登録日:2020/04/11 (土) 19:10:25
更新日:2023/10/14 Sat 23:43:38
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ゲンムとは、革命時代の英雄たちの記憶と記録から作られたドラゴン・コード。
彼らの正確な姿を映し出すことはできなかったが、その強さだけはしっかりと受け継いでいるのだ!!
概要
DMRP-11「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」から登場。
種族ではあるのだが、登場時点でオレガ・オーラのカードのみがこの種族を所持している。
つまり、種族は種族でも
裁きの紋章などの非クリーチャーカード向けのサブタイプと言えた。
そして、この手のサブタイプの種族としては初めて
ドラゴンの種族カテゴリに分類される。
しかし、後に
王来篇のDMRP-19「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」にて通常クリーチャーとしてドラゴン・コードに所属する《Code:1500》が登場したことにより、非クリーチャー向けサブタイプではなくなった。
現時点ではオレガ・オーラの所属する文明の流れに従い、水文明、闇文明、自然文明に所属している。
詳しい命名ルールは不明だが、《Code:1059》や《Code:1500》以外は名前に「卍」の文字が入っている。
ドラゴンなので種族サポートが豊富に受けられるが、クリーチャーに向けた種族ではないのでサポートの範囲が狭まる。
例えば《
紅神龍バルガゲイザー》のアタックトリガーはテキストに「ドラゴンとあるクリーチャー~」とか「ドラゴンを1『体』」という記述がないのでサポートを受けられる。
しかし、《超竜ヴァルキリアス》のcipによる踏み倒しはテキストに「進化ではないドラゴンを1『体』~」と、クリーチャーが対象であることを示唆するテキストなのでNG。
ドラゴンのサポートと組み合わせることを考える場合、事前にテキストをしっかりと確認しておこう。
ちなみに、《Code:1059》がDM史上初のクリーチャーではないドラゴンだったため、裁定がどうなるのか当時は注目されていた。
背景ストーリーでは、ドラゴンのデータを取り込んだ電脳生命体か、或いはデータで疑似的に再現されたドラゴンという設定。
さらに
革命ファイナルの時代に活躍したドラゴンを、記録と記憶からデータで疑似的に再現している。
革命時代の英雄の再現は正確な姿を映し出すことはできなかったが、その強さだけはしっかりと受け継いでいる…らしいが、少なくともカードの能力は結構別物。
《
大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》は、龍頭星雲の影響を受けて《零龍》傘下のドラゴン・コードに生まれ変わっている。
主なカード
…とはいっても、オレガ・オーラをプッシュした超天篇でも後半に登場したのが殆どな上、現在はGR召喚自体のプッシュが止まっている都合オーラのドラゴン・コードは下記の5種類しか存在しないんだけどね。
Code:1059 MAS 水文明 (5) |
オレガ・オーラ:ドラゴン・コード/トリックス/デリートロン +4000 |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする) |
DL-Sys:これを付けたクリーチャーの攻撃の終わりに、相手の墓地にある呪文を1枚コストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、その呪文を相手の山札の一番下に置く。その後、このオーラを自分の他のGRクリーチャー1体に付けてもよい。 |
自分のターンの終わりに、GR召喚する。 |
オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。 |
付けたクリーチャーにパワード・ブレイカーとパンプアップでパワー+4000の強化を行う。
専用能力としてDL-Sysを所持しており、アタックトリガーによる相手の墓地からの呪文を横取りしての踏み倒しと、踏み倒し後に別のGRクリーチャーへの付け替えを行える。
ターンの終わりにGR召喚が可能となっており、DL-Sysの移動先には困らない仕様となっている。
相手の墓地にある呪文を利用する系統のカードなので、ハンデスを使うコントロール系デッキと相性が良い。
呪文利用を抜きにしてもターン終了時に無条件でGRを展開できる点が恐ろしく、場に持ちさえすればあっという間に大量展開ができる。
欠点としては、仕方がない面もあるが呪文の採用率が低いデッキに対しては効果が弱い点、DL-Sysの発動には攻撃終了時まで除去されない必要性がある点などが挙げられる。
卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍 SR 闇文明 (7) |
