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ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

映画 SF/アクション『ターミネーター2』「Tー1000がチート過ぎるて……(^▽^;)」

引用元:ciatr.jpciatr.jp|

ストーリー・解説

ジェームズ・キャメロン監督による大ヒットSFアクションのシリーズ第2作。前作から10年後の1994年。未来に起こる機械と人類の戦いを知ったサラ・コナーは精神病院に収容され、後に人類のリーダーとなる息子ジョンは里親のもとで不良少年へと成長していた。ある日、未来から2体のターミネーターがやって来る。1体は人工知能スカイネットがジョンを抹殺するために送り込んだ最新モデルT-1000型、そしてもう1体は10年前にサラの命を狙ったターミネーターと同じT-800型で、ジョンを守るため未来の彼自身が送り込んだものだった。前作では悪役だったアーノルド・シュワルツェネッガー演じるT-800が、本作では人間の味方として登場。ジョン・コナー役をエドワード・ファーロング、サラ・コナー役を前作に続きリンダ・ハミルトンが務めた。のちに続くシリーズ作品を含めても屈指の人気と評価を誇る一作。

1991年製作/137分/アメリ
原題または英題:Terminator 2: Judgmant Day
配給:東宝東和
劇場公開日:1991年8月24日

引用元:https://eiga.com/movie/46383/

登場人物・キャスト

旧型ターミネーターT-800) - アーノルド・シュワルツェネッガー
過去のジョンを守るため、未来のジョンがプログラムを書き換えて送り込んだターミネータータイムスリップ後に入ったバーのバイカーから服を奪い、ライダースの革ジャンに革製のパンツ、ブーツを着けた姿でサラやジョンを守りながらT-1000と戦う。
サラ・コナー - リンダ・ハミルトン
ジョンの母。前作の事件後に自らを鍛えて戦士となり、サイバーダイン社の爆破を試みるも失敗して逮捕され、精神病の疑いで警察病院に入院させられていた。ジョンによれば、息子を偉大な指導者に育てるべく、元グリーンベレー隊員などの屈強な男たちと交際していたという。
ジョン・コナー - エドワード・ファーロングマイケル・エドワーズ英語版(成年期)、ダルトンアボット(幼児期)
サラとカイルの息子。後に人類抵抗軍のリーダーになるが、それを危惧したスカイネットが送ったT-1000に生命を狙われる。
新型ターミネーターT-1000) - ロバート・パトリック
過去のジョンを殺害するために未来のスカイネットが送り込んだ最新の液体金属型ターミネーター。戦闘力はT-800より高く、再生能力や変身能力など駆使して戦う。また、直接触れたものに擬態できる能力も持つ。タイムスリップ後の現場で警官を殺害してその姿に擬態して以降、さまざまな人物に擬態しながらサラやジョンを追う。
マイルズ・ダイソン - ジョー・モートン
サイバーダイン社の特殊開発部部長で、前作のT-800の残骸から得られたCPUを基にした新型CPU開発プロジェクトチームのリーダー。
ピーター・シルバーマン - アール・ボーエン
ペスカデロ警察病院の専門医師。サラの理解者を装いつつ彼女が語るターミネーターの話を信じなかったが、間近でT-800とT-1000の攻防を目の当たりにすることとなり、絶句する。
ジャネル - ジェニット・ゴールドスタイン
サラが逮捕された後、里親としてジョンを引き取った女性。ジョンにあまり良い感情を持っていない。T-1000に殺害される。
トッド - ザンダー・バークレー
ジョンの養父でジャネルの夫。ジャネルとは夫婦仲があまり良くない。ジャネルになり替わったT-1000に殺害される。
カイル・リース - マイケル・ビーン
サラの夫でジョンの父。前作で現代にタイムスリップしてターミネーターと戦い、戦死[※ 1]。今作ではサラの夢に現れて彼女を励まし、ジョンを守るよう説得する。特別編のみ出演。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ターミネーター2

感想

プロローグ

1994~95年のロサンゼルス。10年前のサラ・コナーとターミネーターの死闘を知る者はなく、1997年8月29日に起こり得るスカイネットと人類間の核戦争「審判の日」を記憶するサラは、後にスカイネットを開発するサイバーダイン社への爆発未遂事件を起こした後、精神病患者として警察病院へ収監されていた。

サラとカイル・リースとの間に生まれた息子のジョンは養父母の下に引き取られていたが、最終戦争に備えるサラの偏った教育を受けたジョンは子供ながらにハッキングや武器の知識に精通している一方で、今では母の言動を与太話と断じながら仲間たちと非行に走る日々を送っていた。

序盤

ある日、時空を超えて再び2体のターミネーターが送り込まれる。

1体は10年前と同じモデルのT-800・モデル101型、もう1体は変形自在の液体金属で構成された最新モデルTー1000型。

2体はそれぞれ共通の目的であるジョンを捜索し、ショッピングモールにいた彼をほぼ同時に発見する。

Tー1000の襲撃からジョンを救ったのは、かつてサラを襲ったTー800だった。

警察感に扮したTー1000の追撃を振り切った後、Tー800が告げたのは、未来のジョンが過去の自分を護るため、鹵獲(ろかく)したTー800を再プログラムしてこの時代へ送り込んだということだった。

Tー800はジョンの指示にはすべて従うようプログラミングされていた。

Tー800の出現によりサラの話が真実であることを知ったジョンは、人間を殺さないようTー800に誓わせ、T-1000の次の標的であるサラの救出に向かう。

その間、警察病院ではサラがショッピングモールで撮影されたT-800の写真を見せられ、危機が近づいていることを悟る。

彼女は病室を抜け出して脱出を図り、病院の職員たちに取り押さえられるが、そこにジョンとT-800、そしてT-1000が現れる。

T-800はサラに「行きたければ一緒に来い」と告げるが、それは奇しくもカイルがサラに初めて語った言葉と同じものだった。

彼女を保護してT-1000から逃れたジョン一行はメキシコ方面への逃亡を図る。

サラの友人のキャンプにて、ジョンがT-800と交流し、信頼を深めて行く様子を見たサラは、やがてこの忠実な殺人機械こそが「ジョンの絶対的保護者」としてふさわしい存在であることを悟り、次第に見方を改めていく。

中盤

T-800から、スカイネット誕生に繋がるコンピュータ素子を開発することになるサイバーダイン社の技術者マイルズ・ダイソンの存在を知らされたサラは、戦争を阻止するべく単身でダイソン宅に侵入して彼の殺害を試みる。

しかし、ダイソンは未来のことは何も知らずに幸福な家庭を持つ市井(しせい)の技術者であった……

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ターミネーター2

なんと、本作『ターミネーター2』は、前作で徹底した悪役だったターミネーターが、味方としてサラとジョンを助けてくれるという衝撃的な展開になっています。

引用元:映画『ターミネーター2』

Wikipediaの情報によると、当初は公開までT-800が味方であることは極秘にすることが検討されていたそうですが、結局はこの事実を早期に公開し、むしろ本作の売りとして積極的にPRする方針が採られることになったそうです。

今でこそ、ターミネーターことT-800はヒーローとしての認識が浸透していますが、当時の人たちは、冷酷な殺人マシーンであるターミネーターが味方として助けてくれることは衝撃だったことでしょう。

 

ジェームズ・キャメロン監督は前作の焼き直しに陥るのを危惧して早期の続編には反対していたそうで、「少年とターミネーター」という新たな構成を温め続けていたのだとか。

引用元:映画『ターミネーター2』

もし、前作と同じようにT-800が再びサラとジョンの命を狙って未来からやって来る展開だったら、大ゴケしてたことは確かだと思います。

ですが、監督は前作で敵だったT-800を味方にするというコペルニクス的転回な発想で、『ターミネーター』シリーズを不動のものにしたのです。

予告

www.youtube.com

アニメーション映画 ドラマ『ノートルダムの鐘』「原作はフランスの大文豪ヴィクトル・ユーゴーの名作『ノートルダム・ド・パリ』」

引用元:superdramatv.com

ストーリー

舞台は中世のパリ。空高くそびえ立つノートルダム大聖堂の鐘楼に、カジモドという心優しい鐘つき男がひとりぼっちで暮らしていました。冷酷な判事フロローに育てられた彼は鐘楼の外へ出ることを許されず、いつも塔の上から街を眺めては自由を夢見ていました。そして、年に一度の“道化の祭り”の日、愉快な石像ガーゴイルたちに励まされ、ついに塔を抜け出します。生まれて初めての華やかな世界。カジモドは自由を愛し強く生きるジプシーの娘エスメラルダと出会い、初めて友情を知り、そして自らの運命を変えてしまうような冒険に引き込まれていくのです。
個性あふれるキャラクター、アカデミー賞(R)ノミネートの胸を打つ音楽と息をのむ美しい映像。ユーゴーの原作をあの「美女と野獣」のスタッフが壮大なエンターテイメント作品に作り上げました。

