写真 / Photograph
Culture
「お客様、オーロラが出ました!」 ──アイスランドのホテルで出会った目覚ましコール
アイスランドの一部のホテルでは、夜空にオーロラが現れたら、すぐさま電話で宿泊客を起こしてくれる。一生に一度かもしれない、この神秘的な光のショーを見逃さないための特別なサービスだ。
By Jaclyn Greenberg
Culture
『シビル・ウォー』が描いた写真と報道の力、そして単純化へのアンチテーゼ:アレックス・ガーランド監督インタビュー
なぜ世界はこんな混沌に陥っているのだろう──。『エクス・マキナ』で知られるアレックス・ガーランドのそんな問いが、映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の制作につながった。2024年10月4日の日本公開を前に、監督を務めたガーランドに制作の裏側を訊いた。
By Asuka Kawanabe
ART
ハロー、カオス。AIを駆使する写真家がいま考えていること:チャーリー・エングマンとの対話
生成AIアートをリードするアーティストにして、身体や記憶や家族と誠実に向き合う写真家であり、インターネットと資本主義のカオスをスイスイ泳ぐ(ように見える)ボーダレスな表現者でもある。チャーリー・エングマン、あなたはいま何を考えているのですか?
By Yoshiko Kurata
Culture
カメラのISO感度を最大にしたら、どんな世界が映し出される? 日本の写真作家が発信する“ノイジーなグラフィック”としての日常
カメラが光を捉える能力を示す「ISO感度」。この数値を最大限にまで高めたら、いったいどんな世界が映し出されるのか──。日本のある写真作家は、そうして切り取った世界を作品として発信し続けている。
By WIRED STAFF
Culture
写真家の“完璧な1枚”に隠された秘密:ドキュメンタリー「PHOTOGRAPHER:ファインダー越しの世界」が捉えた撮影の舞台裏
ナショナル ジオグラフィック(TV)で始まった新シリーズ「PHOTOGRAPHER:ファインダー越しの世界」は、フォトグラファーたちが“完璧な1枚”を追い求める様子を捉えたドキュメンタリーだ。多くの写真の裏側には、知られざる奮闘の秘密が隠されている。
By Anna Goldwater Alexander
Culture
キャサリン妃にまつわる陰謀論がインターネットを席巻した理由
キャサリン英皇太子妃の“加工された写真”の登場以来、インターネットではさまざまな憶測が広がり、普段は陰謀論に耳を貸さないような人たちも混乱の渦に飲み込まれてしまったようだ。これほど大ごとになってしまったのはなぜなのか──。
By David Gilbert、Makena Kelly
Business
キャサリン妃の“画像加工”が浮き彫りにした、写真が「真実を写している」といまだに信じる人々
英国のキャサリン皇太子妃の加工された写真を巡って、この数週間インターネットでは陰謀論が広まっていた。しかしすでに40年ほど前に、スチュワート・ブランドやケヴィン・ケリーは「写真が何かの証拠になる時代の終わり」を宣言していた。
By Steven Levy
Gear
どこか懐かしい写真SNS「Retro」はInstagramの“代替品”となるのか?
「Threads」が世間をにぎわしているなか、Instagramに類似したアプリ「Retro」が登場した。家族や友人と思い出を共有し、カメラロールに保存された写真を見返すことの楽しさを思い出させてくれるこのアプリは、SNS疲れを癒やしてくれるアプリとなるのだろうか。
By Lauren Goode
Gear
富士フイルムの“チェキ”「instax mini 12」は、シンプルで楽しいインスタントカメラだ:製品レビュー
富士フイルムから発売されたインスタントカメラ「instax mini 12」には、レンズをひねるだけでカメラの補正機能が動き出し、自動調光機能も備わった。価格は10,000円台なので、手軽にインスタント写真を始めたい人におすすめだ。
By Scott Gilbertson
Culture
地球の“奇抜”な一面をとらえた写真、その不思議な光景から見えてくること
アメリカ大陸を縦断してさまざまな動植物を記録した18世紀の博物学者に触発され、米国の写真家がアメリカ大陸の風景を収めるべく旅に出た。そんな彼が人工光を当てながら撮影した風景は、人間と自然との関係性を考えさせてくれる。
By Zak Jason
Culture
フィルターなしで日常の“リアル”を切りとる、新感覚の写真SNS「BeReal」の使い方
スマートフォンに通知が届いてから2分という短い制限時間内に写真を撮影し、投稿する写真共有SNS「BeReal」が、欧米で熱心な若いユーザーを獲得している。フィルター機能がなく、友人の“素”の一面を見られるこのアプリの魅力とは?
