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鞍馬祢音/仮面ライダーナーゴ

登録日:2022/12/12 Mon 10:18:10
更新日:2024/12/12 Thu 11:12:40
所要時間:約 18 分で読めます





鞍馬祢音です、ピカリ!


鞍馬(くらま)祢音(ねおん)とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーギーツ』の登場人物。
本項目では彼女が変身する仮面ライダーナーゴについても記載する。

演:星乃夢奈
キャラクターソング:「Beat of My Life」


【概要】

本作のヒロインの1人で、仮面ライダーナーゴに変身する女性。
1話で桜井景和とともに「デザイアグランプリ」に巻き込まれ、浮世英寿/仮面ライダーギーツに助けられた。
その後、英寿がデザ神になった世界で仮面ライダーに選ばれ、2話からデザイアグランプリに参加することとなる。


【人物像】

厳格なセレブ一家「鞍馬財閥」のひとり娘として生まれ育った。
明朗で気さくな人当たりのいい性格だが幼少期に誘拐されたことがきっかけで母親から激しい束縛に遭っており、家庭では一切の自由が無い。ファンである桜井沙羅曰く、小さい時から友人との交際等も厳しく制限されてきたらしい(いわゆる過干渉。明確に虐待の一種とされている行為である)。
それ故、何もかもを強制されてばかりの生活に嫌気が差しており、持ち前の財力も美貌も全て捨て去りたいという奇妙な夢を持つ。

それを実現するため日常的に家出をしているが、インフルエンサーとしての性なのかその様子を生配信し、SPに捕まるまでがテンプレと化している。そりゃそうだ。
動画配信を始めた理由は「運命の王子様に私を知ってほしいから」だそうで、チャンネル登録者数は1000万人前作パパさんボロ負けである。*1
世間では相当な有名人である。ちなみに配信ではダンスも披露している。

一見すると夢見がちなお子様のようだが、前述の境遇からか根は現実主義で、勝利への執着は人並みにある。世間知らずでも現実はしっかりと見えている、とでもいうべきか。
とはいえ勝つために卑怯な手段を使うことは(不可避の必要に駆られたデザスター編までは)なく、デザスター編ですら巻き込まれた一般人に危害が及ぶ行為は避けている。


【動向】

黎明編

家出中にデザイアグランプリに巻き込まれ、景和と遭遇。共に逃げたが窮地に陥っていたところを仮面ライダーシロー仮面ライダーバッファに救われる。
ライダーと共に安全な場所へ向かったものの、スラグフォートレスジャマトが出現し、シローが消滅。さらに逃げ込んだビルが破壊され、屋上から落下してしまう。

一巻の終わりと思われたが、ブーストライカーに乗って表れたギーツが救出。そのままジャマトを撃破していった。
その後は記憶を失い、元の生活へと戻された。

邂逅編

猫カフェで出会ったツムリからデザイアグランプリへの招待を受け、景和などと共にエントリー。表向きは「運命の相手と出会える世界」が願いだと語っていたが、真の願いは「本当の愛が欲しい」というもの。

周囲と協力して戦いつつも願いを叶える意志は強く、なぜ命懸けでグランプリに参加しているのかと疑問を投げかけた景和に対しては厳しい言葉をぶつけ、プレイヤー間での交渉でも自分たちが有利になるよう強かに動いていた。
ただし森魚の卑怯な行動を非難するなど、グランプリにはあくまでも正々堂々と挑んでいる。

最終的に自身は生き残ったもののギーツに敗北。元の生活に戻されることとなった。

謀略編

元の生活には戻ったものの、再構築後の世界では「敗者はデザイアカードに書いた理想を願う気持ちを失う」ルールによって願いの原動力であった母への反抗心を失った。
そのため家出をすることがなくなりショッピングに興じるなど、知る者からすれば明らかに違和感のある変化が生じていた。