引用元:https://www.disney.co.jp/studio/animation/0116

登場人物・キャスト

カジモド
本作の主人公。 とても醜い容姿で生まれ教区民からも嫌われているが、根は優しく純粋な心を持つ青年。赤子の時にジプシー狩りでフロローにジプシーである母を殺され自身も殺されかけるが、止めに入った司祭の一声で、ノートルダム大聖堂の鐘楼に、20年間ずっと軟禁状態で育てられる。ちなみに「カジモド」はフロローが名付けた名前(「出来損ない」の意味)であり、元の名前は不明。またカジモド自身はジプシーの血族の可否は劇中触れられていない。真実を一切知らず、母に捨てられたと思っていたため、厳格な育ての親にしてご主人様であるフロローには逆らえなかった。鐘衝きが仕事だが、外界と隔離されて生活しているためフロロー以外の人間を鐘楼から見下ろすことでしか知らなかった。女性一人(エスメラルダとヤギのジャリ一匹)を担いで大聖堂を縦横無尽に移動するなど高い身体能力を持つ。また小さい木彫りの人形を着色に至るまで、易々と作成できるなど手先も器用。
エスメラルダと出会い、生まれて初めての恋をするが、エスメラルダはフィーバスを選び、彼の恋は報われなかった[注 1]。しかし、彼らとは強い友情で結ばれ、助け合うことで心を通わせフロローに立ち向かう。最後は、エスメラルダに大聖堂の外へ連れ出され、市民と打ち解け合い、ようやく大聖堂の外の世界に受け入れられた。
エスメラルダ
本作のヒロイン。自由をこよなく愛するジプシーの美しく情熱的な踊り子。カジモドにとって初めて出来た人間の友達。ジプシーであるため、壁に覆われ束縛された生活を嫌っている。フロローによって捕えられ、危機に陥るが、カジモドに救出される。最後は、フィーバスと結ばれ、カジモドを大聖堂の外に連れ出した。
クロード・フロロー英語版
本作のディズニー・ヴィランズ最高裁判事(原作ではフロローが司祭)。ジプシーを目の敵にしており、取り締まりに執念を燃やす権力者。ジプシーの生命や権利を全く顧みない差別主義者だが、そんな自らの言動・行動を正義と信じて疑っていないなど、ディズニーヴィランズの多くが自分を悪と自覚している中ではかなり異色の存在。
ジプシーであったカジモドの母を死に追いやり、赤子のカジモドもその顔の醜さから井戸に捨てて殺そうとしたが、司祭に咎められたことにより、大聖堂の鐘楼に20年間閉じ込め、鐘衝きとして育てる[注 2]エスメラルダに対して暗く歪んだ恋慕の情を抱き、彼女を手に入れるか、もしくは厳格な自分を誘惑した魔女として火刑にしようと目論む。しかし最後は、大聖堂内でカジモドとエスメラルダを殺そうとしたことにより神の怒りに触れ、大聖堂から転落死する自業自得の末路を遂げた。そんな非情な性格のため、彼が死亡した際には誰も哀しむことはなかった。
フィーバス
護衛隊長。気障で陽気な美男子。原作とは違い婚約者はいない模様。愛馬の名はアキレス。フロローにジプシー狩りを命じられるが、民家に火をかけるなどのフロローの残虐な横暴に耐えかね離反。反逆者として逃走中、背後から矢を放たれて負傷し、川へと転落する。後にエスメラルダに救われ、大聖堂でカジモドに匿われながら手当てを受ける。カジモドとはエスメラルダをめぐる恋敵だが、協力してジプシーの隠れ家「奇跡の法廷」を探し当る。最後は、市民やカジモドと共にフロローと護衛隊に立ち向かう。戦いの後は、エスメラルダと結ばれ、カジモドと親友になった。
クロパン英語版
狂言回し。普段は陽気な人形遣いだが、ジプシーを纏めるリーダーでもある。フロローに追われたジプシーを保護し、ジプシーの隠れ家「奇跡の法廷」へと匿っている。最後は、カジモドや決起した市民達と共にフロローと護衛隊と戦う。
ユーゴ/ヴィクトル/ラヴァーン
ノートルダム大聖堂にいる三人組の石像(ガーゴイル)で、カジモドの唯一の親友。彼らは通常、カジモドの前でしか動かないが、ユーゴだけはジャリの前でイタズラ程度に動いた。外の世界へ出たがっているカジモドを後押ししたり、フロローとの決戦では、大聖堂の上から護衛隊相手に沢山の仕掛けを駆使し戦った。ユーゴとヴィクトルの名前は、原作者ヴィクトル・ユーゴーから取られている。
ユーゴはふとっちょでひょうきんもの、ヴィクトルは長身で温厚かつ涙もろい、ラヴァーンは三人のまとめ役のしっかり者で優しいおばあさん。
ジャリ
エスメラルダの飼っているヤギの雌。機転が利き、カジモドやフィーバスも助ける。
司祭
ノートルダム大聖堂の司祭。本名は不明。神聖なる大聖堂を神の聖域として逮捕や殺生を認めず、赤ん坊だったカジモドを殺そうとしたフロローの蛮行を一喝し、大聖堂に逃げ込んだエスメラルダをジプシーと知りながらも保護するなど、高潔な人格者として描かれている。作中終盤にてエスメラルダを救い大聖堂に逃げ込んだカジモドを始末しようと入り込んだフロローを止めようとするも、振りほどかれてしまう。
役名 原語版声優 日本語吹替
カジモド トム・ハルス 石丸幹二
エスメラルダ デミ・ムーア 保坂知寿
歌: ハイジ・モーレンハウアー
クロード・フロロー トニー・ジェイ 日下武史
歌:村俊英
フィーバス ケビン・クライン 芥川英司
クロパン ポール・カンデル 光枝明彦
ユーゴ ジェイソン・アレクサンダー 治田敦
ヴィクトル チャールズ・キムブロー 今井清隆
ラヴァーン メアリー・ウィックス
ジェーン・ウィザース
末次美沙緒
歌: メアリー・スタウト
カジモドの母 メアリー・ケイ・バーグマン
司祭 デヴィッド・オグデン・スティアーズ 松宮五郎
歌:佐川守正
野蛮な兵士 コーリー・バートン 渋谷智也
老囚人 ゲイリー・トゥルースデイル
とんまな兵士 ビル・ファッガーバッケ 味方隆司
兵士/ジプシー ジム・カミングス
パトリック・ピニー
井関一
明戸信吾
柴垣裕子
ジャリ フランク・ウェルカー 原語版流用
アキレス ボブ・バーゲン

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ノートルダムの鐘

感想

プリンス、プリンセスは登場しない、今までのディズニーのテンプレから外れた、ディズニーっぽくないディズニー映画としてカルト的な人気を誇っているといわれる、『ノートルダムの鐘』。

確かに、絵柄こそディズニーですが、話の展開、描写、雰囲気、物語に流れる哲学などなどディズニーっぽくありません。

大人向きのディズニー映画といったところでしょう。

 

原作は『レ・ミゼラブル』で知られるフランスの大文豪ヴィクトル・ユーゴの『ノートルダム・ド・パリ』日本語訳は『ノートルダムのせむし男』(『むせし』という言葉は差別用語のためマスメディアでは使用禁止とされている)という作品らしく、原作は救われない話なのだそうです……。

そんな『ノートルダム・ド・パリ』をベースに登場人物や物語の展開などはかなり忠実に作らているらしいですが、最後はディズニーらしくハッピーエンドに改変されています。

ですが、ディズニーテンプレの結婚エンドではなく、主人公のカジモドはプリンセス的立ち位置のエスメラルダに好意を抱いているも、エスメラルダはフィーバスという護衛隊長と結ばれます。

ディズニーテンプレだったら、主人公・ヒロインは想い人と必ず結ばれますが、本作は絶妙な関係のまま終わってしまうんですね。

ですが、バッドエンドではなく、今まで醜い姿で恐れられていたカジモドは、みんなから受け入れられることで物語は終わらせることでハッピーエンドになっており、爽やかな余韻が残ります。

そして、本作の見どころは↓このサイトでも書かれている通り、映像美なんですね。

dolly9.com

カジモドがノートルダム寺院を飛び回るハイパーアングルはまるで『進撃の巨人』の立体機動装置の演出のように迫力があり、街で行われるパレードの細かい描写も素晴らしい。

引用元:映画『ノートルダムの鐘』

ディズニーらしくないことで他のディズニー映画より一線を画しマイナーになっているのでしょうが、ディズニー映画の中でも上位に入るくらいバニラは好きな作品です(≧▽≦)ゝ

予告

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映画 ホラー/スリラー『SAW(ソウ)』「生きるか死ぬかは、君自身で選べ」

引用元:movies.yahoo.co.jp

ストーリー・解説

老朽化した巨大なバスルームで目覚めた互いに面識のない2人の男は「6時間以内に相手を殺すか、2人とも死ぬか」というゲームを強要される。だが誰が何の目的で? 一方で、この犯人が他の被害者たちにもカミソリワイアーを張り巡らした密室、顎を砕くヘッドギアなどを用いた究極のゲームを仕掛けていたことが判明していく。サンダンス映画祭で注目された異色サスペンス。

2004年製作/103分/R15+/アメリ
原題または英題:Saw
配給:アスミック
劇場公開日:2004年10月30日

引用元:https://eiga.com/movie/1629/

登場人物・キャスト

ゲーム参加者

ローレンス・ゴードン
演 - ケイリー・エルウィス、日本語吹替 - 大塚芳忠
老朽化したバスルームに監禁された外科医。少ない手がかりを元に脱出の方法を模索する。
アダム・フォークナー
演 - リー・ワネル、日本語吹替 - 平田広明
老朽化したバスルームに監禁された若者。無理やりゲームに参加させられ最初はパニックになる。

警察

デイビッド・タップ英語版
演 - ダニー・グローヴァー、日本語吹替 - 池田勝
猟奇殺人鬼「ジグソウ」を追う黒人の元刑事。ゴードンをジグソウと疑い、刑事を辞めた後も独自に捜査を続けている。
ティーブン・シン
演 - ケン・レオン、日本語吹替 - 上田陽司
タップ、ケリーとともにジグソウを追う若い刑事。タップの私生活も心配する程の仲。タップと共にジグソウを追い詰めるが、トラップにより死亡する。
アリソン・ケリー
演 - ディナ・メイヤー、日本語吹替 - 富本牧子
タップ、シンとともにジグソウ事件を調査する女性刑事。

