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吸血鬼三兄弟(吸血鬼すぐ死ぬ)

登録日:2022/05/18(日) 12:50:43
更新日:2023/11/10 Fri 23:13:48
所要時間:約 3 分で読めます





吸血鬼三兄弟とは、漫画・アニメ吸血鬼すぐ死ぬの登場人物の三人である。


目次

概要

読んで字のごとく吸血鬼の三兄弟。三人とも催眠術かそれに近い能力を持っており、初登場時は三人ともそれを用いて悪事を働いていた*1
能力的にかなりふざけているが吸血鬼としての力はある。そしてアカジャなどで断片的に語られているが、ドシリアスなところがある。

長男・野球拳大好き


私は野球拳を若き世代へと受け継ぐ担い手である!!

プロフィール(長男)

本名:ケン
身長:180cm(下駄無し)
誕生日:8月12日
特技:マッサージ
備考:なぜかモテる。頭は剃ったりハゲたり。
CV:千葉繁

概要(長男)

バンダナと覆面で素顔を隠し、ジャンケン柄の法被を着用した男性。
一人称は「俺」だが、初登場時のみ「私」だった。
素顔はコユキとの野球拳勝負で負けた際にさらしたことがある。スキンヘッドでどことなくナメック星人に似ている顔であった。

後述する能力で野球拳を仕掛け、全裸にした相手に野球拳Tシャツを着せていくという、辻斬りならぬ「辻野球拳」の常習犯。
特に女性を脱がせるのが大好きな為、シンヨコの吸血鬼退治人(バンパイアハンター)(特に男性陣)には満場一致でゲス扱いされている。
元々野球拳に脱衣要素は無く、作中でもホームランバッターが言及しているが、本人もその位は知っており「うっせ~~バ~~カ!」と煽り散らしていた。
Y談光線を受けても普段と喋ってることが何も変わらないように聞こえる筋金入りの野球拳助平。
あんまりにも堂々としていて面白みがないしもう彼のY談は聞き飽きたと、ある意味であのY談おじさんの対象から外れているのだから始末に負えない。

一方で「野球拳は守るべきこの星の文化財産」という真摯な考えを持っており、野球拳を強要こそすれども「ジャンケンに負けたら一枚ずつ脱ぐ」「どの服から脱ぐかは負けた方が決める」といったルールは遵守している。*2
靴下コレクションことタビコとの野球拳で靴下を強引に脱がされた際には「許されざる文化破壊」と珍しく本気で怒っていた。

ちなみにTシャツ製作自体は業者に頼んでるらしく、野球拳大好きの名義で発行してもらった領収書もある。

ハンター相手にはそこそこ多くの吸血鬼と同じくからかいの対象であり、出会えば小馬鹿にし隙あらば野球拳を仕掛けようとする。
敵愾心を隠そうともしないかたわらそこまで敵視しているわけでもなく、状況次第ではわりとすんなり協力する協調性も持ち合わせている。
ハンターでない相手には特にそれが顕著で、しょっちゅう収監され馴染みのメンツ化しているとはいえ、
横暴がすぎるVRC所長ヨモツザカの物言いに「もうちょっとコミュ力つけようぜ」と呆れつつも助言し、普段のおふざけはどこへやら茶化すつもりゼロで助力したことも。
またハンター及び人間への行動もせいぜいが嫌がらせ留まりであり、長弟とは違い本気で人類をどうこうしようとは思っていない。

これで面倒見がよく、弟のビキニについて呆れながら「あれで繊細なんだぞ!」と守ろうとしたりなにかとフォローし、
トオルに対しては「さすが賢弟」とよく褒めている。「お前らがバカなんだよ」


初登場時はハンターズギルドの前に堂々と現れ、その場にいたハンター達に野球拳勝負を仕掛けた。男性陣を次々と野球拳Tシャツを着せていき、いよいよ女性であるマリアと一騎打ち*3になったが、「内部の人間がボコボコにすれば良いのでは」と一同に気づかれ(アニメではドラルクが提案して)ジャンケンと関係なくタコ殴りにされてしまい退治された。


能力(長男)


アウト!セーフ!よよいのよい!

