招待人数が多いと結婚式にかかる全体の費用が高くなるため、ふたりの負担も大きくなると思いがちですが、そんなことはありません!
結婚式の費用には、料理や飲み物、引出物など招待人数によって変動する費用だけでなく、挙式関係や衣装など招待人数に左右されない固定費用もあるので、
より多くの人数で割った方が安くなることも。さらに招待人数が多ければその分ご祝儀の額も増えるので、ふたりの負担は減るケースが多いのです。
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ご祝儀の相場は大体30,000円ですが、新郎新婦との関係によって平均額の相場は変わってきます。
例えば兄弟や姉妹の平均額は57,727円、叔父や叔母の平均額は70,292円というアンケートデータ(右図)もあるように、
関係の深い親族は高額な祝儀を贈るケースも多いよう。そこで、結婚式に使える金額を考えるときには、人数だけでなく大体の招待客をリストアップしてからご祝儀の総額を予想しましょう。
ただし会場によっては、お金を払うのが式の日よりも前、現金のみということもあるので、支払いのタイミングや支払い方法の確認も忘れずに!
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祝儀(結婚祝い)等に関するアンケート調査(平成19年度) (社)全日本冠婚葬祭互助協会より
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ふたりの貯蓄
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ウエディング会場の下見や、会場を決定したあとの打ち合わせでもらう見積り。
ずらりと並んだ項目を前にあまり目を通さない人も多いようですが、こだわるところと節約できる部分を見極めるためにも見積書の見方をマスターすることはとても大切です。
一度見方を覚えてしまえば、「足りない」部分や「削れる」部分もおのずと見えてくるはず。
上手に節約しながらも納得のいく式にするために、下の例を参考に押さえておきたいポイントをチェックしておきましょう。
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"見積書をもらうたびに金額がアップしていくのはなぜ……?"と感じる人は多いはず。
それは打ち合わせのたびに具体化していくふたりの希望を、会場側がきちんと反映してくれているということ。
見積書を見ることは、あれもこれも!となってしまった自分たちの要望を冷静に見直すチャンスでもあります。
そのためには、合計額だけでなく、ひとつひとつの項目にもきちんと目を通すことが大切。
ふたりにとって本当に必要なものと不必要なものを見極めれば、式の内容も金額も納得できるウエディングが叶うはず!
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結婚式会場への支払いでもっとも注意しておきたいことは、そのタイミング。
多くは結婚式の数日前に支払う"前払い"ですが、なかには当日式が終わった後に支払う"後払い"や"クレジットカード払い"がOKな会場も。
また、手持ちが少ないのに"前払い"の会場を選んでしまった場合は、ブライダルローンを活用するという方法もあります。
どちらにせよ、ご祝儀を資金計画に入れている場合は、事前に支払方法をチェックしておきましょう!
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