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投稿者 : Expedia Team、投稿日 2020 年 2月27日

山も海も楽しめる、私にとって完璧なコース。自転車で「修善寺」エリアを巡る1泊2日の輪行旅

こんにちは、篠です。

私の趣味はロードバイクです。2014年から乗り始めて、2020年で6年目になります。山が好きなので山ばかり登っていて、気がつけば年間累積標高35万mを超えたこともあります。富士山スバルラインの麓から登山口のある五合目までの標高差は1,300mなので、年間で富士山の5合目まで約270回登っていることになります。

そんな私ですが、ロードバイクを電車に乗せて旅に出る「輪行旅」も楽しんでいます。今回は、静岡県伊豆市にある「修善寺エリア」を基点に、1泊2日の輪行旅に行って参りました。サイクリストにぜひおすすめしたい、観光も十分に楽しめるモデルコースになったのではないかと思います。

輪行旅をする上でのポイントも紹介しつつ、修善寺エリアの魅力が堪能できる旅の様子をお届けします。

東京から修善寺駅までは、1時間40分前後で到着。旅情たっぷりの景色を堪能

東京駅からスタートする場合は、まず東海道新幹線で三島駅まで行きます。新幹線に乗るよりもJR東海道本線を利用した方がリーズナブルなので、時間に余裕のある場合はそちらがオススメ。三島駅からは、ローカル線の伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り換えます。

ボックスシートのレトロな車両は雰囲気抜群

ボックスシートのレトロな車両は雰囲気抜群。

田園風景に癒やされます

三島駅付近まで来ると、民家の間を縫うように電車が走り抜けていくので、時折車窓からのぞく田園風景に癒やされます……。電車旅の醍醐味(だいごみ)ですね。

「修善寺まきの」ちゃん看板とツーショット
協力:伊豆箱根鉄道駿豆線

景色に気を取られていたら、あっという間に目的地の修善寺駅に到着。せっかくなので、構内に設置されていた鉄道むすめ(鉄道事業者の制服を身につけたキャラクターコンテンツ)の「修善寺まきの」ちゃん看板とツーショット。

重たいリュックは駅のコインロッカーに

今日は峠道を巡った後に修善寺へ戻ってくる予定なので、ロードバイクの輪行を解いて、必要なものだけを取り出し、重たいリュックは駅のコインロッカーに預けておくことにしました。かなり身軽になるので、オススメです。

修善寺駅に到着。まずは駅前で歴史ある和菓子屋「和楽」の甘味を楽しむ

修善寺駅に到着。まずは駅前で歴史ある和菓子屋「和楽」の甘味を楽しむ

走る前の腹ごしらえも兼ねて、まずは駅から徒歩2分の場所にある和菓子屋「和楽」へ。

大福、だんご、あんみつなど定番の和菓子を取りそろえているお店

お店自慢の和菓子という「修善寺焼き」のほか、大福、だんご、あんみつなど定番の和菓子を取りそろえているお店です。

一方で、和菓子屋らしからぬ「サクサクデニッシュ」も扱っていたことに驚きました。しかも、そのサクサクデニッシュがお店の一番人気だとか……。俄然興味湧いて、購入してみることに。

サクサクデニッシュとどら焼き

サクサクのパイ生地の中に、生クリームとあんこをミックスしたクリームがずっしり。軽い口当たりでパイ生地と口の中で溶けていく……。あんこの甘味を生かした洋風アレンジに感動。ぺろっと食べちゃいました。

一緒に購入したいちご味の修善寺焼きも、どら焼きと生地がもちもちしていて最高でした。

和楽
住所:静岡県伊豆市柏久保1355
TEL:0558-72-4717
営業時間:9:00~18:00 木曜休
公式サイト:http://waraku-local.com/

1日目は山! 「天空の道」を走っているような絶景を堪能できる西伊豆スカイラインへ

糖分補給をした後は、自転車に乗っていよいよ出発です!