結界術で対象と自身を閉じ込め、閉じ込めた相手に催眠術で野球拳を強要する能力の使い手。因みにどの手を出すか、どの服から脱ぐかは一応任意で決められる。
結界の強度は非常に高く、今のところ他人に破壊された描写は一切無い。*4
いわく「結界はそう簡単なもんじゃない」らしく、要約すると「野郎相手じゃモチベ出ないから萎えて結界出せない」とのこと。
とはいえ本人の気の持ちようである程度はどうにかなるらしく、女性がいない&えっちなこと考えてる場合じゃない危機的状況でもそれなりに長時間結界を維持していたと思しき場面も見受けられる。

動物が相手なら毛を刈る、ゼンラニウムに対しては逆に着せる、相手がぐちょぱなどのズルをしたら即全裸にする、同行者と野球拳を行って結界に立て籠もる、敢えて野球拳に負ける事で拘束具を外すなど、ギャグ方面は勿論シリアス方面においても応用が効く。
結界内であれば概念的な強制力めいたものも行使できると思われ、上述の「雷のような現象を起こして強制全裸」、
「自力ではほどけない拘束を“脱衣”として解除する」等が該当する。
野球拳関係なくぶちのめすと決めた相手には、「ヨヨイ!」の短縮詠唱(?)でモーションをキャンセルさせ攻撃を妨害したり、
「邪拳」と称しながら脱衣中の相手を殴る戦術的応用を見せている。……出る漫画間違えてるようで……間違えてないような……

フィジカルもぼちぼち“ある”ほうで、大の男をぶん殴って飛ばすぐらいには強い。
ただし(シンヨコ基準の)ハンターには及ばないため、能力が割れた後は正面から対峙しても「能力を使う前にボコる」であっさり対処されている。「ヨヨイ!」の一言より速い人間とは

カラオケボックスが崩壊した際、サンズとゆっくり野球拳を行うことで結界を張り、ロナルド達を瓦礫から守ったことがあった。(カラオケボックスはフクマさんたちのオータム流建築術で直ったが野球拳大好きはずっとフクマさんに見つめられていた)

高度な催眠術の使い手なだけあって催眠術全般の知識も豊富で、ノウハウを披露することもある他、
無駄に強力無比なY談光線を自力で解除したり、柏手で他者の催眠を解いたりもしている確かな実力者。ますますなんで野球拳してるの
結界術も応用が効くようで、Y談おじさんと手を組んだ際には「街全体を覆う概念結界」とかいう内容は極めてふざけているが本気で害意があったらたまったものではない離れ業をやってのけたことも。

因みにドラルクによると、催眠術と結界術の併用は極めて高度な技術であるという。
また彼らの血族は催眠術に特化しているらしいが、彼は催眠術に加え結界術の能力が発現したイレギュラーらしい。

次男・マイクロビキニ


愚かなハンター共よ… 貴様らも新世界の一員となるがいい

プロフィール(次男)

本名:ミカエラ
身長:178cm
誕生日:7月5日
備考:寝るときは寝巻用マイクロビキニを着用
CV:安元洋貴

概要(次男)

帽子とアイマスクで素顔を隠し、手袋とソックスガーターを着用した男性。そして場所や季節を問わず年中身に着けている黒いマイクロビキニが最大の特徴。

一人称は「私」
享楽的な兄や社交的な弟と異なり、後述する能力を用いて世界征服を目論む危険人物。マイクロビキニは「支配者の礼装であり征服の戦闘服」と思っており、変態呼ばわりされると怒る。
彼にとってビキニは力の源でもあるらしく、ビキニを失うと戦意も失ってしまうが、タビコにソックスガーターを盗られた際には「ビキニある限り私は不滅だッ!!」とのたまいながら持ちこたえた。*5
高慢な性格だが繊細な一面も持っており、兄弟の中で似ていない顔にコンプレックスを感じる、兄弟以外の前ではカラオケができないといった場面も。
尊大な態度の割に打たれ弱いし、弱気になるとわりと素直にハンターの言うことも聞いてしまう。

兄が何度収監されようと気にせず辻野球拳をしまくることには頭を痛めており、「愚兄」と卑下しながら身内の恥だと糾弾している。
……自分は本気で人類を支配しようとしているからこそ兄弟に呆れられているのだが。
弟のトオルのことは不器用ながら大切にし世話を焼きたがっているが、前提がアレなので塩対応されがち。そして泣く

普段否定され罵倒されてばかりなためか(あらゆる意味で当たり前である)、
ひとたびビキニを肯定したり自ら着用するような相手に対しては極端にチョロくなり、たとえハンター相手でも180度態度を変え敬意さえ払い友好的になる。
(あくまでビキニ催眠対策としてだが)シンヨコ行きの電車からビキニを着ていたミカヅキにはボコられて痛い目に会わされてもなお友好的に思っている節があり、兄が心配するのは当然と言える。


初登場時はとあるビーチの客人達をビキニ姿にして洗脳。そこへやって来たロナルド、サテツ、ショット、マリア(そしてドラルクとジョン)と戦闘になるが本人は直接戦わず、配下達に一同を襲わせサテツとショットを配下にする事に成功。それでもロナルドとマリアが怯まずやってくるも、配下にしたばかりのサテツとショットをけしかける。
しかしマリアにビキニを剥がせば正気に戻る事を知られ二人が(服以外)復活してしまい、今度はマリアを文字通り毒牙にかけるも、何ビキニを吹き飛ばされてしまった。
最後はロナルドとの一騎打ちになるが、ビキニが波に流されてしまい戦意喪失。そのままゲンコツで成敗された。


能力(次男)


見ての通りマイクロビキニは感染する… 我がマイクロ波は直にこの世界を覆いつくすだろう!

