今とっても日本酒が気になっているんです、ワタシ。
ただ、日本酒ってとっても銘柄数が多いから、薀蓄を語れくらいまで知識を身に着けるのが大変。
日本酒はカラダが温まるから、秋・冬の料理にぴったり。 |
そこで日本酒情報検索アプリ『Sakenomy(サケノミ―)』を使ってみました。わかりやすいネーミングが良いですね。
『Sakenomy』
対応OS:iOS 7.0以降
バージョン:iOS版 1.0
開発:Tyffon
価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時のものです)
元サッカー選手の中田英寿氏が開発に加わったという話題の新着アプリ。なんと1000種類もの日本酒の情報の検索ができます。日本酒情報アプリはほかにもあるけど、1000種類というのはなかなか。
実際に使ってみました。
ラベルをカメラで読み取って検索。暗い場所でしたが十分に読み取りはできました。
浦霞が検索で引っかかりました。ご名答!そのお酒の生産地情報などが表示され、これだけで薀蓄を語れますよ!
いいなと思ったのは、テイスティングの記録。
“飲んだ”をクリックすると、自分が感じた味わい・香りを指標図チェックで記録することができます。お酒の感想って言葉ではなかなか言い表せないので、簡単に図にチェックするだけというのがは手軽でうれしい。
ほかにも、飲んだ場所の記録やメモなどを残すことができます。
登録酒数1000というのは確かにほかのアプリと比べて多いです。それでも有名どころの銘柄でも検索できないものがあったので、データベースに関しては今後の拡充に期待。
『Sakenomy』は今後の東京オリンピックを見据えており、年内には英語版がリリース、続けて、仏語、中国語など、海外の様々な言語に対応したバージョンを順次配信予定ということ。海外旅行者に『Sakenomy』を使ってもらえることで、世界で日本酒ファンが増えるといいな。
今回ご紹介したいのはアプリだけじゃない!
日本酒を飲むときにかったるくてスマホを取り出せない。そんな人は懐から本を取り出せばいいじゃないか!
『日本酒の図鑑』
●君嶋哲至 監修
●KADOKAWA メディアファクトリー刊
●1400円(税抜き価格)
今飲むべきの厳選の日本酒130本をカラー写真付きで紹介。監修はテレビでもお馴染の君嶋哲至さんと本格的です。
それぞれのお酒の見出しが、「純米吟醸酒の草分け的存在」、「手塩にかけて育てられた美人酒」など、時に明快で時にポエティッシュでステキ。
日本酒の分類や酒造りの流れなども、カラー図付きでまるで教科書のように説明されています。勉強って好きじゃないけど、お酒に関しての知識欲はどんどん湧いてくるので、こう見やすいと嬉しいです。
iPhone6と並べるとこんな感じ。コンパクトサイズ。 |
ほかの本と違う点はサイズ感。ポケットに入る程度のちょうど手帳大のサイズになっています。カバーは皮のような質感。これはついつい手帳のようで携帯したくなるはず。
ワタシがイチバン気に入った点は、索引が銘柄名と蔵元とで両方が用意されている点。コンパクトな本ですが索引までこだわりを感じ、酒好きを泣かせます。
『日本酒の図鑑』を読み込めば“今飲むべき一本”がわかるはず。それを実際に飲んでみてテイスティングの感想は『Sakenomy』で記録してといくのもいいでしょう。くれぐれもアプリの操作は酔っぱらう前に‼
1,512円
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