その他の関係者

アリソン・ゴードン
演 - モニカ・ポッター、日本語吹替 - 安藤麻吹
ローレンスの妻。旦那と家庭内でしばしばもめている。
ダイアナ・ゴードン
演 - マッケンジー・ヴェガ、日本語吹替 - 久野美咲
ローレンスの娘。彼に溺愛されている。
ゼップ・ヒンドル
演 - マイケル・エマーソン、日本語吹替 - 牛山茂
ローレンスが勤める病院の雑役係。病院の患者。
アマンダ・ヤング英語版
演 - ショウニー・スミス、日本語吹替 - 藤貴子
数件にわたるジグソウ事件で唯一生き残った薬物中毒の女性。逆トラバサミヘッドギアのゲームから生き延びた。タップ達にゲームの事を話す。
ジェフ・ライデンアワー
演 - ネッド・ベラミー、日本語吹替 - 丸山壮史
ジグソウにとらわれていた男性。『ソウ3』以降に登場するジェフ・レインハートとは別人。
ポール・Leahy
演 - マイク・バターズ、日本語吹替 - 中村浩太郎
ジグソウによる別のゲーム参加者。自傷癖のある中年男性。
マーク・ウィリソン
演 - ポール・ガトレクト、日本語吹替 - 武藤正史
ジグソウによる別のゲーム参加者。放火魔・盗癖。
カーラ
演 - アレクサンダー・チュン、日本語吹替 - 木下紗華
ローレンスの不倫相手。
ブレット
演 - ベニート・マルティネス、日本語吹替 - 田原アルノ
ローレンスの弁護士、友人。
ジョン・クレイマー
演 - トビン・ベル、日本語吹替 - 石田太郎
ローレンスが勤める病院の患者。ローレンスに癌の診断を下される。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ソウ_(映画)

感想

アダムは水の張られた水槽の中にいた。

栓が抜けて水が抜けていくのと同時に目覚めたアダムは、自身が酷く老朽化した広いバスルームにいることに気づく。

アダムの片足は鎖で繋がれ、部屋の対角線には同じように鎖で繋がれた男、ゴードンがいた。

そして部屋の中央には拳銃自殺の遺体が倒れていた。

鎖はとても外れそうになく、出入り口は硬く閉ざされていた。

まったく状況を飲み込めなかったが、アダムは自身のポケットにカセットテープが入っているのに気づく。

ゴードンのポケットにはカセットテープと、未使用の銃弾一つと、何かの鍵があった。

鍵をそれぞれの鎖に付いている錠に合わせたが開かなかった。

自殺死体が握るテープレコーダーで、ふたりはそれぞれのテープを再生する。

内容はそれぞれへ宛てたメッセージでゲームをしようと囁くのだった。

アダムは「この場で死ぬか、逃げ出すか試す」、ゴードンは「時計が6時を回るまでにアダムを殺せ、そうでなければ彼の妻と子が死ぬ」というものだった。

さらにゴードンの方には「Xに宝が隠されている」「ハートに従え」という内容が付与されていた。

アダムはそのそばのトイレタンクにハートのマークがあり、中には糸鋸が2つ入っていた。

2人は糸鋸で鎖を切断しようと試みるが、とても不可能であった。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ソウ_(映画)

 

海外のデスゲーム映画の金字塔と名高い『SAW』シリーズの記念すべき第1作目。

Wikipediaの制作概要欄によると、プロデューサーのマーク・バーグはそれまで『ジョンQ』のような大作映画に関わっていたそうですが、『ジョンQ』公開時に最初に受け取った収支報告書を見て全世界で1億ドル(約90億円)を稼いでいたにもかかわらず、マークがその時点で2,200ドル(約20ドル)を配給会社に借金していることになっていたことで、衝撃を受けたマークは、すべてを自分でコントロールできる小規模の映画の制作に向かうようになり、それが本作の製作に繋がっているそうです。

 

そして制作された本作『SAW』は、賛否両論の評価を受けながらも、大ヒットし、多くのシリーズが制作されることになりました。

本作はデスゲームものとして名高いと先ほども書きましたが、バニラの個人的意見としては、デスゲーム性は低い気がします。

どちらかというと、スリラー・ホラー・サスペンス要素が強めでしょうか?

デスゲーム性が低いといっても、デスゲームではないといっているわけではありませんよ。

ですが、日本にはデスゲーム・ギャンブル系と呼ばれる作品が沢山あって、それらと比べるとゲーム性があまりないように感じられるだけです。

例えば、バニラの知っている作品をあげても、『カイジ』など福本伸行さんの多くの作品や、『今際の国のアリス』『アクマゲーム』『噓喰い』『ライアーゲーム』『ジャンケットバンク』などなど、とてもゲーム性の高いよく考えられたゲームが展開されます。

 

しかし本作に登場するゲームのルールは、これといってなくて、鎖に繋がれた状態で、制限時間内に先に相手を殺せばクリア? 的なものです(もう少し細かいルールがありますが)。

頭脳戦を期待して観始めたのですが、かなりの脳筋ゲームという印象をうけました。

それもそのはずで、本作はゲーム性より、心理描写に重きを置いているんですよね。

ゲームの仕掛け人である、ジグソーと呼ばれるシリアルキラーは、ゲームや殺人を楽しみたいのではなく、「命を大切にしない人に、命の大切さを教えること」、つまり生きる意味を見出させることを目的としているそうなのです。

いっていることと、やっていることが矛盾する気もしますが(^▽^;)

そのため、ゲーム参加者の肉体を酷く傷つけるゲームを仕掛けて、自分が生き残るためには何でもするように仕向け、人間の醜い本性を晒す心理型のゲームを好んで仕掛けています。

 

だから、ゲームをクリアして生き残っても肉体に酷いダメージが残るうえに、ジグソーはゲーム参加者を精神的に追いつめて自殺させようとするので、とても強靭な精神力を試されるので、生き残るのも最初からかなりの無理ゲー設定なんですよね。

デスゲームにフェアやアンフェアというのもおかしいですが、ちょっとゲームとしてのフェア性には欠けるかな……(^▽^;)

それに、「命の大切さ」「生きる意味」を教えるためとはいえ、こんな方法は拷問と同じで、ゲーム参加者の意志はゆがめられ、本当のことはわからないし、教えられないと思います……(-▽-;)

まあ、なんやかんや言っていますが、否定しているわけではありませんよ。

ヒットした理由もわかりますし、エンターテイメント映画として最高に面白かったです。

二重三重のどんでん返しが用意されていて、特に最後の大どんでん返しは圧巻でした( ̄▽ ̄)ゝ

予告

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映画 歴史/ドラマ『グラディエーター』「たった一言でいい、優しい言葉を、一度でいい、きつく抱きしめくれたら、千年も私の心に太陽が降り注ぐだろうに」

引用元:mofumuchi.com

ストーリー・解説

ブレードランナー」の巨匠リドリー・スコットが、古代ローマを舞台に復讐に燃える剣闘士の壮絶な闘いを描き、第73回アカデミー賞で作品賞・主演男優賞など5部門に輝いた歴史スペクタクル。

古代ローマの皇帝アウレリウスは、信頼を寄せる将軍マキシマスに次期皇帝の座を譲ろうと考えていた。それを知った野心家の王子コモドゥスは父を殺して玉座を奪い、マキシマスに死刑を宣告。マキシマスは故郷へ逃れるが、コモドゥスの手下に妻子を殺されてしまう。絶望の中、奴隷に身を落としたマキシマスはやがて剣闘士として名を上げ、闘技場で死闘を繰り返しながらコモドゥスへの復讐の機会を狙う。

主人公マキシマスをラッセル・クロウ、宿敵コモドゥスホアキン・フェニックスがそれぞれ演じた。2024年、続編「グラディエーターII」の公開にあわせて、本作も4Kデジタルリマスター版でリバイバル公開される。

2000年製作/155分/アメリ
原題または英題:Gladiator
配給:東宝東和
劇場公開日:2024年10月11日

その他の公開日:2000年6月17日(日本初公開)

