマーソルトキックで待ちガイルは安易に通用しないが、それでも防御性能は高い。
「さあどんどんいくぞい! 決まり手は山ほどあるからのう!」
破天荒なスモウレスラー。相撲を世界に広めようとしている。
動きは遅いものの、攻撃面の性能は安定して高いパワーキャラ。
「魂は長き道をゆく…この生とて道程の一部に過ぎぬ」
ヨガを極めたインドの修行僧。村を救うために戦う。
口から出す炎、伸びる手足、瞬間移動など、どこか間違ったヨガの奥義を駆使する遠距離戦では右に出る者なし。
「這いつくばった負け犬の脳天にパンチ決めるのは最高だぜ」
シャドルー四天王の1人。金と女が好きな荒くれボクサー。
ダッシュストレートなどの突進技で強引に攻めるのが得意だが、様々な技で守るのも難しくない。タメキャラ故に器用貧乏な点も見られる。
「
神の力をもってしても、私の美を作り出すことは二度と出来ない」
シャドルー四天王の1人。重度の
ナルシストで、
鉤爪を使うスペイン
忍者。
非常にスピーディで、じっくり攻めるのが得意。その代わり防御面は弱い。
「敗北せぬことが強さなのではない! 敗地から立ち上がる者こそが強者なのだ!」
ムエタイの帝王にして、元シャドルー四天王。
小回りがきかないものの、飛び道具と対空技を中心に手堅い攻めや守りで戦う。
「落ちていくがいい。永遠に終わらぬ悪夢の中にな!」
シャドルー四天王の1人。サイコパワーを操るシャドルー総帥。
本作では下部組織S.I.N社を使ってシャドルー復活を企む。そのため、セスなどの人造人間を生み出す。
派手な設定の割には、安定した立ち回りで堅実に攻めていくのが得意。
「プライドやこだわりなんて不必要よ。仕事に感情は邪魔になるだけ」
新キャラクター。家事は苦手な子持ち。
裏の顔は電撃や衝撃波を放つグローブ、炎を噴射する靴を駆使する女性エージェント。
安定感や防御を捨て、スピーディな動きと暗器の火力で攻める暴れキャラ。
「オレってバイカーの世界じゃある種レジェンド?ていうか神?で、格闘の方もそろそろトップ取っとくかってな。あ、世界のだぜ。つか小さいだろ、アメリカで最強とかって。なんで地球区切ってんだよっていう…」
新キャラクター。ケンを一方的にライバル視する早口デブキャラ。
(勘違い)空手と言う名のカンフーを使い、見た目に反して動きが素早い。
相手を食らいつくす様な強引なラッシュが魅力だが、相手のペースになると厳しくなる。
「闘いとはセポジータのようなもの! ただ熱くなるだけでうまいのだ!」
新キャラクター。ルチャ・ドールでありながら激マズな料理を作る駄目コック。
必殺技・アバネロダッシュで走りまくり、そこから派生する様々な技で攻めるテクニカルキャラ。
攻めれば一方的だが、それまでに持ち込むのが難しい程に基本性能が低い。
「どこかにいるはずなんだ。おれのことを知っている誰かが…」
新キャラクター。記憶のない元・傭兵で、真面目だがどこかネタキャラ気質がある。
一見投げキャラだが、地上では特にスピーディ。
相手を固める連携や崩す手段にも秀でているが、立ち回り性能は微妙。
「
我、拳を極めし者なり!」
殺意の波動を操る、最強の格闘家。無印では隠しキャラで、乱入キャラクターでもある。
安定した立ち回り、非常に高い火力、豊富な攻め手段に距離取りなど高性能だが、耐久面は非常にもろく、相当の腕が要求される。
「
私はすべて実力で手に入れた。名前も、意思も、この能力も!」
新キャラクターでラストボス。S.I.N社のCEO。「スーパー」から使用可能。無印ではCPU専用。バージョンを重ねるにつれ扱いが悪くなっていく。
全身銀色で全裸でスキンヘッド。腹には陰陽を象った「丹田エンジン」を入れ、
昇龍拳、ソニックブーム、スクリューパイルドライバーなど数々の格闘家の技を使う。
そのため、あらゆる動きが出来るが、最低クラスの体力と低い単発火力を補う腕が必要。
「
一番の敵は己自身。だが一番の師も己の中におるのじゃ」
新キャラクター。豪鬼に殺害された事になっていたが、実は生きていた。リュウ、ケン、ダンの師匠で豪鬼の兄。
三方向に撃てる
波動拳、当て身・金剛身、様々な攻めが出来る百鬼襲など攻めに仕える優秀な必殺技を持つ。