しかし、父親である鞍馬光聖「本当に望むものは他にあるんじゃないのかい?」と問いかけ、ツムリと邂逅させる。
ツムリが持ち込んだIDコアに触れたことで記憶が蘇り、再びエントリーすることを決意。
窮地に瀕していたバッファの元に駆け付け、新たなバックルでビートフォームに変身。サポートを行いながら海賊ジャマトを殲滅した。

一方、前述の経緯から鞍馬家とデザイアグランプリとの関係を訝しく思い、光聖との会話で探ろうとしたり、SPに彼の自室を調べさせたりと徐々に秘密へ近づいていく。そうして判明したのは、鞍馬財閥がデザイアグランプリのスポンサーだという事実だった。

やがて景和とともに大会そのものに不信感を抱いていき、ギロリ晴家ウィン/仮面ライダーパンクジャックを洗脳・自爆させて英寿の退場を謀ると痺れを切らし、光聖を介してギロリの不正をニラムに告発。
景和と手を組んでギロリを表に引きずり出し、悪あがきする彼をギーツ、タイクーンと共に打倒した。なお、この前に英寿の真の目的を景和に告げ口していたりする。

大会は勝者無しで終了したものの、代わりに次大会への優先参加権を獲得。そして、ツムリからデザイアグランプリの真実を知ることとなった。

乖離編

他の参加者と共闘しながら順調にミッションをクリアするが、妙に影が薄く目立った活躍をしていない。

慟哭編

ジャマトグランプリの敵キャラに認定されながらも、英寿や景和と協力して何度もジャマト達を撃退する。
しかし、あまりにも受け入れがたい真実を、よりにもよって誕生日に知ってしまう
心のどこかでは噓であることを願っていたが、IDコアに触れて記憶を取り戻した母の反応で全て事実だと分かり、事実上の絶縁を告げると泣きながら家を出て行った。

その後、古代魚ジャマトに拉致され「公開処刑」という名目で身も心もフルボッコにされてしまうが、キューンの𠮟咤激励もあって何とか勝利*2
だが、この一件で心を病んでしまい、次戦の「天国と地獄ゲーム」には参加せずキューンと共に英寿達の前から姿を消した。

慕情編

再度デザイアグランプリの記憶を失い、悲劇を忘れて平穏な日々を送っていたが、ベロバに無理矢理IDコアを触れさせられ、仮面ライダーの記憶を取り戻してしまう。
以前ほど動揺はしていないものの、自身の出生について悩んだ末、出した結論は「世界中が鞍馬祢音を忘れた世界」をデザイアグランプリで叶えること。
『祢音TV』の配信者に配慮した上の願いである。

デザイアロワイヤルでは、仮面ライダーハクビとして参加させられた沙羅と行動を共にし、戦闘経験が皆無の彼女を常に庇っていたが、37話でバッファに敗北しIDコアを粉砕され脱落。
メインキャラクターでは真っ先に変身不能になってしまった。

創世編

運営も撤退しIDコアの修復方法もないため、ナーゴには変身出来なくなったが、英寿の計らいで記憶は維持している。
自身に縋ろうとした独りよがりの両親を再度拒絶し、沙羅の支援の下で本格的な自立を考えていた。
しかし、大智による「パラサイトゲーム」では何も出来ない自分に無力を感じるどころか、ステージ2に移行した沙羅が犠牲になってしまう……。

その後、世界改変によって蘇った誘拐犯・沼袋一男に拉致されるが、そこに光聖が助けに現れると仮面ライダーギャーゴに変身。
己の身を顧みず、ただがむしゃらに娘を助け出そうとする光聖の姿は、まさしく自身が長年求めていた「本当の愛」そのもの。
出生を知ってからは他人行儀に接していたものの、この件をきっかけに再び彼を「お父様」と呼ぶようになった。

光聖の手で救出された後は、彼の搬送先の病院で両親と和解。
束の間の平和な時間を過ごしていたが、光聖を亡き者にしようとするプレミアムベロバが病院を襲撃し始め、2人を守るために光聖から託されたドライバーとIDコアを手に戦場に赴く。


私は鞍馬祢音……。仮面ライダーナーゴよ!


