メタボ健診で医療費過大 「初診料」算定はNG
2025年03月10日 20時45分
自治体などが医療機関に委託している特定健康診査(メタボ健診)や後期高齢者健診で、受診者に疾患が見つかり、そのまま同じ医療機関で治療を始めた場合、医療機関は初診料を診療報酬として算定できないルールなのに、初診料を含めた過大な医療費を受け取るケースが多く確認されたことが10日、会計検査院の調査で分かった。
健診で実施される問診の内容が、一般的な初診の際に施される診療行為と重なる部分があるために設けたルール。検査院が18道府県で請求された2022年10月分の医療費を調べた結果、昨年12月までに調査を終えた104医療機関のうち94機関で、健診の日に初診料を算定していた。

学童保育の交付金制度で改善要求 会計検査院、実態反映し合理的に
03月07日


行政監査の課題訴え 大阪市で公認会計士協会近畿会シンポジウム 奈良県知事ら基調講演
02月22日


【独自】賃上げ支援、減税額最大に 23年度、4割増の7千億円超
01月29日


コロナ旅行支援事業、検証不能 観光庁に裏付け資料残されず
01月29日


社説:企業倒産の拡大 京滋も増加、中小支援を
01月23日


コロナ事業、1億円超を過大請求 電通グループ会社、人件費水増し
01月20日


「賃上げ税制」過剰減税か 訓練費増超える214億円
01月15日


融資1.5兆円、回収困難 中小企業のコロナ支援
12月18日


[補正予算可決] 膨張のタガ外れたまま
12月13日


再生交付金、運用議論へ 福島復興検証、報告は来夏
12月04日


きょうから臨時国会 国会の新たな姿示す試金石
11月28日


社説:政府の経済対策 規模でなく妥当性の議論を
11月26日