しかし通常の昇龍拳を封じているため、切り返しが弱い。攻め性能も読みに依存するので、プレイヤー次第で使い勝手が大きく変わる。
○「ストリートファイターⅣ(家庭用)」から
スパⅡやZEROの人気キャラクターが参戦した。
「素人と玄人の差? その差がわかっているかどうかだ」
英国特殊工作部隊デルタレッドの隊員で、元シャドルーの強化兵士。
動きが素早く、相手を翻弄して強烈な一撃を叩き込むスタイルが得意。
「この程度で満足などできん! 更なる飛躍を目指してこそ漢!」
香港の映画俳優でありながら、熱き心を持つカンフー使い。
近距離戦では無類の強さを誇るインファイターで、攻めの精度が強さに直結する。
「目的があると、修行も楽しいよね! 苦しくても近づいてる気がするから!」
元・女子高生の見習い格闘家。心の師匠であるリュウの技を見よう見真似で使う。
「ZERO」でのセーラー服をいまだに着ているが、卒業して「相手への礼儀」として着ているのか、留年したので普通に着ているのかは設定が定まっていない。
体力が少なく、立ち回りに不安が残るが屈指の火力を持つインファイター。
「この力を呪ったこともあった。でも今は感謝しているわ」
ソウルパワーと言う超能力と、マフラーで戦う占い師。
対空投げや対飛び道具技など変則的な技を持つが、安定感がある守り重視のキャラクター。攻める事は苦手。
「人は皆、朝に生まれ暮れに死す。いずくんぞ死を恐れんや」
喪流と忌流の二つの流派で戦う、病に苦しむ老暗殺者。豪鬼とは「死合い」を求めあっている。
本作では髪型と衣装が『ZERO』時代より一新された。
そもそもの耐久力が低く、二つの流派の使い分けに本作の多数のシステムの活用を求められるが、使いこなせば自由度の高い戦法で相手を翻弄できる。
「見ててくれ親父! オレはサイキョー流で天下を取ってやる!」
サイキョー流師範のオッサン。公式のネタキャラクター。衣装が『ZERO』時代からリニューアルされた。
あらゆる性能が不安な代わりに数々の挑発技を持つ。しかし、バックダッシュや全技でも屈指の性能を持つ断空脚など、彼のみの利点もいくらかはある。
○「スーパーストリートファイターⅣ」から
スパⅡ、ZEROやⅢ、
ファイナルファイトから参戦し、完全新キャラクターなどバラエティ豊か。
「負けても嘆くことはない。大地の神が再び立ち上がらせてくれる」
サンダーフット族の戦士。恋人ジュリアをシャドルーから取り返すために戦う。
投げキャラが故に小回りがきかないが、それにしては珍しく2つの突進技と対空技を持つ。
「Hey! ノッてきたところだぜ! Stand up!」
世界的ミュージシャンでありながらキックボクサー。
守り重視のタメキャラのため火力に難はあるが、攻めに回っても案外イケる要素もある。
「戦うたびに冴え渡る! これが神の力だ!」
サガットの弟子であったが、現在はその師匠を憎むムエタイ使い。自称・通称「神」。
初代では中ボス。ちなみに本作ではサガットや元とは違い、外見が『ZERO』シリーズと変わっていない。
大層な物言いとは裏腹に、ジャガーキックなど変わった突進技で相手を翻弄して主導権を握る立ち回りが得意。
「忍者って今時流行らないよねー。だって地味なんだもん」
忍者の里出身のくノ一。本作では中学生くらいのはずだが、『Ⅲ』より巨乳。若いためか、忍者である事を憂いてもいる。
高い機動力と豊富な技やコンボで攻め倒すスタイルで戦う。覚える要素が多く操作も難しいため、一筋縄ではいかない。
「竜胆館空手は最強じゃ! さあ次かかってこい!」
土佐の名門道場復興のため戦う空手娘。
本作では学生服のアレンジコスチュームが存在するが、年齢は明らかになっていない。
動きや技のクセが非常に強く、ワンチャンスでどこまで持っていけるかに全てを賭けている。
「ボクシングこそ最も洗練された格闘技だ。私はそう確信している」
紳士なヘビー級ボクサー。見た目は濃いが中身は紳士。
立ち回りや崩し方を熟知し、しっかりとしたコマンド入力を求められる近距離ラッシュが得意。
「変わらないものなんてどこにもない。殴り合うときの緊張感以外はな」
メトロシティの英雄だったが、『ZERO3』に引き続き現在も脱獄囚。