修善寺橋を渡り、136号線を下田・天城湯ヶ島方面に進みます

修善寺橋を渡り、136号線を下田・天城湯ヶ島方面に進みます。

温泉街のあまご茶屋で右折

そして、県道18号線で修善寺温泉まで向かい、温泉街のあまご茶屋で右折。そのまま西伊豆スカイラインに向かいます。

本格的な登り

ここから先が本格的な登り。勾配8%前後の坂が多くて少し急に感じますが、ずっと登りっぱなしではなく合間に短い下り坂も入っているので、頑張れちゃいます。交通量が少ない道なので、車に気をつかうことなくマイペースでサイクリングできます。

達磨山レストハウスの看板

9kmほど登り進むと、達磨山レストハウスの看板が見えてきました。ここにはトイレ、自販機、レストランがあるため、休憩にはもってこいの場所。スタートしてから40分ほど、のんびり走った場合は1時間程度で到着します。

展望台から一望できる富士山、駿河湾、沼津市内の景色がたまらない

何より、展望台から一望できる富士山、駿河湾、沼津市内の景色がたまらない……。山の中腹ならではの絶景が楽しめます。

大きなカーブの先が西伊豆スカイラインの達磨山(だるまやま)北側登山口

レストハウスで一息ついたところで、波打ちながら遠くへ伸びていく道をたどってさらに進みます。戸田峠(へだとうげ)頂上の分岐を左折し、3kmほど進んだ大きなカーブの先が西伊豆スカイラインの達磨山(だるまやま)北側登山口です。そこから振り向くと、絶景が待ち受けていました……。

絶景が待ち受けていました

尾根伝いに伸びていくワイディングロード(曲がりくねった道路)から臨む富士山の雄大さに、思わず息を呑みました。先ほど達磨山レストハウスで見た景色とはまた違う感動を覚えますね。

市街地からの距離が僅か15kmほど、標高1,000m未満でありながら2,000m級山岳の景色を手軽に味わえるのが、西伊豆スカイラインの一番の魅力だと思います。

富士山の雄大さに、思わず息を呑みました

まるで森林限界を突破したかのような光景。植物の背が低く、道路の両側を遮るものがありません。

そんな景色が、16kmのアップダウンを繰り返しながらさらに続きます。「天空の道」を駆け抜けていくような心地です。

仁科峠(にしなとうげ)

土肥港(といこう)

西伊豆スカイラインの最高地点「仁科峠(にしなとうげ)」から土肥港(といこう)とアルプス連峰を眺めたところで、来た道を少し戻って、県道59号線から湯ヶ島方面へ下りていくことにします。景色を楽しむ時間を除けば、走行時間は2時間半ほど。山があまり得意でない場合は、3時間は見ておくといいと思います。

西伊豆スカイラインを後にし、国士峠を越えた先にある「筏場のわさび田(いかだばのわさびだ)」を観光

西伊豆スカイラインを後にし、国士峠を越えた先にある「筏場のわさび田(いかだばのわさびだ)」を観光

8kmほど道を下ると、昔ながらの街並みが残る湯ヶ島(ゆがしま)町に到着。「湯ヶ島宿」の看板がある丁字路を左に進み、細い道へ入っていきます。

県道59号線の延長線。山深い峠道

この道は、県道59号線の延長線。先ほど走った西伊豆スカイラインとはまた一味違う山深い峠道です。

ほとんど車の通りもなく静かな道。小鳥のさえずりが鳴り響く中、木漏れ日を浴びながらペダルを回していきます。

ほとんど車の通りもなく静かな道

頂上は標高500m。「国士峠(こくしとうげ)」の看板が立っていました。

「国士峠(こくしとうげ)」の看板

峠の向こう側に下りると、「筏場のわさび田(いかだばのわさびだ)」に到着。

実は伊豆市は、生わさびの市場出荷量が日本一を誇るわさびの名産地。筏場のわさび田は「静岡県の棚田10選」にも選ばれていて、約15ヘクタール(東京ドーム3個分)の土地に1,500枚のわさび田棚田が並ぶ観光名所です。

筏場のわさび田(いかだばのわさびだ)