ギーツⅨの創世の力と祢音の願いが通じ、ギャーゴのIDコアがナーゴのIDコアに変化。
久方ぶりに仮面ライダーナーゴの変身能力を獲得すると、ファンタジーフォームに変身しプレミアムベロバを撤退に追い込む。

その後は再び英寿の仲間として世界を守るための戦いに身を投じる。
ケケラの「仮面ライダーゲーム」では招き猫にされてしまい出番がなかったが、終幕のデザイアグランプリでは光聖と共にオーディエンスの交渉に赴き、スエルを弱体化させた。

全ての戦いが終わった後は、キューンをアシスタントに加えて再び動画配信を始める。
本当の愛を手に入れた彼女が次に願ったのは、かつて表向きの願いとして語っていた「白馬の王子様をつかまえる」
創世の女神に創られた存在だったが、彼女なりのアイデンティティーを確立したのだった。


【人間関係】

デザイアグランプリの参加者
袮音は彼を先輩として信頼しており、何かと共闘することが多い。攻撃の巻き添えを食らったこともあるが。
かたや母との再会を願い、かたや母からの解放を願う2人だが、お互い親近感があるのか仲は良い。
劇中で英寿が自分の本当の目的を語ったのも彼女が最初である。

邂逅編以後のデザイアグランプリ参加者。
袮音同様、1話でジャマトの襲撃に遭い、続く2話でデザグラに参加する。
大会のライバル同士だが、同時期に同じ経緯でライダーになり、加えて年も近いためかよく打ち解けている。
6話のデュオ戦で袮音・英寿ペアにバックル交換を提案した際は難色を示されたこともあったが*3、ゲーム攻略では互いにサポートすることも多く、仲は良好である。
12話で景和が戦線復帰した際にも嬉しそうな顔を見せている。



祢音の家族についてはこちらを参照。


【仮面ライダーナーゴ】


私は諦めない!

最後の最後まで戦う……私らしく生きるために!


スーツアクター:宮澤雪、酒井菜々子(令和のゴージャス運動会)


祢音が変身する仮面ライダーで、英語表記は「NA-GO」
黒猫をモチーフとした金基調のマスクが特徴。両手首に打撃力を上昇させる腕輪型のパーソナルアクセサリー「ナーゴバングル」が備わっている。
変身の際は両手で猫の前脚のようなポーズをとりつつ、「へ~んしん!」と伸ばすのが特徴。
また、戦闘中に「ニャー!」といった声を上げるなど、歴代の女性ライダーと比べて勇ましさより可愛らしさを感じさせる所作が特徴的。

終盤の覚醒後は父親とキューンの両方を意識した、爪を構えるような勇ましく野性的なポーズに変化し、掛け声も「変身!」と伸ばさなくなっている。


エントリーフォーム



ENTRY


デザイアドライバーに仮面ライダーナーゴコアIDのみを装填して変身した姿。
固有パーツの「ナーゴイヤー」は認識可能周波数を拡張し、高周波の聞き分けを得意とする。


レイズバックル単体使用形態

アームドハンマー(上半身)



SET

へーん、しん!


ARMED HAMMER

READY FIGHT

デザイアドライバーにハンマーレイズバックルを装填して変身した姿。
ハンマー型の拡張武装「レイズハンマー」が追加されている。
初変身は2話。当初は戦闘に不慣れなためかゾンビジャマトに押されていたが、最後まで戦う決意を決めた4話では大量の敵を撃破した。

  • ハンマーストライク

HAMMER STRIKE

ハンマーバックルの上面を押し込んで発動。
劇中未使用。

アームドクロー(上半身)



SET

へーん、しん!