オレガ・オーラ:ドラゴン・コード/ドルスザク/マフィ・ギャング/デリートロン +4000 |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする) |
罪・無月の∞罪:自分のターンのはじめに、これが自分の墓地にあれば、自分のクリーチャーを2体破壊してもよい。そうしたら、このオーラをバトルゾーンに出す。 |
これをクリーチャーに付けた時、コスト7以下のオーラを1枚、自分の墓地から選び、そのクリーチャーに付ける。 |
オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。 |
ドラゴン・コードへと進出した
ドルスザク。
専用能力によって、自軍のクリーチャー2体の犠牲との引き換えによる墓地からの踏み倒せる。
さらにクリーチャーにこのオーラを付けた時、墓地からオーラを呼び寄せて追加で付けさせるという連鎖的なリアニメイトが可能。
墓地にある限り踏み倒しが可能なので、除去に対する耐久性はかなり高い。
踏み倒しのデメリットとして用意された自軍のクリーチャーの破壊も、闇特有のpig持ちを利用する戦法と組み合わせればむしろメリット。
百卍龍 プチョゲンム SR 自然文明 (7) |
オレガ・オーラ:ドラゴン・コード/グランセクト/デリートロン +4000 |
オーラが2枚以上付いた自分のGRクリーチャーが攻撃する時、これを自分の手札からそのクリーチャーに付けてもよい。 |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする) |
これをクリーチャーに付けた時、相手のパワー2000以下のクリーチャーをすべて、持ち主のマナゾーンに置く。 |
オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。 |
ドラゴン・コード版《百族の長 プチョヘンザ》。
革命チェンジは再現されていないが、2枚以上のオーラ装着クリーチャーの攻撃時に踏み倒しで出せる。
プチョヘンザのファイナル革命によるマナ送り除去は、こちらは付けた時にパワー2000以下の相手のクリーチャーを全体マナ送りという形で再現している。
コスト設定に対してマナ送りの除去が可能な範囲が狭く、普通に出すと
ゲームは終盤であまり強烈な効果とはなりにくい事が多い。
ただし、序盤に踏み倒しで出すことが可能ならば強力な効果となりうる。と言うか、踏み倒しで発動すること前提で設計された可能性が高い。
時卍龍 ミラダゲンム SR 水文明 (6) |
オレガ・オーラ:ドラゴン・コード/トリックス/デリートロン +4000 |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする) |
これを付けたクリーチャーはブロックされない。 |
自分の他のオーラをクリーチャーに付けた時、このオーラを、これが付いているクリーチャーからそのクリーチャーに付けてもよい。 |
これを付けたクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、このオーラを自分の他のGRクリーチャーに付けてもよい。 |
オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。 |
疑似
ステルスとパワードブレイカーを付与するが、真価は他のオーラがGRクリーチャーに付いた時そいつと一緒に重ねられるという点。
1059とは最高の相性を誇る。
蒼卍龍 ドギラゲンム SR 闇文明 (7) |
オレガ・オーラ:ドラゴン・コード/マフィ・ギャング/デリートロン +6000 |
これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする) |
これをクリーチャーに付けた時、相手のクリーチャーを1体破壊する。 |
クリーチャーが破壊された時、カードを1枚引いてもよい。 |
オレガ・オーラ:これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これも同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。 |
一言で表すならオーラ版《永遠の悪魔龍 デッド・リュウセイ》。
効果自体は全く
団長の面影はないものの、細かくリソースを稼いでいける。
インフレの進んだ当時の平均カードパワーではやや器用貧乏といった点や、《卍魔刃 キ・ルジャック》といった強力な
ライバルが存在するのが気がかりだが、構築済みデッキの切り札にこれらの言葉を言い出すのは野暮だろう。
アニヲタWiki(仮)とは、アニヲタの集い時代のWiki篭りたちの記憶と記録から作られたWikiサイト。
アニヲタの集いの正確な姿を映し出すことはできなかったが、その追記・修正の精神だけはしっかりと受け継いでいるのだ!!
- 編集途中ですか? -- 名無しさん (2020-04-11 19:17:23)
- 数が少ないからドギラゲンムとミラダゲンムも載せてほしい感 -- 名無しさん (2020-04-11 19:37:36)
最終更新:2023年10月14日 23:43