新潟水俣病団体が政府と協議 非公開、健康調査要望に回答避け

2025年03月04日 18時15分
新潟水俣病被害者団体と環境省は4日、新潟県庁で、患者認定から漏れた被害者の早期救済に向け非公開で協議した。団体側によると、(1)未救済の被害者への補償方法(2)医療や介護の問題(3)被害発生地域の健康調査(4)差別・偏見の解消―の4点について、今後も話し合いを続けると確認した。
団体側13人と、環境省から前田光哉環境保健部長ら4人が出席。団体側は、5月末に開催が見込まれる公式確認60年式典に浅尾慶一郎環境相が出席することや、被害地域での健康調査実施を求めた要望書を出した。
環境省の森桂特殊疾病対策室長は協議後の取材に「要望を受け止め、省内で調整したい」と述べ、回答を避けた。

中間貯蔵の発信拠点に 環境省、大熊に「情報センター」15日開館
03月10日


福島第1原発事故で発生した東北・関東7県の除染土処分、環境省がガイドライン提示 最終処分具体化へ
03月08日


新潟水俣病問題の解決へ、被害者団体と環境省が実務者協議 被害者救済や差別解消など4テーマ協議方針
03月05日


サロベツの自然維持に貢献 環境省大場さんに感謝状
02月21日


知床五湖スイレン駆除に機械導入 羅臼で会議、環境省が報告
02月20日


支笏洞爺“御朱印”いかが 環境省が国立公園周遊キャンペーン、スタンプ台設置「来訪の記念に」
02月17日


PCB処理後の産業 室蘭誘致へ協議体 環境省主導で3月
02月13日


除染土、廃棄物の最終処分場選定・調査…具体案なし 環境省公表の工程表
02月13日


特別賞に星空ツアー角田さん 環境省のエコツーリズム大賞、和歌山県みなべ
02月10日


最終処分場2~50ヘクタール、減容化応じて 除染土、環境省が4案
02月08日


環境省4案 除染土壌最終処分場必要面積 最大50ヘクタール最小2ヘクタール 福島県
02月08日


大久野島のウサギ大量死で対策検討 環境省が緊急会議
02月06日

社会ランキング
社会の新着記事
輪島の鮮魚店、被災乗り越え再開 廃業検討も、得意先が復活望み
16時11分

立花孝志氏に再び切り付け試みか 逮捕の男、ナタで「急所狙った」
15時50分

引き揚げの詩や手記を後世に 91歳体験者、全国から収集
15時44分

チャリティーライブで被災地支援 功績認められた埼玉・川越の沼田浩正さん、タイのパヤタイ宮殿で楽曲を披露 2011年に歌手デビュー、東日本大震災やタイの大洪水で支援活動
15時44分

コロナ禍で客足が激減、両親も相次いで他界 3代目の店主、体調崩し休業…埼玉・幸手の老舗豆腐店、5年ぶり営業再開 「復活して良かった」なじみ客も喜び さらに背中を押した、生前に両親と交わした約束とは
15時38分