ARMED CLAW

READY FIGHT

クローバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した形態。
鉤爪型超硬ブレードの拡張武装「レイズクロー」を両腕に装備する。
5話から登場。色合いが近いのに加え、元々接近戦に向いているナーゴと相性が良いのか、邂逅編後半はハンマーよりもこちらをメインに使用していた。


◇必殺技
  • クローストライク

CLAW STRIKE

クローバックルの爪をスライドして発動。
エネルギーを纏ったレイズクローで敵を斬りつける。5話と6話ではギーツと連携しながらトランプジャマトを撃破した。


アームドプロペラ(上半身)



SET


ARMED PROPELLER

READY FIGHT

プロペラバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した形態。
高速回転による飛行や突風攻撃が可能な拡張武装「レイズプロペラ」を装備する。
第9話にて、緊急ミッションで支給された卵から得たプロペラバックルで変身。ポーンジャマトの群れを振り払い、空からサボテンナイトジャマトへの接近を試みた。

◇必殺技
  • プロペラストライク

PROPELLER STRIKE

プロペラバックルのレリーフを回転させて発動。
レイズプロペラで飛行しながら突撃する。9話でサボテンナイトジャマトの弱点目掛けて使ったものの、あっさり落とされてしまった。


ビートフォーム(上半身)



SET


BEAT

READY FIGHT

ビートバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した形態。謀略編以降は事実上の基本フォームとして扱われている。

胸部拡張装備「ファンダチェスター」によってスピーカーから増幅した音を放つことができ、肩部拡張装備「アクティブビートA」によるノイズキャンセル機能も搭載。
さらに腕部拡張装備「スペクトルエフェクター」は、音に対象への鼓舞や鎮静化といった様々な特殊効果を加えることが可能。
その効果は、炎・電気・氷の3つの属性を操るギター型拡張武装「ビートアックス」とのアンサンブルで最大化する。
攻撃のみならず周囲のサポートも行える、さながらRPGの吟遊詩人を彷彿とさせるフォーム。

劇中では10話で初登場。仮面ライダーケイロウを音楽で鼓舞しながら、自身も多数の海賊ジャマトを撃破した。

◇必殺技
  • ビートストライク

BEAT STRIKE

ビートバックルの鍵盤を叩き、ディスクをスクラッチして発動。
音符のエフェクトを纏った両脚でキックを放つ。14話でジャマトライダーを撃破した。

  • タクティカルファイア

ROCK FIRE

TACTICAL FIRE

ビートアックスのロックファイア選択時にトリガーを押して発動。
炎を纏ったビートアックスを振りかざす。10話にて、タクティカルブリザードで凍らせた海賊ジャマト達に使用。

  • タクティカルサンダー

METAL THUNDER

TACTICAL THUNDER

ビートアックスのメタルサンダー選択時にトリガーを押して発動。
4人のエースと黒狐にてポーンジャマトの群れに使用した。

  • タクティカルブリザード

FUNK BLIZZARD

TACTICAL BLIZZARD

ビートアックスのファンクブリザード選択時にトリガーを押して発動。
冷気を纏ったビートアックスで攻撃した相手を凍らせる。10話で海賊ジャマトの群れに使用。

ビートフォーム(下半身)


ビートバックルをデザイアドライバーの左側に装填して変身した形態。
上半身の各種装甲が下半身に移動している。
12話にて、フィーバースロットバックルを右側に装填してレバーを倒すまでの間に登場した。
その後、最終話における仮面ライダーリガドΩとの決戦でも変身し、タイクーン・バッファと同時に必殺技を叩き込んだ。

◇必殺技
  • ビートストライク

BEAT STRIKE

ビートバックルの鍵盤を叩き、ディスクをスクラッチして発動。
音のエフェクトを纏った左足で踵落としのようなキックを放つ。


ブーストフォーム(上半身)



SET

FEVER

GOLDEN FEVER


JACK POT HIT GOLDEN FEVER

フィーバースロットバックルをデザイアドライバーの右側に装填し、「???」の絵柄を出して変身した形態。
胸部装甲「レッドゾーンチェスター」の機能により、上半身の各機能を数倍まで高める「ブーストタイム」を発動できる。
その他詳細な機能は仮面ライダーギーツの項目を参照。

初変身は28話で、ビショップジャマトと交戦した。
なお、何故か28話の放送後もテレビ朝日公式サイトにスペックが掲載されていない。

◇必殺技
  • ゴールデンフィーバービクトリー

GOLDEN FEVER VICTORY

フィーバースロットバックルのゴールデンレバーを引いて発動。
28話で使用。加速の乗った両腕でパンチのラッシュを叩き込み、ビショップジャマトを退けた。


ファンタジーフォーム(上半身)


SET

変身!