広大な敷地に広がるわさび田は壮観

広大な敷地に広がるわさび田は壮観ですね。

なお、筏場のわさび田は私有地なので、勝手に入り込むことは禁止されています。綺麗な水を使用して栽培されているので、マナーを守って見学しましょう。

夜は、雰囲気たっぷりの修善寺温泉街に宿泊

日が暮れてきたので、駅のコインロッカーから預けた荷物を回収し、修善寺温泉の方へ向かいます。

ねの湯 対山荘

本日の宿はねの湯 対山荘。玄関から素敵な雰囲気が漂ってきます……。

玄関から素敵な雰囲気が漂ってきます

ロードバイクで観光に来ましたと伝えると、室内駐車場へ案内してくださいました。自転車をばらさずに済むのはとてもありがたい。輪行旅において、駐輪場の有無は大事なポイントです。屋外に駐輪場がある場合は、宿の方にも相談して、輪行袋に自転車を納めて部屋に持ち込むと安心ですね。

お茶と茶菓子を堪能

仲居さんが部屋まで運んでくださったお茶と茶菓子を堪能しているうちに、先ほどまでロードバイクで山奥を走っていたのが随分昔のことのように思えてきます。すっかり落ち着きました。

温かい室内照明が心地良い

温かい室内照明が心地良い

温かい室内照明が心地良い……。

リフォームをきっかけに全体を和モダンの内装に

話を伺ったところ、かなり歴史のある温泉旅館だそうですが、リフォームをきっかけに全体を和モダンの内装に仕上げたのだそう。

マッサージチェア

日本建築の伝統美を残しつつ、設備は最先端のものが取り入れられているので、トイレや浴室はかなり綺麗。Wi-Fiは無料ですし、マッサージチェアや館内書籍なども自由に利用できます。