引用元:https://eiga.com/movie/44004/

登場人物・キャスト

帝国の要人

マキシマス・デシムス・メリディアス(Maximus Decimus Meridius)
演 - ラッセル・クロウ
主人公。ローマ軍の将軍で、属州ヒスパニア出身。アウレリウス帝の寵愛を受ける勇敢かつ聡明な人物だが、コモドゥスとの対立によって奴隷に身を落とされる。
作中における架空人物であるが、マルクス・ノニウス・マクリウス英語版という実在した執政官がモチーフであり、またノニウス以外にもキンキナトゥススパルタクスナルキッソス英語版ヒスパニアのマキスマス英語版など複数の古代ローマの人物がモデルとなっている。
ルキウス・アウレリウス・コモドゥス(Lucius Aurelius Commodus)[8][9]
演 - ホアキン・フェニックス
マルクス・アウレリウスの共同皇帝(在位:177年 - 180年)、第17代ローマ皇帝(在位:180年 - 192年)。アウレリウス帝の嫡男で、策謀に長けた傲慢な野心家。賢帝たる父に屈折した感情を持ち、情緒不安定な部分がある。
自分よりも父から信頼されている旧友マキシマスに不安を覚え、父を殺した上でマキシマスを失脚させる。
ルッシラ英語版(Lucilla)
演 - コニー・ニールセン
コモドゥスの姉。若き日はマキシマスの恋人だったが、身分の差から結婚を諦めマルクス・アウレリウスの共同皇帝ルキウス・ウェルスと結婚する。
当面の跡継ぎとされた一人息子のルキウスと共に皇帝を支えるが、次第に弟へ恐怖を感じ始める。
ルキウス・ウェルス〈子〉[10](Lucius Verus)
演 - スペンサー・トリート・クラーク
ルッシラの子で、コモドゥスの甥。作中、マキシマスから名を尋ねられ、「父の名を継いだ」と発言していることから、父は共同皇帝であったルキウス・ウェルスと推察される。
マルクス・アウレリウス(Marcus Aurelius)
演 - リチャード・ハリス
第16代ローマ皇帝(在位:161年 - 180年)。賢帝と呼ばれた老帝で、冒頭では蛮族との戦い(マルコマンニ戦争162年 - 180年)に出陣している。
帝政に限界を感じて再び共和政による支配へとローマを戻そうと計画するが、実子コモドゥスに暗殺される。
クィントゥス(Quintus)
演 - トーマス・アラナ
ローマ軍の将軍。マキシマスの同僚として従軍していたが、コモドゥスに従って反逆したマキシマスを捕らえる。
功績によって近衛隊長に栄達を果たすが、マキシマスを裏切ったことには罪悪感を抱いている。
グラックス議員(Senator Gracchus)
演 - デレク・ジャコビ
元老院議員。皮肉屋だが、高潔な性格の持ち主。民を味方にしたコモドゥスに感心しつつ、その独裁を押し留めようと奔走する。
ガイウス議員(Senator Gaius)
演 - ジョン・シュラプネル英語版
元老院議員。グラックスと並んで反コモドゥス派に立つ。ローマの共和政復活を望んでいる。
ファルコ議員(Senator Falco)
演 - デヴィッド・スコフィールド英語版
元老院議員。没落したパトリキ階級で、コモドゥスに取り入り権勢を得る策謀家。
シセロ(Cicero)
演 - トミー・フラナガン
マキシマスの従者。主人が剣闘士に身を落とした後も従い続け、密かにマキシマスを助ける。

剣闘士

アントニウス・プロキシモ(Antonius Proximo)
演 - オリヴァー・リード
ズッカバル英語版を根城にする剣闘士団の団長。マキシマスに才覚を見出し、剣闘士としての修行を積ませる。
かつては自らも名うての剣闘士として活躍しており、その功績からアウレリウス帝によって自由を与えられた。
ジュバ(Juba)
演 - ジャイモン・フンスー
ヌミディア人の奴隷。マキシマスと共にプロキシモへ剣闘士として売り飛ばされる。
独特の死生観を持ち、死を望むマキシマスにまだ生きて成すべきことがあると励ますなど、深い友情を結ぶ。
ハーゲン(Hagen)
演 - ラルフ・メラー
ゲルマニア人の奴隷。冗談好きの大男。先輩の剣闘士としてマキシマスとジュバを指導し、後に友人となるが、コモドゥス兵との戦いにより命を落とす。
カッシウス(Cassius)
演 - デヴィッド・ヘミングス
コロッセウムの支配人で、剣闘士競技の責任者。
ティグリス(Tigris (of Gaul))
演 - スヴェン=オーレ・トールセン
ガリアの虎戦士」の異名を取る剣闘士。コモドゥスの命令によってマキシマスとの試合を引き受ける。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
ソフト版[9] テレビ朝日[11]
マキシマス ラッセル・クロウ 山路和弘
コモドゥス ホアキン・フェニックス 神奈延年 宮本充
ルッシラ英語版 コニー・ニールセン 沢海陽子 佐々木優子
プロキシモ オリヴァー・リード 富田耕生 坂口芳貞
グラックス デレク・ジャコビ 堀勝之祐 小林修
ジュバ ジャイモン・フンスー 諸角憲一 石田圭祐
マルクス・アウレリウス リチャード・ハリス 大木民夫 鈴木瑞穂
ハーゲン ラルフ・メラー 古田信幸  
シセロ トミー・フラナガン 宗矢樹頼  
ファルコ議員 デヴィッド・スコフィールド 村松康雄  
ガイウス議員 ジョン・シュラプネル 益富信孝  
クィントゥス トーマス・アラナ 田原アルノ 稲垣隆史
ルキウス スペンサー・トリート・クラーク   矢島晶子
カッシウス デヴィッド・ヘミングス 楠見尚己 青野武
ティグリス スヴェン=オーレ・トールセン    
マキシマスの妻 ジャンニア・ファシオ   伊藤亜矢子
マキシマスの子 ジョルジョ・カンタリニ   細野雅世
その他   梁田清之
花田光
藤井佳代子
後藤哲夫
小山武宏
水内清光
石井隆夫
杉本ゆう
志村知幸
小野泰隆
常盤祐貴
村上想太
金尾哲夫
寺杣昌紀
桐本拓哉
西凛太朗
水内清光
田中完
辻親八
原田晃
五王四郎
竹田雅則
白山修
伊藤亜矢子
船木真人
高階俊嗣
重松朋
野中秀哲
小谷津央典
丸山純路
天神総介
山口貴樹
瀬口昌代

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/グラディエーター

感想

冒頭

時はネルウァ=アントニヌス朝(いわゆる五賢帝時代)のローマ帝国

平民出身の将軍マキシマス・デシムス・メリディアスはゲルマニア遠征で、蛮族との決戦を迎えていた。

引用元:映画『グラディエーター

皇帝暗殺

マキシマスの活躍によって蛮族を討ち負かし、老境である皇帝のアウレリウスは次期皇帝にマキシマスを指名する。

しかし、マキシマスはアウレリウスの提案を断り、代わりにアウレリウスの実の息子のコモドゥスを指名するのだった。

だがアウレリウスは「君主の器ではない」とコモドゥスを一蹴し、そのことを知ったコモドゥスは、父を殺し皇帝の座を無理やり奪い取り、マキシマスに側近として自分の治世を助けてくれるように頼むのだった。

 

しかし、アウレリウスに忠義を尽くすマキシマスは、コモドゥスがアウレリウスを殺したことにいち早く感付き、コモドゥスの頼みを断る。

コモドゥス皇帝に逆らったことで、マキシマスは処刑させられそうになるも、マキシマスは機転を利かせ反撃し、その場を逃走して妻子のもとに急ぐ……が……マキシマスが妻子のもとにたどり着いたときには、家は焼き払われ、妻子は生きながら焼かれ吊るされていた。

マキシマスは余りのショックと負傷から意識を失ってしまうのだった……。

剣闘士として

次に目覚めた時、マキシマスは商人の一団に捕らえられ、属州アフリカのモーリタニア・カエサリエンシスにあったズッカバルという名の町へ連れて行かれ、奴隷市場で売られていた。

生きる意義を失ったマキシマスは脱出する訳でもなく、無気力にされるままに過ごしていた。

そこへ小さな剣闘士団を運営するプロキシモという男が現れる。

マキシマスは剣闘士として使えそうな奴隷を探し回っていたプロキシモに「スパニアード(スペイン人)」として売り飛ばされ、剣闘士としてデビューした。

剣闘士として生きる新たな宿命を得たとき、ローマ帝国で禁止されていた人間同士の剣闘大会がコモドゥス即位で解禁されたことと、大会を勝ち抜けば皇帝と謁見できる権利が与えられることを知ったマキシマスは、大会を勝ち抜きコモドゥスへの復讐を決意するのだった。

 

歴史超大作『グラディエーター』。

グラディエーター2』が劇場公開されたということで、久しぶりに観ました。

以前観たときは、歴史のことや関係性などほとんどわからずに観ていましたが、歴史の予備知識と関係性などを少し理解したうえで、改めて観てみると、以前観たときの何十倍も面白かったです。

以前観た時は、コモドゥスのことが嫌いだったのですが、今回観たときは、酷い奴ですが憎み切れない人間らしい奴という感想を抱きました。

世の中には「哀しき悪役」という属性がありますが、コモドゥスは「哀しき小悪党」という印象ですね。

引用元:映画『グラディエーター

コモドゥスは能力がなく利己的なため、父であるアウレリウスから見捨てられ、皇位を奪うために父殺し(皇帝殺し)を苦しみながら実行するのです。

しかし、即位してからも、民衆に嫌われないために民衆の顔色を窺い、愛に飢えて実の姉と結婚したり、いつも何かに怯えている。

とても人間らしいと思いませんか?