嚙みついた相手をマイクロビキニ姿にして操る能力の使い手。ビキニ姿になった人間に噛まれてもビキニ姿になってしまうため、内容としては(絵面を除けば)ある種のゾンビパニックに等しい。
一応ビキニを脱がせば正気に戻るが、元々着ていた服がなくなるため被害者は「ビキニ姿で操られるかマッパか」という究極の二択を強いられる。
因みにビキニの要素を除けば、三兄弟の仲で最も血統に則した能力らしい。

ふざけすぎている能力に見えるがこれを解除できるのは御神祖様ぐらいである。*6
一応ビキニ姿になってから洗脳されるまで一瞬の間があるので、その隙にビキニを脱ぐというやり方で対処できる。裸にはなるが。

三男・下半身透明


貴様ら全員この下半身透明様が吸い尽くしてやるぞ!!

プロフィール(三男)

本名:トオル
身長:169cm
誕生日:7月26日
備考:吸対の半田と仲良し
CV:島﨑信長

概要(三男)

幽霊を思わせる覆面と白装束を着た男性。

一人称は「俺」
三兄弟の中では割とマトモな性格。
兄二人と異なり進んで悪事を働くことはないが、殴られない範囲でハンターをからかう気は満々で、
事件の原因に気づいていても黙っていたり、ミカヅキが兄達によってマイクロビキニ姿にされた際にはその痴態をSNSに拡散しようとしていた。
自身に戦闘に使えるような能力がないことも関係しているだろうが、総じて「痛い目を見ない程度の立ち回り」が多い。
兄二人が性懲りもなくハンターに戦いを挑んでいる場面でもよく見ると一人だけ参加しておらず、結果殴られずに済んでいた。

素の性格はお調子者気味で、特に身内の兄二人に対しては口が悪い。
が、言われるだけはある野球拳バカとアホビキニなので当然の態度でもあるのが難しい。
発展途上とはいえ下半身だけ透明になってもどうするの……な能力しかない自分に対し、
天才レベルの才能と常識を持つのにあえてふざけまくって恥を振りまく長男、人類を支配しようとかマジで思っている次男を持てばむべなるかな。
機転が利くうえ要領がいいため、兄弟内では自他ともに認める賢弟である。
仕事をロナルド達に手伝ってもらう際にも敵意を引っ込め、(若干口は悪いが)終始お願いしてる立場として普通にやり取りするあたりやはり社会性は随一。

初登場時は廃病院で悪さをしており、ロナルド達が来た際に驚かそうとしたが失敗。
終盤『あっちゃん』(CV:倉持若菜)という子供の魂が集合したガチのお化けが出てきてみんな驚いてしまった。
事件後は廃病院をきちんと改装しお化け屋敷「新横浜ホラー・ホスピタル」として生計を立てており、同じく改装した当直室で生活している。
あっちゃんの関係も良好で妹同然に可愛がっており、兄二人もよく部屋にやってくる。
ファンブックによると上二人とは歳が離れており、特に長男とは人間の感覚で言うと親子ほどの年齢差があるらしい。

能力(三男)

催眠術に近い能力で肉体を透明に見せる能力の使い手。ただし未熟な為下半身しか透明にできない。幽霊のような服装はこの能力を生かすためのもの。
因みにオンオフができるほか、あくまで認識阻害の術なので催眠使いなら能力の調整次第で彼の下半身を見ることができる。
また催眠耐性が高く、兄二人の能力も彼には効かない。


対人関係

兄弟間


時折喧嘩することもあるが、いざという時は助け合う、3人で仲良く食事をするなど兄弟仲は良好。

他の吸血鬼

Y談おじさんとケンが割とウマが合い、VRCの常連に名を連ねているほか、二人の能力を合わせた「Y談結界」を作り出したこともある。

ハンター・吸対

上二人はトオルと異なり性懲りもなく悪事を働いているため、登場するたびに退治されている。



追記修正は催眠術を極めてからお願いします。

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最終更新:2023年11月10日 23:13

*1 長男と次男はそれ以降も

*2 優位に立つために厚着することもあるが

*3 ター・チャンは挑まれる前に帰った

*4 閉じ込めた相手にボコされる、本人がやる気を失うといった理由で結界を解いた事はある

*5 その後普通に退治されたが

*6 その時はドラルクに化けていた。変身能力の応用で催眠を解くと同時に服も元に戻した