ドン・キホーテのプライベートブランド「情熱価格」から定価1万9800円の超小型のパソコン「ワリキリPC」がリリース。
ところで、ドン・キホーテの「情熱価格」とは、どのようなブランドなのか? 一般社団法人ジェネリック家電推進委員会の近兼拓史(ちかかね・たくし)氏に聞いてみた。
「情熱価格は要素を最小限に絞り、コスパを追求したブランドです。しかし、低価格でもユーザー目線で“この機能あったら便利”だなという部分はきっちり押さえています」
では、「ワリキリPC」で、きっちり押さえられた機能とは?
「低価格で超小型でもバッテリーを内蔵していることです。Apple TVやFire TV StickのようにTVに接続して楽しむエンタメマシンが増えていますが、バッテリーを内蔵している機種は少ない。ちょっとリビングから寝室のTVに接続して“映画を見たい!”と思った時に即使える」
そして、驚きなのが、この価格で最新のWindows10が入ってること!
「OSをAndroidにすれば、もっと低価格にできたでしょう。しかし、最新のWindowsを採用することで、エンタメからビジネスまで幅広く使えるマシンに仕上がった。この利便性の良さが、いかにも情熱価格製品なんですね」
で、実際に使用してみると、YouTubeやDMMなど使用頻度の多い動画系は問題なくサックサク。付属のキングソフトオフィスでビジネス系の書類も編集可能。アンダー2万円で、このスペックはコスパ高いです!
■今週のガジェット ワリキリPC メーカー:ドン・キホーテ 価格:1万9800円(+税)
(取材・文/直井裕太 撮影/下城英悟)