マキシマスは非の打ち所がない完璧超人、まさにヒーローとしての部分が多く描かれますが、コモドゥスは等身大の人間らしい弱さなどが多く描かれています。

まさに、『バットマン』のジョーカーのようです。

コモドゥスを演じているのは、後に『ジョーカー』でジョーカーを演じることになるホアンキン・フェニックスなんですね。

やはりこの当時から、最高の悪役を演じているのだと再認識しました。

確かに、ゲスな悪党ですが、苦しむコモドゥスの姿を見ていたら、嫌いになれなくなったのです(-▽-;)

本作の裏の主人公は間違いなくコモドゥスですね( ̄▽ ̄)b

予告

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映画 アクション/ドラマ『レオン(完全版)』「私が欲しいのは愛か死よ」

引用元:aoyama.edublogs.org

ストーリー・解説

リュック・ベッソン監督作品「レオン」に、22分の未公開映像を加えた完全版。舞台はニューヨーク。家族を殺され、隣室に住む殺し屋レオンのもとに転がり込んだ12才の少女マチルダは、家族を殺した相手への復讐を決心する。少女マチルダを演じるのは、オーディションで選ばれ、本作が映画初出演となったナタリー・ポートマン。また、寡黙な凄腕の殺し屋レオンをベッソン作品おなじみのジャン・レノが演じている。

1994年製作/136分/PG12/フランス・アメリカ合作
原題または英題:Leon The Professional: Uncut International Version
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1996年10月5日

引用元:https://eiga.com/movie/32162/

登場人物・キャスト

レオン・モンタナ
演 - ジャン・レノ
本作の主人公。イタリア系移民で超一流の殺し屋。イタリアンマフィアのボスであるトニーからの依頼を受けては暗殺を行うが、「女子供は殺さない」というポリシーを持つ。『仕事』の時には黒のニット帽とオーバルのサングラスを着用している。予定のない日は食事・家事・買い物・筋力トレーニング・観葉植物の世話と、決まった時間に決まったことを行うストイックな日々を過ごしている。唯一の気晴らしはクラシック映画を観ることで[注 1]、新しい作品には疎い。動物好きな一面もある。
文盲であり、友達と呼べる人間も一人もおらず、他者と交流しない孤独な日々を送っている。唯一彼が心を許している「友達」の観葉植物の世話が日々の楽しみ。好物は牛乳で、いつも2パック買って、毎日欠かさず飲んでいる。
ある日、偶然にも知り合って殺されそうになったマチルダを救う。一緒に暮らすようになり、さらには復讐のために「殺しの技術を教えてくれ」と頼み込まれる。当初は断るが拳銃を窓越しに乱射した彼女の本気さに触れ、仕方なくアパートを引き払うとともに戦術の初歩を教えることになり、奇妙な同居生活をはじめる。
チルダ・ランドー
演 - ナタリー・ポートマン
本作のヒロイン。レオンの住むアパートの同じ階の隣に住む12歳の少女。幼いながらも言動は非常に大人びており、頭の回転も早いため、精神年齢は実際よりも高い印象を受けるが自分の素行不良を自覚しながらも、それを指摘されるのは嫌がる幼稚さもある。大人の目を盗んでタバコを吸う癖がある。
父親の再婚相手とは上手くいっておらず、さらには父親や異母姉とも不仲で[注 2]「素行不良」「更生させる」という理由と建前で寄宿舎に入れられている。唯一心を許し合っている幼い弟に会うために時々寄宿舎を抜け出しては帰ってきていた。
虐待を受けていることは他所では隠していたが、父親から暴力を受けた傷をレオンに見られ、声をかけられたことで顔見知りとなり、彼がいつも買う牛乳を買いに出かける。
しかし、使いを済ませて帰ってくると玄関先に死体となって転がっている父親を発見し、他の家族も死んでいることを察知し、とっさに通りすぎて隣のレオンに助けを求めたことで自身の襲撃を逃れた。
だが最愛の弟を殺された復讐心からレオンに殺しの技術を教えてもらう代わりに、学のない彼に読み書きや計算などの勉強を教えることになり、少女と殺し屋との同居生活が始まる。
ノーマン・スタンスフィールド英語版(スタン)
演 - ゲイリー・オールドマン
麻薬取締局の刑事でありながら、麻薬密売組織を裏で牛耳る男。非常に残忍かつ冷酷非情な性格であり、女・子供を含めて無関係な人間を殺すことに一切の躊躇を見せない。レオンに暗殺指令を出していたトニーは、実は彼の指示で動いていた。クラシック音楽の鑑賞が趣味で、イヤホンで音楽を聴いたり、ジョセフの一家を惨殺した際は、ジョセフにクラシック音楽について語る描写がある。ベートーヴェンモーツァルトブラームスを好んで聴いている。
運び屋のジョセフ(マチルダの父親)が麻薬をくすねたことを知り、返却を求めたが応じなかったため、鼻歌を歌いながらマチルダ以外の一家を皆殺しにした。その際、彼の部下がマチルダの幼い弟を殺したことで彼女に憎悪されることになる。
エキセントリックな行動が目立ち、麻薬捜査官でありながら自身も麻薬に手を染めている。しかし、頭の回転は早く、なおかつ捜査官としては非常に優秀で能力は高い。レオンがトニーの配下であることを見抜き、次第に彼を追い詰めていく。終盤、大勢の警官及び特殊部隊(ESU)を率いてレオンとマチルダのアパートを包囲・突入。突入部隊員に扮して逃亡を図ろうとしたレオンの行動を察しており戦闘で怪我した彼に更なる致命傷を負わせるものの、レオンが絶命寸前にピンを抜いた手榴弾の爆発で道連れとなり爆死した。
トニー
演 - ダニー・アイエロ
レオンの雇い主でイタリアンマフィアのボス。アメリカに流れてきたレオンを拾って一流の殺し屋に育て上げたのは彼である。実はスタンスフィールドの配下であり、スタンと敵対する麻薬組織やマフィアを壊滅させて彼の勢力を拡大させていた。しかしスタンスフィールドとは仕事上の付き合いであり、皮肉にもレオンとスタンスフィールドは敵対し、両者とも亡くなることになったがトニーとしてはレオンに情があった。
ジョセフ・ランドー
演 - マイケル・バダルコ
チルダの父親。定職にもつかず、ケチな麻薬の運び屋として収入を得る生活を送っていた。実の父親にもかかわらずマチルダを毛嫌いしており、厄介払い同然に寄宿舎に入れている。スタンから預かっている麻薬をくすね、そのことを疑われるも認めず、刻限までに返却しなかったため報復として自宅を襲撃される。自身は窓際に隠していたショットガンで反撃を試み、スタンの部下1名を射殺。スタンにも傷を負わせて逃亡を図ったが、結局は返り討ちに遭い殺害される。
マージ・ランドー
演 - エレン・グリーン
チルダの義母。自宅襲撃時は入浴中でバスタブに浸かっていたところ、バスルームをいったん通り過ぎて舞い戻ったスタンに至近距離からショットガンで撃たれ死亡。
ジョアン・ランドー
演 - エリザベス・リージェン
チルダの異母姉。朝の体操番組を見て、自分も体操するのを日課としている。マチルダとは反りが合わず、「チャンネルを変えたら、顔をぶん殴る」と脅す。自宅襲撃時に逃げ出そうとするが、廊下でスタンの銃撃を受けて死亡。
マイケル・ランドー
演 - カール・J・マトゥソヴィチ
チルダの弟。4歳。家族の中では唯一のマチルダの理解者であり、互いの情は何よりも深かった。自宅襲撃時は自身のベッド下に隠れていたもののジョセフが反撃した際に飛び出してしまい、スタンの部下に背後から撃たれて死亡。
マノーロ
演 - アダム・ブッシュ英語版
トニーの店の従業員として働く配下。寡黙だがトニーの命令には忠実。

日本語吹き替え

役名 俳優 日本語吹替[3]
オリジナル版 完全版旧録 完全版新録 テレビ朝日
(追加録音部分)
レオン・モンタナ ジャン・レノ 大塚明夫 菅生隆之
菅生隆之
チルダ・ランドー ナタリー・ポートマン 久川綾 宇山玲加 篠原恵美
篠原恵美
ノーマン・スタンスフィールド ゲイリー・オールドマン 田中正彦 佐古正人 山寺宏一 安原義人
安原義人
トニー ダニー・アイエロ 坂口芳貞 池田勝 屋良有作 三木敏彦
丸山壮史
マルキー ピーター・アペルフランス語版 石井康嗣 伊藤栄次 佐藤健輔 山路和弘
山路和弘
ウィリー・ブラッド ウィリー・ワン・ブラッド英語版 檜山修之 相沢正輝 佐藤美一 家中宏
家中宏
スタンスフィールドの部下(2nd) ドン・クリーチ英語版 山野井仁 水野龍司 田中正彦 中庸助
ベニー キース・A・グラスコー英語版 江川央生 星野充昭 竹内良太 天田益男
天田益男
ジョセフ・ランドー(マチルダの父) マイケル・バダルコ 安西正弘 宝亀克寿 天田益男 中博史
中博史
マージ・ランドー(マチルダの義母) エレン・グリーン 深水由美 佐藤しのぶ 廣瀬仁美 寺内よりえ
清水はる香
ファットマン(ジョーンズ) フランク・センジャーフランス語版 安西正弘 稲葉実 田中正彦 亀井三郎
トント ルーシャス・ワイアット・チェロキー 江川央生 星野充昭 相沢正輝 大川透
ジョーンズのボディガードチーフ エリック・シャリエ 檜山修之 相沢正輝 竹内良太 中田譲治
ホテルの受付 ジョージ・マーティン 品川徹 稲葉実 高桑満 佐々木薫
チルダが捕まえたタクシーのドライバー アブドゥル・ハッサン・シャリフ 檜山修之   小松史法  
レオンが捕まえたタクシーのドライバー スチュアート・ルーディンフランス語版   星野充昭 藤吉浩二  
SWATチーフ ジェフリー・ベイトマン 石井康嗣 水野龍司 相沢正輝 中博史
重要人物のジョガー デヴィッド・バトラー 伊藤栄次 向井修 水野龍司
マノーロ アダム・ブッシュ英語版 原語音声[注 3]   竹内良太 大川透
不明
その他
山下啓介
柊美冬
森沢芙美
室園丈裕
叶木翔子
山岡葉子
福島菜七子 定岡小百合
小宮山絵理
今瀬未知
聖みほ子
笠原幸之助
岡のりこ
木藤聡子
大黒和広
深水由美
幸田夏穂
相沢正輝
引田有美
鈴木みえ
追加録音部分
斎藤こずえ
篠田有香
塩見宗真
汐見和由

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/レオン_(映画)

感想

イタリア系移民の凄腕の殺し屋レオン・モンタナは、ある日、悪徳の麻薬取締局の刑事、ノーマン・スタンフィールドたちに

引用元:映画『レオン』

家族を殺された、少女マチルダを助けたことで、彼女の復讐の手助けを頼まれ、彼女に殺しの技術を教える不思議な同居生活を始める。

引用元:映画『レオン』

名作映画と名高い『LEON(レオン)』。

ずっと観たい観たい思っていて、この度アマゾンプライムで無料配信されたので、やっと観ることができました!