凶器攻撃やボタンタメのゾンクナックルなど、駆け引き重視の喧嘩スタイルが持ち味。
「武神の力! その目に焼き付けるがいい!」
メトロシティの英雄であり、武神流忍術を使う派手な忍者。
機動力が高く、スピードとトリッキーを併せ持つ忍者らしい戦いを得意とする。
「せやから油は別にズルやないんやて! なんやったらあんたも使てええんやで!」
新キャラクター。ダルシムやブランカに匹敵する色物だが、ヤール・ギュレシュ(オイルレスリング)選手で世界的食用油メーカーの社長。美人の妻と7人の可愛い娘がいる。
自身にオイルをぶっかける技・オイルシャワーで性能が上昇する、突進技も持つ投げキャラ。
オイルではどうにもならない部分も目立ち、いかに隙を作ってオイルをぶっかけるかが重要。
「フフフ、これを覚えたらかすんじまうよなあ。他の遊びなんてさ」
新キャラクター。S.I.Nの構成員であり、破壊に快感を持つテコンドー使いの女戦士。左眼には「風水エンジン」が埋め込まれている。
ボタン押しっぱなしで出すタイミングを図れる飛び道具・風破刃を駆使し、相手を崩したり固める立ち回りが得意。
それ故に操作難易度も高く、風破刃でボタンを封じていると投げ抜けやセービングなど咄嗟の行動が取れないのも痛い。
○「スーパーストリートファイターⅣ アーケードエディション」から
『Ⅲ』シリーズで人気の高い兄弟に加え、二人の乱入キャラクターも追加参戦。
「俺の強さの秘密? ああそりゃ、あふれでる才能ってヤツ」
香港出身で自信家の天才格闘家。春麗を追ってヤンと戦いに出向く。
体力が低く、自由に立ち回ってワンチャンスで持っていく攻めキャラ。
「少しは頭を使って考えてみたらどうだ? できれば挑んでくる前にさ」
香港出身で冷静沈着な天才格闘家。ユンの双子の弟。
攻撃法に幅がある代わりに体力が少なく、読みやどの技を出すかが重要。
「命を奪い、壊し、滅する…オレの望みはそれだけだ!」
胸元に巨大な傷痕を持った、殺意の波動を操るリュウ。乱入キャラクターかつ追加キャラクター。
じっくりとした立ち回りや技の使い分けで、最高クラスの攻め要素を十分に発揮できる。
「我が力 万物を制す」
新キャラクター。殺意の波動により、鬼と化した豪鬼。こっちも乱入キャラクターかつ追加キャラクター。
単発火力もコンボ火力も非常に高く、空中機動性が高いため相手に威圧感を与えられる。
体力も人並みにあるためか、豪鬼程に相手の攻めへの対応力などが高くない。
○ウルトラストリートファイターⅣから
『ストリートファイター×鉄拳』に客演していたキャラクター4人に、完全新キャラクターも登場。
「オマエくらいの力じゃ、このオレの相手にはならねぇ!」
元マッドギアの構成員で、現在は同僚のポイズンがプロモーターになってプロレスラーに。
『Ⅲ2nd』からは大人の事情でアンドレから改名されて、「スーパー」でロレント用に作られた工事現場ステージでは顔を見せる。
硬い・強い・遅いの三拍子そろった巨漢キャラクター。飛び道具や強い牽制技を持つ相手には苦労するものの、打撃もコマ投げも超破壊力。
「
盛り上がってきたじゃないか! さあもうひと試合行くよ!」
同じく元マッドギア構成員。本シリーズでは性別は明言されていない。
『ファイナルファイト リベンジ』と『ストリートファイター×鉄拳』に続いて3度目のプレイヤー出場となる。
鞭を使ったサディスティックな攻撃や、飛び道具や対空技などで安定した戦いが出来る。
「
貴様は新兵にも劣る!」
元マッドギア幹部で、全国民が軍人と言う理想国家建国を狙っている軍隊くずれの狂人。ロッド、ナイフ、
手榴弾などを駆使して戦う。
機動力やリーチの長い攻撃に、固めや崩しも備えるトリッキーな攻めキャラ。
ちなみに『ZERO』シリーズのレギュラーで彼の同期でもあるソドムは魔奴義亜ステージで背景カメオ登場している。
「終わっちゃったのが残念! もう少し長く楽しみたかったわ」
サバンナに生きる女の子。「死を生み出す者たち」の存在を確かめるべく外の世界に出る。
彼女の本シリーズ参戦で『Ⅲ』の女性プレイアブルキャラクターが勢ぞろいした。
相手を惑わす様に、避けながら戦うカポエイラ使い。全ウルコンでも唯一の回復技が存在する。
「ソウトウ完了」