By Reece Rogers
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Gear
【写真ギャラリー】サムスン「Galaxy S22」シリーズのカメラの性能は?:実写レビュー
サムスンのスマートフォンの最新モデル「Galaxy S22」シリーズが米国で発売された。進化を続けてきたカメラの性能は、いかなるものなのか。実写レビューをお届けしよう。
By Julian Chokkattu、Wired Staff
Gear
スマートフォン用プリンター「instax Link WIDE」は、物理的なプリントでコミュニケーションを“拡張”する:製品レヴュー
富士フイルムのスマートフォン用プリンター“チェキ”「instax Link WIDE」が発売された。カードサイズの通常のチェキの2倍の大きさに写真をプリントできるこの製品は、鮮やかな色味の写真をさまざまなレイアウトで気軽にプリントして楽しめる。そしてその場でプリントして手渡せることでコミュニケーションを“拡張”してくれる──。『WIRED』US版によるレヴュー。
By Scott Gilbertson
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Culture
ギャラリー1: ホームレスの人々が撮った写真の「向こう側」に思いを:NPO法人Homedoorによる写真集出版という新しい支援のかたち
ホームレス状態にある人々が撮影した写真を集めて写真集として出版すべく、認定NPO法人Homedoorがクラウドファンディングを始めた。その裏側にあるのは、ホームレス問題に対する人々の無関心の壁を突き破り、より多くの人に支援の輪を広げたいという想いだ。
By WIRED STAFF
Culture
ホームレスの人々が撮った写真の「向こう側」に思いを:NPO法人Homedoorによる写真集出版という新しい支援のかたち
ホームレス状態にある人々が撮影した写真を集めて写真集として出版すべく、認定NPO法人Homedoorがクラウドファンディングを始めた。その裏側にあるのは、ホームレス問題に対する人々の無関心の壁を突き破り、より多くの人に支援の輪を広げたいという想いだ。
By WIRED STAFF
Culture
女性、人生、自由──クルド女性防衛隊をめぐるフォトエッセイ
分断されてしまった土地で、AK47を手に、信念と理想のために戦う女性戦士たちがいる。2013年に結成されたクルド女性防衛隊(YPJ)だ。女性のため、人生のため、自由のために戦うYPJのミリタリーキャンプを訪ねた、写真家・鈴木雄介によるフォトエッセイ。
By Yusuke Suzuki
Science
地球を「宇宙飛行士の視点」から“早送り”した衛星写真から、環境破壊の現実が見えてきた
リチウム採掘で変わるボリビアのウユニ塩湖から、拡大するラスヴェガスの都市、そして燃え上がるオーストラリアの森林火災まで──。さまざまな年代の衛星写真を集めた写真集『Overview Timelapse: How We Change the Earth』は、宇宙飛行士の視点から地球を“早送り”で見せてくれる。そして地球環境の変化をくっきりと浮き彫りにする。
By Matt Simon
Culture
アトランタの街を“支配”する「トラップミュージック」の源流に迫る11のシーン
ドラッグを製造・販売するための場所として知られる「トラップハウス」。コミュニティの中心でもあるここから生まれる音楽は、ある意味その場所から抜け出すための「希望」でもある。フランス人写真家のヴァンサン・デサイーは自身初の写真集『The Trap』で、米国の音楽でもっともイノヴェイティヴなサブジャンルが生まれたアトランタの街を探索し、その「ルーツ」をとらえた。
By Lauryn Hill
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Culture
ギャラリー1: アトランタの街を“支配”する「トラップミュージック」の源流に迫る11のシーン
ドラッグを製造・販売するための場所として知られる「トラップハウス」。コミュニティの中心でもあるここから生まれる音楽は、ある意味その場所から抜け出すための「希望」でもある。フランス人写真家のヴァンサン・デサイーは自身初の写真集『The Trap』で、米国の音楽でもっともイノヴェイティヴなサブジャンルが生まれたアトランタの街を探索し、その「ルーツ」をとらえた。
By Lauryn Hill
Science
100年前の東京の映像を、AIがカラーの4K画質でよみがえらせた。それは修復なのか、“創作”なのか?
いまから100年以上も前のサンフランシスコや東京の映像が人工知能(AI)によってカラー化され、しかも4K画質に高解像度化されてよみがえった。機械学習による推測で生成されたのは色だけではない。元のフィルムではぼやけて見えなかった当時の日本人の表情まで鮮やかに描写されたのだ。果たしてこれは映像の“修復”なのか、それとも“創作”なのだろうか?
By Matt Simon