いや~名作と評されているのも納得の名作でした(*´▽`*)

それなりにバニラも映画を観ていると思いますが、作品から感じられる哀愁は今まで観た映画の中で五本の指に入ると思います。

 

本作の登場人物、レオンもマチルダも決して癒えない悲しみを抱えて生きているので、その悲しみが哀愁を醸し出しているのです。

そんな二人だからこそ、惹かれあったのも納得ですね。

チルダの年齢を考えるとセンシティブな問題なのですが、二人は確かに愛し合っていたのです。

ですが、愛を知ったら弱くなるのは物語のお決まり。

愛深きゆえに愛を捨てた『北斗の拳』の聖帝サウザーも言っています。

『愛などいらぬ!』と。

愛は人を弱くもするのです(/_;)

レオンもマチルダと関わってしまったことで、冷酷さや冷静さを失い、昔のレオンでは考えられない行動に出て、最後は……。

 

二人の愛が上手くいかないことは、観ている人の誰もが薄々気が付いていたと思います。

二人の年齢的問題もありますが、レオンは殺し屋、マチルダは現代的に言うとメンヘラちゃん

チルダはレオンの愛を確かめるために、『私が欲しいのは愛か死よ』とロシアンルーレットをして見せるほど(^▽^;

引用元:映画『レオン』

「やべー女」ムーブをかますんですね。

「マチルダと付き合ったら、絶対大変だろうな……」という予感はするのですが、「こんな恋愛をしてみたい!」と思う人も恐らく一定数はいるのではないかと思います。

だから、二人の関係に惹かれてしまうのでしょう。

 

退廃的で、いつか破滅する関係だとわかっていたからレオンは、自分が死んだ後のマチルダのことを心配していたのでしょう。

ですが、レオンは後悔していなかったと思います。

臭いとお思いになるでしょうが、何故なら、レオンは愛を知ることができたからです。

まさに「愛か死」の純愛の物語でした(T▽T)

その他にもトニーに預けているお金の話しや、レオンの育てていた観葉植物の考察、マチルダのこの後など、考察したいと思いましたが、この作品に関しては、「ああだこうだ」いうのも野暮な気がしたので、触れないでおきましょう。

本当に名作映画だと思いました( ̄▽ ̄)ゝ

予告

www.youtube.com

アニメーション映画 ファンタジー/ミュージカル『リトル・マーメイド』「となりの海草は青く見えるさ。陸に行くのは大きな間違い」

引用元:eiga.com

ストーリー

楽しいことが大好きで好奇心いっぱいのマーメイド、アリエルは、陸の世界に憧れている。彼女は父親の“海の上にいくな”という命令を無視して、激しい嵐の中、海上に姿を現し、ステキな王子様を救出する。

人間になりたいアリエルは、邪悪な海の魔女アースラと取り引きをし、脚を手に入れるために尾びれと美しい声を失ってしまう。

そんなアリエルを助けるのは、仲良しのかわいいフランダーと、カリブ海カニでレゲエが得意な、文句ばかりのお目付け役セバスチャン。タイムリミットが迫る中、アリエルは王子の愛を手に入れ、父親の王国を守ることができるのか?

引用元:https://eiga.com/news/20230602/20/

登場人物・キャスト

アリエル(Ariel)
本作のヒロイン。トリトンの七人娘の末姫。ディズニープリンセスの一人。16歳。
波打つ赤毛に、エメラルドグリーンのような色をした尾、紫のの胸当てを付け、国内随一といわれる鈴を転がしたような美しい声と容姿を持った人魚。瞳の色は青(アクアブルー)。明るく好奇心旺盛で、地上の世界に強く憧れ、海底に沈んだ陸上の物をたくさんコレクションしている。父親のトリトンからは深い愛情を受けているものの、陸上の世界をかたくなに否定されて反発し、すれ違いが生じることもある。父親を恐れながらも、ややワガママであり、年頃のせいで大胆な行動を取ったり、感情の起伏が激しい。世間知らずな事もあり、それが仇となりアースラの罠に嵌ってしまった。
地上に関わるのは禁じられているため、陽気でいい加減なカモメ・スカットルだけが情報源で、その知識は誤解や偏ったものばかり[注 1]。また、コレクションの保管庫である洞窟のことは、親友の鯛・フランダーとの秘密。
エリックとは彼が船の難破によって溺死しかけていたところを助けたのがきっかけで恋が始まったのだが、セバスチャンを通じてその事を知ったトリトンの怒りを買い、コレクションを破壊されてしまう。その後ジェットサムとフロットサムの誘いでアースラを訪ねて契約をし、声を引き換えに人間となってエリックの城へ行くこととなる。
声が出せないため、エリックになかなか自分が命の恩人であることを伝えられなかったり、フロットサム・ジェットサムやアースラによる妨害を受けるなどの試練が立ちはだかるなか、セバスチャンやフランダーたちの支援で、苦難の末にようやくエリックに自分の正体を気づかせる。しかしアースラとの契約はぎりぎりのところで間に合わず、奴隷とされそうになったところを父トリトンに救われるが、アリエルと引き換えに彼がアースラに奪われてしまい、トライデント(三つ又の矛)を奪われることとなった。アリエルも巨大化したアースラに追い詰められたが、寸手のところでエリックに救われる。
最後は想いをトリトンに認められて人間にしてもらい、エリックと結ばれた。
アリエルの尾のエメラルドグリーンのような色は、本作制作時に調合された色であり、それにちなんで色名を「アリエル」と名付けられた。

海底の世界

アトランティカ

トリトン(King Triton
アトランティカを治める海の王で、アリエルの父。サファイアブルーのような色の尾を持ち、上半身は筋骨隆々の大男の姿をしている人魚。人間たちの間でも船乗りならだれもが知っていると言われる有名な存在。
トライデントという、王家の血筋の者しか刺してある所から抜けない矛の魔力で海を操り、アトランティカを治めている。人間や陸の世界を良く思っておらず、人魚達には無闇に地上に関わることは禁じている(映画内では、人間は魚を食べる野蛮でひどい生き物だからだと語っているが、その1番の理由はおそらく、過去に妻のアテナを人間の船との衝突によって亡くしたからと思われる)。父としては末娘のアリエルに甘いが、地上のことに関しては厳しい態度を取っている為、すれ違いや衝突が起きる事も少なくない。しかしアリエルが失踪した際は自分がキツく言い過ぎたのではないかと一人苦悩したり、アースラからアリエルとトライデントのどちらを差し出すか迫られた時は迷いなくトライデントを差し出すなど、アリエルを大切に想う気持ちは本物である。
中盤でセバスチャンがうっかり口を滑らせてしまった事により、アリエルが自身の取り決めに背いて地上に近づいたと知り激怒。嵐で海の底に沈んだエリックの石像をアリエルが所有していた他のコレクションと共に破壊してしまうが、皮肉にもそれがアリエルを地上の世界に赴かせるきっかけとなった。
終盤にアースラの策略に陥れられたアリエルの身代わりとなり、トライデントと王の座を奪われ、醜い海洋生物に姿を変えられてしまうが、エリックの活躍でアースラが倒れたことで救われ、最後はアトランティカの危機を救ったエリックと、彼を愛し続けるアリエルを認め、アリエルをトライデントの力で人間に変えて2人の結婚を許した。
アリエルとその姉妹(Daughters)
トリトンの七人の娘で、アトランティカのプリンセスたち。姉妹仲は良く、ラストのアリエルとエリックの結婚を祝福した。年上順に、
ティーナ (Attina) 橙
アラーナ (Alana) 紫
アデーラ (Adella) 黄
アクアータ (Aquata) 青
アリスタ (Arista) 赤
アンドリーナ (Andrina) 赤紫
アリエル (Ariel) 緑
物語中に歌われている「トリトンの娘たち」(Daughters Of Triton) という歌の中では姉妹の名前が順に呼ばれるが、それは年齢順ではない。
フランダー(Flounder)
アリエルといつも一緒にいる友達の魚[4](種類はタイ[5]、名前の由来ではカレイ)。黄色の体に水色の縞模様が入っている。アリエルの地上への関心を、アトランティカ内では唯一理解し、共有している。とても臆病で怖がり。
セバスチャン(Sebastian)
トリトンに仕える宮廷音楽家の蟹(「トリニダードの赤蟹」とされている)で、フルネームは “ホレイシオ・フェロニアス・イグネイシアス・クラスタシアス・セバスチャン” [6]
色々とアリエルに振り回され、元々はプロの音楽家であり、第1作の序盤で、アリエルの16歳のお披露目のコンサートの指揮者を任されるのだが、肝心のアリエルが出席しなかった事で、コンサートは失敗に終わり、面目を丸つぶれにされてしまう。さらにこの一件をきっかけに、トリトンの命令で、アリエルが海の上に行かないように、アリエルの監視役にさせられる。しかし、口では文句を言いながらも、元々責任感の強い性分であるが故に、アリエルに対してはそれなりに気を配り、アリエルの監視の役目を果たしつつも、トリトンにアリエルが人間(エリック)を助けた事がバレない様に尽力する。しかし蟹であるため人魚よりも泳ぎが遅く、海の上へと向かって猛スピードで泳ぐアリエルには、追いつくことができない。
プロの音楽家としてのスキルは本物で、海の生き物だけでなく鳥や虫たちなどを指揮して音楽を奏でられる実力をもつ。
アリエルが海の魔女のアースラとの契約で、声と引き換えに人間になった際には、アリエルを止めることができなかった自分に対して、「私も意気地なしの蟹になった」と嘆くも、アリエルの必至な表情の訴えから、仕方なくエリックとの恋に協力する事になる。
アリエルと共にエリックの城に行き、蟹であるために城のシェフのルイに料理されそうになる(以来、ルイとは因縁のライバルとなる)など、散々な目に遭いつつも、次第にアリエルのエリックに対する気持ちや、陸の上での生活に対する憧れに理解を示す様になり、最終的にセバスチャンの活躍もあって、アリエルとエリックは無事結婚することになる。
第2作では、もう引退してもいい年齢であるにもかかわらず、トリトンの命令で、アリエルの娘のメロディーのお世話係と彼女が海へ行かないように監視役を任される。メロディーは昔のアリエルと性格がそっくりであるため、同じように振り回されている。しかし、自分が目を離した隙に、メロディーが海の魔女であるモルガナのもとへ行ってしまったことに対して、泣いてアリエルに謝罪するほど責任感が強い。城では、未だにシェフのルイとは因縁の仲であり、見つかると包丁で追い掛け回され、料理にされそうになる。