石臼が敷かれている石畳と間接照明の組み合わせ

お風呂に続く廊下は、久々に心が躍ったインテリアデザインでした。石臼が敷かれている石畳と間接照明の組み合わせにうっとりします。

温泉 内湯

温泉 露天風呂

温泉は内湯と露天風呂ともにアルカリ性単純泉。泉質も申し分なく、風呂上がりの肌がすべすべになりました。

地元のグルメを求めてたどり着いた和食店で、伊豆名物に舌鼓

宿で体を十分に休めたので、夜ご飯を食べるために街へ繰り出します。そこで目についたのが、宿から徒歩3分の場所にある和食店「安兵衛」

安兵衛

夫婦お二人で営む小さな居酒屋で、カウンターとお座敷の両方が用意されています。1人でも入りやすいお店でした。

どの料理もおいしそうでしたが、今回は伊豆名物の「ズガニうどん」と「あまごの塩焼き」を注文。

ズガニうどん

ズガニうどんでは、川に生息するズガニを一匹使用しているのだとか。蟹味噌が溶け込んだ汁に細麺のうどんが入っています。ボリュームたっぷりです。

ズガニうどん

うどんに蟹味噌を絡めてひと口食べてみると、案外あっさり。控えめの塩気が蟹の風味を引き立てる優しい味わいです。くどくないので、スープまで飲み干せてしまう。

あまごの塩焼き

伊豆市産の川魚・あまごの塩焼きも、外側はカリッと、身はホクホクで美味でした。

安兵衛
住所:静岡県伊豆市修善寺868-1
TEL:0558-72-0917
営業時間:11:00~13:30、17:00~22:30 水曜休

食後のお散歩がてら、夜の修善寺温泉街をふらり

お腹がいっぱいになったので、宿へ帰る前に周辺を散歩してみました。

食後のお散歩がてら、夜の修善寺温泉街をふらり

ライトアップされた温泉街は、昼間とはまた違う風情

ライトアップされた温泉街は、昼間とはまた違う風情があります。

竹林の小径

幻想的な空間

川に沿って進み、赤い桂橋を渡ると、竹林の散策道「竹林の小径」にたどり着きます。
とても幻想的な空間で、心が洗われました。

宿に戻り、もう一度温泉に浸かって体が温まったところで、翌日に備えて就寝します。

2日目は、海を眺める旅。戸田峠越えて海岸線へ

2日目は、海を眺める旅。戸田峠越えて海岸線へ

1日目は山をたっぷり楽しんだので、2日目は海岸線に出てみようと思います。

2日目は海岸線に出てみようと思います

昨日とは違う林道を通って戸田峠まで登ったら、峠を越えて海の方へ下りていきます。ちなみに、2日目は登りが少ないので荷物をそのまま背負って走ることにします。

のどかな里山の風景

麓まで7kmほどの急坂を下りていくと、のどかな里山の風景が広がっていました。

米粉ロール 戸田香果橘

1時間半ほど走行し、途中で「道の駅くるら戸田」に立ち寄り、沼津・戸田のお米を使った米粉ロール「戸田香果橘」を購入。米粉入り生地は口当たりが柔らかく、甘酸っぱい柑橘とクリームの組み合わせがさっぱりしていて食べやすかったです。

無料の足湯

施設内には無料の足湯もあったので、ありがたく利用させていただきました。一度入るとなかなか抜け出せず、30分ほどのんびり滞在しました。

道の駅くるら戸田
住所:静岡県沼津市戸田1294-3
TEL:0558-94-5151
営業時間:売店 10:00~18:00、軽食 10:00~18:00(丼・麺類のLO 17:30)、銭湯 10:00~21:00(退場 21:30) 年中無休
公式サイト:http://kururaheda.com/

海岸線に沿って沼津方面に進み、大瀬崎へ

海岸線に沿って沼津方面に進み、大瀬崎へ

大瀬崎

大瀬崎は伊豆半島北西端から駿河湾に突き出した1kmほどの長さの岬。その形から「琵琶島」とも呼ばれています。

大瀬崎は伊豆半島をサイクリングする際に何度も通ったことがあり、前々から気になっていた土地でしたが、なかなか立ち寄れずにいた場所でした。今回、念願叶ってようやく行くことができました。

富士山のてっぺんに雲が

生憎、この日は富士山のてっぺんに雲が被っていました……。まあ、こんな日もあります。またリベンジですね。

白い鳥居

少し奥に進むと、白い鳥居が見えてきました。ここから先は境内なので、自転車を降りて歩いていきます。

引手力命神社(ひきてちからのみことじんじゃ)

境内にはもう一つ大きな鳥居が立っており、こちらは「引手力命神社(ひきてちからのみことじんじゃ)」と書かれています。今では「大瀬神社」と呼ばれることが多いですが、昔から駿河湾漁民の信仰の象徴だったそう。

長い階段を登った先にある半径10mの円を描く敷地に、引手力命神社の拝殿が鎮座していました。四方海に囲まれたそこは、とても静かで、波の音すら小さく聴こえるような錯覚に陥ります。

旅の安全を願って、拝殿の前で手を合わせました

旅の安全を願って、拝殿の前で手を合わせました。

お昼ご飯は、サイクリストにフレンドリーな「CELESTE CAFÉ&BIKE(チェレステカフェ&バイク)」で

お昼ご飯は、サイクリストにフレンドリーな「CELESTE CAFÉ&BIKE(チェレステカフェ&バイク)」で

大瀬崎から19kmほど、1時間もかからないくらいの距離を走ったら、自転車のプロ選手もよく利用する、サイクリストの中では有名なお店「CELESTE CAFÉ&BIKE(チェレステカフェ&バイク)」に到着。こちらでお昼ご飯を食べることにします。伊豆半島を走る度に立ち寄っていて、私もお気に入りのお店です。

自転車愛に溢れる空間

お店に入ると、自転車愛に溢れる空間が飛び込んできます。ドアの裏側には自転車選手のサインで埋め尽くされていました。

ステム(ロードバイクのフレームとハンドルを繋げるパーツ)やサイクルジャージが壁に飾られていて、自転車好きに刺さるさり気ないおしゃれが素敵です。店内にはサイクルラックがあるので、ロードバイクをお店の中に持ち込めるのがうれしいですね。ご飯食べている間も盗難の心配がなく、安心してくつろげます。