FANTASY

READY FIGHT


ファンタジーバックルをデザイアドライバーの右側に装填して変身した最強形態。
上半身だけだがこれまでナーゴが変身してきた全フォームをぶっちぎる高い基礎スペックが特徴。
腕部拡張装備「マニフェスリーブ」から生成する幻想を具現化した幻影「ファンタジーエフェクト」を自在に操れる機能を持ち、
  • 任意の位置に展開したサークルフィールドにより対象にさまざまな効果を発生させ、ファンタジーエフェクトの遠隔操作も可能な肩部拡張装備「ローブコンダクター」
  • 幻想を増幅して具現化する機能に加え、プレイヤーの願いに応じて各種アビリティを変化させる特殊効果を発揮する胸部拡張装備「マジカルチェスター」
といった拡張装備を持つ。
更に「祢音は本当はいなかった存在だから」というブラックな理由で霞の様に消えたり物質や攻撃をすり抜ける能力も獲得している。
とにかく幻影を自在に操って相手を翻弄する極めてトリッキーな戦法が最大の売り。
ファンタジーエフェクトを武装化することでシールドとクローの機能を併せ持つ複合武器をはじめとする豊富な武装バリエーションを誇る。
バックルは同じなので胸部の名称は共通の筈だが、ギャーゴの時とは名称が違っている(ギャーゴの場合はファンタジーチェスト)。

先述のように上半身のみですらこれ程の能力とカタログスペックではあるが、あくまでシングルタイプのバックルである為に、もう片方に別のバックルをセットして更なる拡張も可能なのがこのフォームの未知数さを更に引き立てている。*4
なお劇中ではリボルブオンは披露されることは無かったが、リボルチェンジフィギュアのギミックを元にするなら下半身になる場合は上半身のローブに当たる部分が太腿周りの保護パーツとなって装着される模様。

◇必殺技
  • ファンタジーストライク

FANTASY STRIKE

ファンタジーバックルのトゥインクルケインを引いて発動。
魔法陣による重力操作*5で動きを封じながらファンタジーエフェクトのクローで斬り裂き、踵落としで追撃、止めにファンタジーエフェクトの剣を翼のように展開しながら*6ライダーキックを放つ。

デュアルオン形態

アームドハンマーブースト



SET

SET

DUAL ON


BOOST ARMED HAMMER

READY FIGHT

それぞれハンマーバックルをデザイアドライバーの右側、ブーストバックルを左側に装填して変身した形態。
テレビ朝日公式サイト以外での呼称は「アームドハンマー ブーストフォーム」。
上半身はアームドハンマーと同一で、下半身はブーストフォームの装甲を纏っている。
大腿部装甲「レッドゾーンレッグ」がレッドゾーンチェスターの役割を引き継いでいる。

4話にて、景和から譲渡されたブーストバックルを用いてアームドハンマーから変身。
ブーストフォームの足技も駆使しつつ、レイズハンマーで大量のゾンビジャマトを殲滅した。

◇必殺技
  • ハンマーブーストビクトリー

BOOST HAMMER VICTORY

ハンマーバックルのレリーフを押す、もしくはブーストバックルのハンドルを捻ることで発動。
劇中未使用。

  • ハンマーブーストグランドビクトリー


BOOST TIME

BOOST HAMMER GRAND VICTORY

ブーストバックルのハンドルを2回捻ってブーストタイムへ移行後、ハンマーバックルのレリーフを押す、もしくはブーストバックルのハンドルを捻ることで発動。
劇中未使用。


