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小型ゾイド(帝国)

登録日:2011/01/23(日) 01:03:05
更新日:2024/10/08 Tue 10:36:23
所要時間:約 4 分で読めます




ここでは、小型ゾイドの中から帝国軍のゾイドについて記述する。
共和国側は小型ゾイド(共和国)を参照


イグアン
イグアノドン型ゾイド。
共和国のゴドスを参考に開発されたゾイドで、それ故に幾つか共通点が見られる。この事は帝国も認める程、ゴドスの性能は高かったと言う証明となる。
その後、後継機レブラプターにその座を譲った。

●ゲーター
ディメトロドン型ゾイド。
ほぼ電子戦用のゾイドで、武装も全部で2つ(旧バトストでは3つ+機銃)と、直接の戦闘能力は高くない。しかし、それでも帝国の電子戦の要として愛用されてきた、影の主役である。
真面目に考察すると、量産が容易な自走レーダーサイトという色々とおかしい兵器だったりする。

●ゲルダー
恐竜(トリケラトプス)型ゾイド。
今でこそ過去の機体となっているが、かつてはレッドホーンと共に最前線で戦っていた。
性能や兵器のバランスに定評があったらしいが、格闘用の爪や牙を持たないという地味な欠点が。

●サイカーチス
カブトムシ型ゾイド。
低空からの対地狙撃に特化したゾイド。しかし、そちらを重要視した結果、空戦能力が低下し、プテラスにも劣る程である。
まぁ、A-10のような対地攻撃機に空対空戦闘能力は不要だし、空戦は専用のゾイドに任せりゃいいのであるが。
実際、共和国からは下手な大型ゾイドより恐れられ、対抗機であるダブルソーダが作られたほど。
なおアニメではライバルのダブルソーダと違い出番がなく不遇。
漫画版では、三色電光隊(ドライ・ブリッツ)が使用。

●ザットン
ブラキオサウルス型ゾイド。
帝国軍ゾイドの中でも極々初期に開発された機体。共和国で言う骨ゾイドのポジション。故に性能は低い。
前線に出ることは殆どなく、主に砲撃支援や対空迎撃などの支援機として運用された。

●ザバット
コウモリ型ゾイド。
初の完全無人行動を可能とした急降下爆撃用ゾイド。自走・追尾機能を持つ「ホーミングボム」と死を恐れぬ特攻により、「死神」と恐れられた。
頭部を換装することで、有人行動も可。
キットは翼は背中のスイッチを操作する手動、ホーミングボムは後ろに引いてゼンマイを巻く仕組みになっている。

●シーパンツァー
ヤドカリ型ゾイド。
水陸両用の重装甲ゾイド。水中からの砲撃を主眼に置き、その防御力も相俟り、幅広く活躍した。

●シュトルヒ
アーケオプテリクス(始祖鳥)型ゾイド。
空戦能力を特化させた戦闘機ゾイド。しかし、武装が極端に少なく、火力不足が否めない。
そもそも兵装が撃ちっ放しのバードミサイル1基とビームガン2基のみという体たらくで空戦特化とはこれ如何に。
とは言え得意のドッグファイトで、対抗機種であるプテラスには滅法強かった。
ネオゼネバス帝国でも貴重な航空戦力、キメラブロックスの指揮機として運用され、最終決戦にも参戦している
一方レドラーは、ドッグファイトでレイノスにボコられた。

シンカー
エイ型ゾイド。
この世界初の水空両用ゾイド。ゼネバス帝国にとっても初の水中、そして空中戦ゾイドでもある。ただ、空中航行機能は高くなく、飛行ゾイドとの正面衝突には向かない。
水空両用故の重装甲を活かし、主に対潜/対艦攻撃機としての運用が行われた。後発機のハンマーヘッドには一方的にカモられるが、これはシンカーに散々煮え湯を飲まされ続けた共和国司令部が全ての能力でシンカーを上回るように開発を命じたためである。
アンダー海海戦では長期戦で共和国飛行ゾイドが燃料切れでほとんどいなくなって空の守りが手薄になった隙を狙って一斉に浮上し、空からの攻撃で共和国艦隊を沈めてアンダー海海戦に勝利をもたらした。

●ツインホーン
マンモス型ゾイド。
名前だけ聞くとヘラクレスオオカブトかなんかと思わせるが、マンモスである。割りと武装は豊富で、白兵戦に強い機体。
実機を見ればわかるが、背部砲塔の位置が致命的に酷い。主砲が正面に撃てない白兵戦型ってどういうことなの……。

ハンマーロック
ゴリラ型ゾイド。
アイアンコングの幼体コアをクローニングし、量産性に優れた小型のボディに搭載した機体。ゴリラ型故に高い格闘能力を誇り、あのギュンター・プロイツェンも国防軍への編入を渋る程の性能を持つ。
……のだが、実は初期生産段階で既にコアの性能をフルに引き出してしまっており、これ以上の強化が見込めないというわりと致命的な欠点も併せ持つ。
にも拘わらず多少の火器/FCS換装や近代化改修で一線級となるあたり、基礎設計が相当優秀だったことがうかがえる。