悪役

アースラ(Ursula)
本作のディズニー・ヴィランズ
かつて王宮を追放されたことからトリトンを恨み[注 2]、その復讐も兼ねて海の支配権を奪おうと企む海の魔女。薄暗く誰も訪れない洞穴の様な場所で暮らしている。
悪賢く執念深い、で、下半身はタコのふくよかな女性。髪はシルバーで短く、濃いメイクをしている。「人助け」としてさまざまな悩みを抱える人魚達に望みを叶えるが、「お代」と称して何かを貰い、さらにアースラが提案する約束を果たせなければ、魔法は解け、元の人魚の姿には戻れない。口約束ではなく、契約書に直筆のサインをさせる。しかし手下に妨害させるなどして必ず約束を果たせないようにくわだて、相手がそれに対し異議を唱えても契約書を盾に突っぱねて、結果的に得体のしれない海洋生物へと変えて自身の住居である岩窟に閉じ込めている。
必ず約束を果たせないようにするが、本人の希望通りの願いを叶えてはいる。また魔法は自由自在に使う事が出来るが、アリエルに足を与えるなどの大きな魔法を使う際には、部屋の中にある大釜の中に、謎の生物が入ったビーカーを放り込むなどの調合による魔法を使っている。契約書にも魔法がかかっているのか、トリトンのトライデントの力でも破く事は出来なかった。
アリエルを人質にトリトンからトライデントを奪い取り海の王となるという野望を胸に、アリエルに接近して契約を持ちかけ、巧みな話術でアリエルの声を引き換えに3日間だけ魔法で人間にした。
しかし自身の思惑と裏腹に徐々に接近していくアリエルとエリックに焦りを覚え、アリエルから奪った声で歌う黒髪の美女に変身して地上に現れ、「ヴァネッサ」と名乗りアリエルの契約を失敗させようとエリックを惑わす。
一度は企みを成功させ、トリトンからトライデントを奪い取って王座を手に入れるが、助けに来たエリックやフランダー、セバスチャン、そしてアリエルの反撃で大切な部下のフロットサム・ジェットサムを誤って殺害してしまったことに怒り、巨大化。トライデントの力で海を荒らし、アリエルを追い詰めるものの、エリックによって難破船の舳先に激突させられ、海の底へ沈みながら滅びた。また、これにより海洋生物に変えられ閉じ込められていた人魚達も、元に戻った。
ヴァネッサ(Vanessa)
アースラがアリエルから奪った声で変身した黒髪の美女。ペンダントに閉じ込めたその声と自身の魔力でエリックの心を操り、彼の結婚相手となる。
しかし、偶然鏡に映ったアースラの姿を目撃してヴァネッサの正体を見破ったスカットルや彼の仲間に結婚式を妨害され、いち早くヴァネッサの正体に不信感を抱いて威嚇していたマックスに噛みつかれたことでペンダントを壊されてしまう。その結果エリックにかけていた魔力が解け、式場に駆けつけたアリエルが声を取り戻した。
フロットサム&ジェットサム(Flotsam and Jetsam)
アースラに仕える双子のウツボ。常にペアで行動している。主人に似てかなり悪賢い性格であり言葉巧みに契約をさせようとする。2匹並ぶとそれぞれ反対の目が光り、それによって映し出された外界の映像がアースラの情報源である。
最後は後を追ってきたエリックを掴まえるが、アリエルが妨害したアースラのトライデントによる誤った攻撃を受けてしまい、二人共海の藻屑となった。
ちなみにフロットサムは右目が金色、ジェットサムは左目が金色である。

海の世界

エリック(Prince Eric)
アリエルが想いを寄せる海辺の王国王子
勇敢で誠実、ハンサムながら飾り気のない黒髪の青年。元々は航海士になるのが夢だったため、船の操縦が得意。嵐で船が沈み、愛犬を助けるために漂流していたところを助けてくれた恩人・アリエルの声や顔立ちの微かな記憶から、後に再会したアリエルに惹かれながらも、声を失っていたことで別人と思い込み、思い悩むようになる。そんな時、アースラが化けたヴァネッサに魔力であやつられ、アリエルではなくヴァネッサと結婚しようとしてしまう。だが、後にアースラの策略に気づいたスカットルやセバスチャン達の活躍で魔力から解放され、同時に声を取り戻したアリエルを嵐の時の恩人であると確信する。その後トライデントを手に入れて一度は海の支配者になりかけたアースラからアリエルを救うため、海に出向いて難破していた自分の船に乗り込み、それを巨大化したアースラに体当たりさせることで倒した。
最後はトリトンに認められ、人間になったアリエルと結婚した。
グリムズビー(Grimsby)
白髪を後ろで一纏めにした、エリックの家令。
船に酔いやすいらしく、海に入るのは大嫌い。恋愛結婚を語る夢見がちなエリックの将来を心配し、早く身を固めて欲しいと願っている様子。
ルイ(Chef Louis)
エリックのシェフ。
歌いながら料理をするのが大好きな陽気な性格だが、肝心の歌は音痴。得意料理は魚料理だがその調理方法は少々残酷で、キッチンに迷い込んで来たセバスチャンにトラウマを与えてしまう。セバスチャンの存在に気づき調理しようとしたが、セバスチャンが逃げ回るので大暴れし、最終的に厨房をメチャクチャにした挙句にカーロッタから大目玉を食らってしまった。終盤ではアリエルとエリックの結婚式の行われた船上でさえ、セバスチャンを調理しようと追いかけるが、セバスチャンに反撃されて倒れてしまう。
第2作でも引き続き、セバスチャンを目の敵にしており、その姿を見るたびに追いかけているが毎回逃げられてばかり。
実写映画版には登場しない。
カーロッタ(Carlotta)
エリックの城で働く侍女。親切でぽっちゃりとしたおばさん。ルイとの会話の様子から彼より立場は上である模様。アリエルにも親身になって接する。
マックス(Max)
毛の長いエリックの愛犬。かなり人懐っこい性格で、船を覗き込んでいたアリエルを見つけ、彼女を気に入る。アリエルによって浜辺に救助されたエリックを見つけたり、アリエルの匂いを覚えていたりなどと、とても賢い。
スカットル(Scuttle)
陽気で楽天家なカモメ。歌は非常に音痴。アリエルからは唯一の人間についての情報源として頼られているが、それらの情報はほとんどがデタラメであり、日常でも抜けているところが目だつ。
しかし、この作品の功労者の一人でもある。偶然ヴァネッサの正体(鏡に写ったアースラの姿)を見破り、自信をなくしていたアリエルに真実を説明した。その後はセバスチャンに結婚式を阻止するよう指示され、仲間の鳥や海上の生き物達を呼び集めて執拗に妨害し、いち早くヴァネッサの正体に不信感を抱いていたマックスの協力もあり、アリエルとエリックを引き合わせる事が出来た。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/リトル・マーメイド

感想

2023年に実写映画化されたことで、再び注目を集めた名作アニメーション映画『リトル・マーメイド』

ウォルト・ディズニーは1940年代の第二次世界大戦中から、アンデルセンの『人魚姫』をアニメーション化する構想を練っていたらしく、満を持して、それから半世紀近くの時が過ぎ1989年に劇場公開されました。

本作はディズニー映画の第二次黄金期(ディズニー・ルネサンス)の原点とされたそうで、その後に『美女と野獣』『アラジン』『ライオン・キング』などが続くそうです。

 

内容はアンデルセンの『人魚姫』をベースとしていますが、ただ『人魚姫』から着想を得たというだけで、ほぼ改変されてディズニー・オリジナルとなっています。

ディズニー映画は童話を原作・原案としている映画が多いですが、ディズニーが独自の解釈で新たな物語に改変しているので、原作・原案と比較するのも楽しみの一つですよね。

アンデルセン『人魚姫』と『リトル・マーメイド』の一番の違いは、アンデルセンの『人魚姫』では人魚姫は最後泡になって消えてしまいますが、ディズニーの『リトル・マーメイド』では王子と結ばれるというハッピーエンドに改変されています。

 