ブーストアームドハンマー


REVOLVE ON

それぞれブーストバックルをデザイアドライバーの右側、ハンマーバックルを左側に装填して変身した形態。
テレビ朝日公式サイト以外での呼称は「ブーストフォーム アームドハンマー」
上半身がブーストフォームの下半身装甲、下半身がアームドハンマーの上半身装甲の役割を引き継いでいる。
大腿部装甲「マゼンタアンダープレート」がマゼンタオーバープレート、左膝部装甲「ニーシェル」がショルダーシェルの役割を担う。

4話で、アームドハンマーブーストからデュアルオンして変身した。

◇必殺技
  • ブーストハンマービクトリー

BOOST HAMMER VICTORY

ブーストバックルのハンドルを捻る、もしくはハンマーバックルのレリーフを押すことで発動。
劇中未使用。

  • ブーストハンマーグランドビクトリー


BOOST TIME

BOOST HAMMER GRAND VICTORY

ブーストバックルのハンドルを2回捻ってブーストタイムへ移行後、ブーストバックルのハンドルを捻る、もしくはハンマーバックルのレリーフを押すことで発動。
巨大化したレイズハンマーの後部からデデデ大王の下Bの如くスラスターが展開。そのまま地面に叩きつけて衝撃波を起こす。
4話でゾンビジャマトの群れを一掃した。


アームドクローハンマー



SET

SET

DUAL ON


ARMED CLAW ARMED HAMMER

READY FIGHT

それぞれクローバックルをデザイアドライバーの右側、ハンマーバックルを左側に装填して変身した形態。
上半身がアームドクロー、下半身がブーストアームドハンマーと同一であるため、細かい説明は省く。
レイズクローとレイズハンマーの併用が可能で、6話の初登場時では右腕にレイズクロー、左手にレイズハンマーを装備していた。
現状唯一の小型バックル同士を使用した形態だが、バッファの活躍に出番を取られ、変身シーンが省かれている。

◇必殺技
  • クローハンマービクトリー

CLAW HAMMER VICTORY

クローバックルの爪をスライドする、もしくはハンマーバックルのレリーフを押すことで発動。
劇中未使用。


アームドプロペラビート


デザイアドライバーにビートバックルとフィーバースロットバックルを装填し、フィーバースロットバックルで「???」の絵柄を出して変身した形態。
上半身はアームドプロペラと同様で、下半身はビートフォームの上半身装甲の役割を引き継いでいる。
スペクトルエフェクターとアクティブビートAがそれぞれ脛部と膝部に移動し、大腿部装甲「ファンダサイ」がファンダチェスターの役割を担う。
12話にて変身したが、活躍することなくすぐに引き直された。


フィーバービートフォーム



SET

SET FEVER


BEAT

HIT FEVER BEAT

ビートバックルをデザイアドライバーの左側、フィーバースロットバックルを右側に装填し、フィーバースロットバックルでビートの絵柄を出して変身した形態。
各種能力を最大まで引き出す「フィーバー」の使用が可能になり、パーソナルアクセサリーがその機能を安定させる「フィーバークロスバングル」に変化。また、複眼が金色になっている。
ビートアックスも2本扱えるようになり、22話ではツインネックギターのようにして使っていた。
また、同話でこれを引いた時は『当たり』と称しており、彼女もビートとの相性の良さを自覚している様子。