ヘルキャット
ヒョウ(若しくはジャガー)型ゾイド。
ステルス機能による奇襲戦と高速戦を得意とする。別名:密林の暗殺者。
コマンドウルフポジションの機体だが、その性能差は……。
とは言えサイズ差等を鑑みれば十分名機と言え、それはコイツを雛型として様々な高速ゾイドが開発されたという事実からもうかがえる。と言うかコマンドウルフと本機ではカテゴリーが違う。

●マーダ
恐竜(オルニソレステス)型ゾイド。
陸上型ゾイドとしては圧倒的な機動性に定評がある。最高速度はなんと

450〜500km/h

エナジーライガー登場まで地上最速を誇っていた。初期ゾイドのスピードの異常さが分かるデータである。
最初期の機体でありながら、マグネッサー・システムによる高機動と完全二足歩行を両立させた稀有な機体。そのシンプルなフォルムは紛れもなくふつくしい。

●マルダー
カタツムリ型ゾイド。
対空、砲撃戦に威力を発揮する機体。ザットン等と同様、かなり初期に開発された機種で、それ故既に旧式化している。
重装甲のため小型機の割に尋常ならざる重量をしており、行軍や戦線投入に支障をきたしていたため、移動トーチカや自走対空砲として扱われた。

●モルガ
昆虫(イモムシ)型ゾイド。
砂漠地帯に於ける突撃戦を得意とする。見た目よりも高い耐久性を誇り、特に頭部の装甲は他箇所の倍の厚さを持ち中にはミサイルが隠されている。
また栃木県のおもちゃ博物館には、かつてゾイド展で作られた1/1模型がある。これはゾイド唯一の実物大モデルなので栃木県に立ち寄る際には是非見に行こう!
アニメでは初期の帝国軍主力機として何度も登場する。

レブラプター
ベロキラプトル型ゾイド。
搭載されたオーガノイドシステムを最大限有効活用する為、格闘戦に特化している。
ゴジュラスを巨象を襲うアリのごとく袋叩きにして撃破したこともある。
バトスト版では火器がないことをネタにされがちだが、アニメやジオラマ写真では普通に銃を発射していたりする。

●ガンタイガー
タイガー(トラ)型SS(超小型)ゾイド。
セイバリオンのライバル的存在であり、背中に内蔵された「AZ105mm スタティックマグナム」は、中型ゾイドの装甲を撃ち抜く。
高速ゾイドではあるが、パイロットはむき出し。まあ、こんな前例もあるので大丈夫なのだろう。

●キラードーム
水陸両用のカニ型SSゾイド。
元は電子戦用ゾイドとして開発されたが、甲殻類特有の高い防御力が戦闘にも充分耐えられると判断された為、戦闘用に再設計された。
ダークスパイナーと合体して「キラースパイナー」となることで、火力が大幅にアップする。
ダークスパイナー最大の武器、ジャミングウェーブが使えなくなるような気がするが大丈夫なのだろうか
キットは、前進(手で押す)させることでタイヤが回転し、それに連動して甲羅が回転・「ジャイアントクラブ(ハサミ)」が開閉する。
ちなみに、単体で前進させる時とキラースパイナーとして駆動させる時では甲羅の回転方向が逆になる。

●グランチャー
ハリモグラ型SSゾイド。
本格的に地中で行動することを前提に開発された初のゾイド。足元からの奇襲でゴジュラスギガの足を破壊した。
「ジャミングウェーブ」の威力はダークスパイナー程ではないものの、敵ゾイドをマヒさせることが可能で閃光師団(レイフォース)の精鋭を追い詰めたが、電磁シールドを持つガンブラスターや素体になって野生の本能をフルに発揮したライガーゼロには効果が薄かった。

●グレイヴクアマ
太古の爬虫類「ロンギスクアマ」をモチーフとした、飛行タイプのSSゾイド。
両翼「ソードウィング」により、低空での格闘性能はレドラーをも上回る。
また、胴体下部にフックを取り付けることで輸送任務にも使える。

●ディマンティス
カマキリ型SSゾイド。
低空飛行でどこにでも現れ、大型ゾイドをも倒す鎌「ハイパーファルクス」で戦う。
また、ディマンティス同士で合体することも可能。

●ディロフォース
ディロフォサウルス型SSゾイド。
首周りの襟巻からEシールドを展開できる。
操縦は背中のむき出しの座席に跨る形で行われるので、数あるゾイドの中でも最も無防備。
命知らずなんてレベルじゃない

●マッカーチス
水陸両用のザリガニ型SSゾイド。
火力と装甲は、中型ゾイドにも引けを取らない。
魔の海域・トライアングルダラスの強電磁場も受け付けない。


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最終更新:2024年10月08日 10:36