カレードリア

メニューは全部おいしいですが、今日はカレードリアの気分だったので、こちらを注文。おいしくいただきました。

CELESTE CAFÉ&BIKE(チェレステカフェ&バイク)
住所:静岡県沼津市口野55-16
TEL:090-6350-0023
営業時間:月・水・木曜11:30〜17:00(LO 16:15)、金曜 11:30〜20:00(LO 19:00)、土・日曜 6:30(冬季は7:00)〜9:30(LO 9:00)/11:30〜17:00(LO 16:15) 火曜・第二月曜・第四月曜・第五月曜休(イベントなどで臨時休業あり。要電話問い合わせ)
公式サイト:http://celestecafe.com/

いちご尽くし! 道の駅で、見た目がかわいいソフトクリームやお土産を購入

いちご尽くし! 道の駅で、見た目がかわいいソフトクリームやお土産を購入

ひと休憩したら、最後の目的地である「いちごBonBonBERRY 伊豆の国factory」へ。

いちごBonBonBERRY 伊豆の国factory

こちらのお店は「道の駅伊豆のへそ」の敷地内にあります。

価格は450円(税込)で、いちごのトッピングつきだと500円(税込)
価格は450円(税込)で、いちごのトッピングつきだと500円(税込)

「ボンボンベリーソフト」は、見た目がかわいい上においしい。いちご味のソフトクリームにフローズンいちごチップが散りばめられ、その上にいちご丸ごと一個がトッピングされています。

ソフトクリームのほか、いちごを扱ったメニューが楽しめるカフェレストランも併設。いちご商品がかなり豊富で、いちご好きには堪らない場所です。

甘味と酸味のバランスを変えた5種類のいちごジャムも販売

異なるいちごを使用し、甘味と酸味のバランスを変えた5種類のいちごジャムも販売されているので、お気に入りの味が見つかるかもしれません。

悩んだ末に、今回は「No.4 ベリーベリージャム」を購入

悩んだ末に、今回は「No.4 ベリーベリージャム」を購入。No.4は、比較的ベリーの酸味が強いです。お好きな方は、ぜひ試してみてください。

いちごBonBonBERRY 伊豆の国factory
住所:静岡県伊豆の国市田京195-2
TEL:0558-99-9300
営業時間:物販 9:00〜17:00、ボンボンベリーカフェ 10:00〜16:00(LO 15:30)、ボンボンベリースタンド 10:00〜16:00 年中無休
公式サイト:http://izu-ichigo.com/

交通量の多い市街地を避け、そのまま最寄り駅・田京駅へ戻って帰路へ

道の駅伊豆のへそから、1日目にも通った三島までは16kmほど。このまま走ってもいいのですが、交通量の多い市街地を通るのは少し大変です。「旅の最後はいい思い出で締め括りたい!」と思ったので、道の駅伊豆のへそから500mほどの所にある最寄り駅・田京駅から輪行することにしました。

ローカル線に揺られて帰路へ

ローカル線に揺られて帰路へ。充実した1泊2日の旅を過ごすことができました!

欲張らずに距離を設定することで、完璧な輪行旅が楽しめる

旅を終えて、あらためて今回の輪行旅を振り返ると……完璧です。

修善寺駅を基点に2日間を回る旅は初めての試みでしたが、2日間とも欲張らずに走行距離を100km以内に設定することで、観光名所に立ち寄る余裕ができました。ゆっくり走ることで普段見えなかった景色も目につくようになり、何度も訪れた伊豆半島だったものの、私自身にとって新開拓&発見の旅となりました。

欲張らずに距離を設定することで、完璧な輪行旅が楽しめる

1日目は輪行の関係で修善寺駅を9時半にスタートしましたが、実は2日目は、宿で伊豆名産尽くしの朝食を堪能した後、朝風呂に入ってから出発しました。

宿で伊豆名産尽くしの朝食を堪能

伊豆名産尽くしの朝食を堪能

時間を詰め過ぎず、ゆっくり過ごすことで、景色も宿も温泉も食も、全てにおいて大満足な旅ができて幸せです。輪行旅を考えている方がいたら、ぜひ伊豆に遊びに行ってみてください。

文:篠……峠道と自転車が大好きな人。「東京2020大会自転車競技」伊豆市PR映像モデルを務める。自転車メーカー「LAPIERRE」&ウェアメーカー「ASSOS」&ライトメーカー「Gaciron」のアンバサダー。

編集:はてな編集部

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