◇必殺技
  • ハイパービートビクトリー

HYPER BEAT VICTORY

ビートバックルの鍵盤を叩き、ディスクをスクラッチして発動。
劇中未使用。

  • ゴールデンフィーバービクトリー

GOLDEN FEVER VICTORY

フィーバースロットバックルのゴールデンレバーを引いて発動。
12話で使用。地面からイコライザのような柱を出し、タイクーンと連携してポーンジャマト達を一掃した。

  • タクティカルファイア

ROCK FIRE

TACTICAL FIRE

ビートアックスのロックファイア選択時にトリガーを押して発動。
23話で使用。炎を纏ったビートアックスで多数のジャマトに斬りかかった。

  • タクティカルサンダー

METAL THUNDER

TACTICAL THUNDER

ビートアックスのメタルサンダー選択時にトリガーを押して発動。
23話で使用。タクティカルファイアで弱らせた敵の群れに雷を落として追撃した。


ゾンビビートフォーム



SET

SET FEVER


ZOMBIE

HIT ZOMBIE

デザイアドライバーにビートバックルとフィーバースロットバックルを装填し、フィーバースロットバックルでゾンビの絵柄を出して変身した形態。
上半身はゾンビフォームの装甲を纏っており、頭部が「ゾンビナーゴヘッド」に変化。
腕部装甲「バーサークロー」やチェーンソー型の拡張武装「ゾンビブレイカー」を用いた近接戦を得意とし、毒への耐性も得る。
下半身はアームドプロペラビートと同様のため、細かい説明は省く。

25話で変身。ジャマトライダーを相手取り、普段のナーゴとは違う荒々しいファイトを見せたが、動きの重いゾンビフォームに慣れていないことに加え、敵の強さもあり苦戦していた。

◇必殺技
  • ゴールデンフィーバービクトリー

GOLDEN FEVER VICTORY

フィーバースロットバックルのゴールデンレバーを引いて発動。
劇中未使用。

  • タクティカルブレイク

POISON CHARGE

TACTICAL BREAK

ゾンビブレイカーのレバーを上に引いた後、トリガーを押して発動。
25話で使用。ジャマトライダーが刃を受け止めている間に刃部分を掴みながらレバーを引き、そのまま斬りつけるという斬新な戦法を見せる。
だが、逆に吹っ飛ばしたジャマトライダーから反撃を受けてしまった。


ビートゾンビフォーム




REVOLVE ON


25話にて、ゾンビビートフォームからリボルブオンして変身した形態。
ベルトの操作シーンなどはなく、カットが切り替わった段階でいつの間にかこの形態に変身していた。
ゾンビフォームが下半身側になったことでゾンビビートフォーム以上に機動力が低下しており、苦戦したままであった。
変身シーンがない上に登場したのもほぼ一瞬だったため、公式サイトにもページが作成されていない。

◇必殺技
  • ゴールデンフィーバービクトリー

GOLDEN FEVER VICTORY

フィーバースロットバックルのゴールデンレバーを引いて発動。
劇中未使用。


ビートブーストフォーム



SET

SET

変身!!


DUAL ON


BEAT & BOOST

READY FIGHT

それぞれビートバックルをデザイアドライバーの右側、ブーストバックルを左側に装填して変身した形態。
上半身はビートフォーム、下半身はアームドハンマーブーストと同一のため、詳しい説明は省く。

30話にて、キューンから贈られたブーストバックルを使って変身。
過酷な真実に打ちひしがれながらも、キューンのサポートも受けて縦横無尽に駆け回り、古代魚ジャマトを打ち破る活躍を見せた。

◇必殺技
  • ビートブーストビクトリー

BEAT BOOST VICTORY

ビートバックルの鍵盤を叩いてディスクをスクラッチする、もしくはブーストバックルのハンドルを捻ることで発動。
劇中未使用。

  • ビートブーストグランドビクトリー


BOOST TIME

BEAT BOOST GRAND VICTORY

ブーストバックルのハンドルを2回捻ってブーストタイムへ移行後、ビートバックルの鍵盤を叩いてディスクをスクラッチする、もしくはブーストバックルのハンドルを捻って発動。
30話で、仮面ライダーキューンに騎乗した状態で使用。
下記のレーザーチャージを行った後、古代魚ジャマトが召喚した巨大魚を内側から槍で貫き、閃光になるほどのスピードでそのまま本体も斬り裂いた。
完全撃破は出来なかったが、右半身を破壊して戦闘不能にさせた。

  • レーザーチャージ

SUPPORT MODE.

LASER CHARGE.