『ZERO3』から設定はあったが、操作できるのは本作からの新キャラクター。ベガ親衛隊の一員。キャミィを憎んでおり、仮面を着けダガーを装着した少女。
キャミィとは異なりタメキャラで、攻撃のリーチも長い。相手を揺さぶるのも得意で火力も高め。
タメないと守りが厳しく、技の出し方も重要。
◆備考
- 公式サイトやXboxで見れる短編アニメや、初回特典としての長編アニメが公開されていた。基本的にはゲーム版と同じ声優が声を当てている。
- 無印稼働から一年後、格闘ゲーム大会「闘劇」の種目に毎年選ばれている。
- 「スーパー」の出場キャラクターの中で、ダッドリーは海外プレイヤーから猛烈なプッシュを受けていた。
- 一方、T・ホークとディージェイは無印の家庭用に出られなかった理由が「(投票結果に)影も形もなかったから」
- 本作は世に出るまでに、制作不要との声や上層部との問題があり色々モメたとのこと。
- アレックスはまだですか -- 名無しさん (2014-08-27 22:34:01)
- ↑出るとIIIが無かったことにされそうで怖い…が、出なかったら出なかったでやたらと(笑)とネタにされるしなあ -- 名無しさん (2014-08-27 22:40:28)
- アベルとなんか被るし出ないんじゃね。 -- 名無しさん (2014-08-27 23:32:27)
- イングリッドはよ -- 名無しさん (2014-08-27 23:57:11)
- ウメちゃんサイッキョ -- 名無しさん (2014-08-28 01:37:37)
- ベガがやたらラスボスプラグ建ててるけどになりそうでならない。5まで取っておくつもりかな -- 名無しさん (2014-08-28 03:17:50)
- レインボー・ミカと烈は出ません…また出て欲しかったがもう今のカプコンは絶対出さないだろうなぁ。かりん様も -- 名無しさん (2014-08-28 19:54:22)
- いい加減アリカから権利買い取ってEXキャラ出せよ。ダークがロレントに復讐する場面とか、ガイとカイリの武神流対決が見たい。実際、公式ブログのコメントにEXキャラの参戦を希望する声多いし。 -- 名無しさん (2014-09-02 17:45:20)
- もしウルIVのキャラクター追加バージョンが出るなら、マキ(ZERO3域)と激(ストI復活域・スト鉄に彼をモチーフにした隠しコスがある)とFF仕様コーディー(殺意リュウと狂ヲシキ鬼に次ぐエクストラキャラクター)とメガマン(スト鉄の研究所ステージがある&イングリッド域)の4人を出してほしい。 -- 名無しさん (2015-02-28 08:22:17)
- ↑×3 神月かりんとレインボー・ミカは『V』で再登場した。でもユーリがディカープリともどもCPU専用になってしまった。ユーリはイーグルともどもウルIVのキャラクター追加版で再登場してほしい。 -- 名無しさん (2019-03-08 10:24:00)
- グラフィックこそ3Dだけど基本操作は散々やり込んだ昔のままだから、初見でも違和感なくプレイできた。楽しかった。 -- 名無しさん (2019-03-08 12:21:13)
- どっかの動画で降龍化させたスト4を作っていたな・・・リュウが尻から真空波動拳や滅・波動拳をぶっ放していたのを覚えている。 -- 名無しさん (2021-05-18 15:59:54)
- この頃のアニメっぽいキャラデザが一番好きだった -- 名無しさん (2023-11-12 21:17:07)
- 目押しがなければもっと面白い作品だった。ウメハラも言ってたけど、開発の頭が固かったよね。「連打でも出るコンボ」「連打でも大丈夫なキャラ」は居ても良かった。たまたま流行ったけど、格ゲー史全体で見たら普通に完成度高い方でもないよね。 -- 名無しさん (2024-03-22 21:32:42)
- 「今だから言える」みたいな雰囲気で、プロゲーマーからも評判は散々なのよね。無駄に基本コンボから目押しさせまくる必要はやっぱなかったと思うわ -- 名無しさん (2024-09-22 12:13:12)
最終更新:2024年09月22日 13:06