ビール大手4社が13日発表した1月のビール類販売数量は、サントリーなどの推計で前年同月比1%増だった。新年会などで飲食店向けの販売が堅調だったという。
メーカー別の販売数量はサントリーが3%増で、サッポロビールが4%増だった。金額ベースで公表しているキリンビールは3%増で、アサヒビールは1%減だった。いずれもビールが好調な一方、第三のビールが伸び悩んだ。
各社は原材料価格や物流費の上昇を理由に4月から、主力のビールを含む多くの商品を値上げする。このため、値上げ前には駆け込み需要による販売増を見込む声もある。