レーザーレイズライザーのクロスオルタネーターを2回入力してサポートモードに移行後、インプットリガーを引いて発動。
30話で、キューンから借りたレーザーレイズライザーで発動。銃身を巨大な槍へと変化させた。

  • タクティカルファイア

ROCK FIRE

TACTICAL FIRE

ビートアックスのロックファイア選択時にトリガーを押して発動。
30話でキューンが生成した足場に乗りつつ、炎を纏ったビートアックスで古代魚ジャマトを斬りつけた。


【スペック表】

形態 身長(cm) 体重(kg) パンチ力(t) キック力(t) ジャンプ力(m/ひと跳び) 走力(秒/100m)
エントリーフォーム 192.1 62.5 1.0 2.8 5.1 8.1
ビートフォーム(上半身) 67.8 1.4 3.6 10.1 7.6
ブーストフォーム(上半身)
アームドハンマー(上半身) 192.1 63.6 1.0 2.8 5.1 8.1
アームドクロー(上半身)
アームドプロペラ(上半身)
ファンタジーフォーム(上半身) 71.3 44.8 93.6 138.6 1.7
ブーストアームドハンマー 70.1 13.0 36.4 66.3 2.8
アームドハンマーブースト
アームドプロペラビート 68.9 1.0 3.6 10.1 7.6
フィーバービートフォーム 73.1 1.8 4.4 15.1 7.1
ゾンビビートフォーム 81.8 2.0 3.6 10.1 7.6
ビートブーストフォーム 74.3 1.4 36.4 66.3 2.8


【余談】



  • ナーゴの仮面のモチーフにはエジプト神話の女神「バステト」が入っている。この女神は音楽を司る存在であり、音楽を武器にするビートレイズバックルを使うのもそこから来たものと思われる。ファンタジーフォームで音楽要素はほぼ消滅してしまったが。
    • ……が、彼女の正体を見るに実は音楽ではなく、バステトの「様々な伝承が合わさり過ぎて起源も実在もあやふやな神様」という要素をピックアップしたのではないかと考察されている。
      そう考えればビートレイズバックル(音楽の神)とファンタジーレイズバックル(存在の怪しい神)の両要素共々、バステトモチーフに相応しいのではないだろうか。

  • 変身の際には「変身!」と一息で言い切るメンバーばかりのメインライダーの中で、唯一ナーゴのみ「へーん、しんっ!」と一度区切る言い方をする。
    • そのため、同時変身シーンではナーゴ(星乃氏)の声が目立つが、「しんっ!」のところで「変身!」と言えば声がぴったり合うため、他三人の中の人は「(撮影では)合わせやすくて助かる」とのこと。

  • ギーツのメインライダーでは唯一スピンオフの主役を務めた経験が無い。
    それどころか、アーケードゲームの『仮面ライダーバトル ガンバレジェンズ』では4人中ナーゴだけLRが存在せず、後から来たパンクジャックに先を越される始末。
    ファンタジーフォームが参戦すればLRがもらえる可能性はあるが……



私は諦めない!

最後の最後まで追記・修正する……私らしく生きるために!


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最終更新:2024年12月12日 11:12

*1 なお、祢音の側は「しあわせ湯のアットホームな雰囲気が好き」とママさんの配信はよく見ているそう。

*2 しかし、同時にナーゴも変身解除されたためしれっと大智に「引き分け」ということにされた。

*3 当初の提案内容は「景和・道長のマグナムバックルと袮音・英寿のゾンビバックルの交換」だったのだが、ゾンビを入手して得をするのは景和&道長側であり、袮音・英寿はゾンビでもマグナムでも大して違いはなく、相対的に不公平な内容だった。結局景和のブーストバックルも譲渡することで手打ちとなる。

*4 フィーバースロットバックルと併用することで、フィーバーファンタジーフォームに変身出来る可能性も考えられる。

*5 仮面ライダージーンやギーツ・レーザーブーストフォームの重力操作と同じSEが鳴る。

*6 ギーツⅨのギーツテールナインと同形状の2本の尾も一瞬だけ展開される