そして、ところどころにディズニーの特徴であるミュージカルを組み込み、海の生物たちを擬人化させて、主人公アリエルと海の生物たちが、戯れている場面は原作の『人魚姫』にない? 素晴らしいシーンだと思います。

高畑勲監督の『かぐや姫の物語』で例えますと、かぐや姫の幼少期の話は原作・原案の『竹取物語』には描かれていないそうですが、高畑勲監督は幼少期を丁寧に描くことで、最後の別れのシーンの感動を強調させています。

 

それと同じで、アリエルの暮らす海の世界を丁寧に描くことで、海の生物たちが歌う『アンダー・ザ・シー』の歌詞の意味に説得力を持たせている気がしました。

『隣の海草は青く見えるさ。陸に行くのは大きな間違い』

という、歌詞の一節がありますが、バニラたち人間からすると、陸の世界より海の世界の方が青く見えるのではないでしょうか(^▽^;

今のCGで制作されたディズニー映画も素晴らしいですが、手描きで作画されたこの「ディズニー・ルネサンス期」のディズニー映画はやっぱりいいですよね( ̄▽ ̄)b

予告

www.youtube.com

アニメ アクション/アドベンチャー 『BLOOD+』「厨二の血が騒ぐ( *´艸`)」

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引用元:dアニメストア

ストーリー・解説

2000年に劇場公開およびゲーム化されたBLOODシリーズ第1作『BLOOD THE LAST VAMPIRE』の「少女が刀を使って翼手を斬る」というコンセプトはそのままに、キャラクターやストーリーを一新して製作された。『機動戦士ガンダムSEED』『鋼の錬金術師』『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』などの人気アニメ作品を連発する毎日放送土曜6時枠、通称・土6の新作として話題を集める。作品上での謎が実際の歴史との関係が深く、奥深い作品となっている。

メディアミックスとして、小説版・複数のコミック版・ゲーム版が存在する。1993年開始の『ムカムカパラダイス』から続いたMBS土6枠最後の4クール(1年)作品である。

ストーリーは吸血生物・翼手との戦いや主人公・小夜の出生の謎を追いながら世界各国を巡る内容となっており、「沖縄」編(第1話 - 第7話、第14話、第15話)、「ベトナム」編(第8話 - 第13話)、「ロシア」編(第16話 - 第19話)、「フランス」編(第20話 - 第32話)、「イギリス」編(第33話 - 第40話)、「アメリカ」編(第41話 - 最終話)に分けられる。

さらに大きく分けると2部構成になっており、小夜とハジの沖縄での出会いから赤い盾崩壊までを描いた第1部、そしてその1年後の戦いを描いた第2部に分けられる。人間の血液を栄養源にする翼手、長い眠りに就く翼手の女王、日光を浴びられないシフなど、吸血鬼をモチーフにした部分が幾つか見受けられる。

小夜の住む沖縄の米軍基地問題やそれに伴う日米地位協定アメリカの軍産複合体などの抱える問題についても、ストーリーで採り上げられている。

当初、スタッフの間では第1作から絵柄や世界観を変えることに対する不安もあったという[2]。しかし放送が開始されると、第1作の支持層が男性中心であったのに対して本作では女性層からの大きな反響があり、商業的には成功を収めることとなった[2]

あらすじ

沖縄県沖縄市コザに住む音無小夜は、運動好きで食いしん坊なごく普通の女子高校生。1年前以前の記憶を持たない他は、血の繋がらない家族である養父の宮城ジョージカイリク兄弟、そして親友の金城香里らに囲まれて幸せな日々を過ごしていた。

忘れ物を取りに入った夜の学校で、小夜は突如現われた得体の知れない化け物に襲われる。辛くもハジと名乗る美貌の青年に助けられた小夜。そんな小夜にハジは血まみれの腕を差し出し、ただ一言つぶやく。「小夜、戦って」と。ハジに口移しで彼の血を飲まされた小夜は、その瞬間別人に一変する。自らの血に彩られた異形の刀を手にし、たちまち翼手を切り伏せた小夜だったが、真っ赤な炎に照らし出され逃げまどう人々や、化け物を容赦なく切り捨てる自らの姿に恐怖する。こうして小夜の平穏な日常は、生き血を喰らう獣・翼手に遭遇した事で無惨な終わりを告げる。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/BLOOD%2B

登場人物・キャスト

音無 小夜(おとなし さや)
本作の主人公。沖縄のコザで血の繋がらない家族と共に暮らしていたが、翼手との遭遇を機に過酷な運命に身を投じていく。
ハジ
チェロを携えた寡黙な美青年。短剣とチェロケースを駆使して小夜の戦闘をサポートする。異形の右手を持つ。
宮城 カイ(みやぐすく カイ)
小夜の義兄。短慮で粗暴な少年だったが、小夜と翼手との戦いに巻き込まれていき、様々な経験を経て成長していく。
宮城 リク(みやぐすく リク)
小夜の義弟。聡明で温和かつ大人しい少年。姉の小夜や兄のカイと共に翼手を巡る争いに巻き込まれていくが…。
宮城 ジョージ(みやぐすく ジョージ)
声 - 大塚芳忠
小夜、カイ、リクの養父。コザで酒場「OMORO」を経営し子供たちを養っている。元米兵。
デヴィッド
小夜の戦いを支援する「赤い盾」のエージェント。ハードボイルドを地で行く硬骨漢。
ルイス
声 - 長嶝高士
「赤い盾」のエージェント。デヴィッドの相棒を務める肥満体の黒人。
ジュリア・シルヴァスタイン
「赤い盾」の医療スタッフ。構成員の中でも若手だがやり手の翼手研究者。
ディーヴァ
声 - 矢島晶子
小夜の双子の妹。現在世界に跋扈する翼手たちの盟主であり、小夜とは違い無垢にして残忍な気性の少女。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/BLOOD%2B

感想

懐かしかったです( ;∀;)

子供の頃、観た記憶がありましたが、すっかり忘れていて、YouTubeのオススメ動画に何故か『BLOOD+』の曲が出て来て「これだ!」と青天の霹靂を感じ観ることにしました。

昔は「怪物みたいなのと戦ってかっこいいな~」くらいの感想で、まったくストーリーなんてわからずに観ていましたが、ストーリーも実在の歴史とリンクして描かれていて、奥深かったです。

引用元:アニメ『BLOOD+

では、ストーリーを簡単に説明すると、翼手(よくしゅ)と呼ばれる、いわゆるヴァンパイアと、その翼手を唯一倒すことのできる、小夜(さや)という少女の数百年にも及ぶ戦いを描いた物語です。

「沖縄編」「ベトナム編」「ロシア編」「フランス編」「イギリス編」「アメリカ編」などなど世界各地を飛び回るアドベンチャー・バトルアクションになっていて、しかも過去と現代が交錯する全50話の2部構成なので、とっても壮大です(≧▽≦)

やっぱり、長い話は一気見みした方が理解が深まりますよね。

 

もっと補足して物語を簡単に説明すると、小夜は物語の初めの段階では記憶を失って、義理の父親に育てられています。

同じようにその父親に育てられた、カイというちょっとやんちゃな少年と、おとなしくて優しいリクという二人の兄弟が物語のキーパーソンになっています。

過去の記憶を失っている小夜は沖縄で毎日楽しく暮らしていましたが、

引用元:アニメ『BLOOD+

ある日、忘れ物を取りに学校に戻ったとき翼手に遭遇して襲われてしまうことに……。

そんな危機的状況で助けに現れたのがハジという美形の青年なんですね\(≧▽≦))/キャーキャー

引用元:アニメ『BLOOD+

ヒーロー登場で安心だと普通思いますよね。

だけどハジは小夜に「戦って、小夜」と無茶ぶりするのです。

「なんやねん! 助けてくれるんとちゃうの……?」とバニラは思いましたが、小夜はハジから渡された刀で戦い、初めての戦闘で襲って来た翼手を倒してしまうのですΣ(゚Д゚)

ハジは小夜のシュヴァリエと呼ばれるナイトで、翼手の上位互換的な存在です。

小夜から血を受け継ぎ、小夜のことをずっと護って来たのですね。

例えるなら『ジョジョの奇妙な冒険』でいう、ディオから血を受け継いだバニラアイス、『鬼滅の刃』でいう鬼舞辻無惨と、上弦の鬼的な関係です(`・ω・´)

小夜とハジの関係性が腐った心にクリティカルヒット(*´Д`)ハァハァ

放送当時はこの小夜とハジの関係性もあり、思いのほか女性人気も高かったとのこと。

このシュヴァリエは敵側にも存在していて、小夜と敵はどのような関係なのか? 

 

何とか危機を脱しましたが、そこに、赤い盾とかいう謎の組織なども絡んできて、翼手が何者なのか、自分がどのような運命を背負っているのかを聞かされた小夜は、ディーヴァという翼手を誕生させている女王を倒すために旅に出ることに……。

ディーヴァの存在が明らかになるのは物語の後半くらいなので、前半は小夜の記憶を探すロードムービー形式で、ベトナムやロシア、フランスを巡ります。

 

そんな小夜を、家族であるカイとリクも追って来て、ディーヴァとの戦いに巻き込まれてしまうのですよ。

タイトルからもおわかりでしょうけれど、この作品にはが大きく関係しています。

血が繋がっていなくても家族になれるのか? や、翼手たちは生態系を保つために必要な存在なのではないか? 

などなど『寄生獣』や『進撃の巨人』に通ずる哲学的なテーマが盛り込まれています。

刀×制服×血×ヴァンパイア×歴史ロマン×美男美女などなど、こんな王道少年漫画的要素てんこ盛りの作品が面白くないわけがありませんよね( ̄▽ ̄)ゝ