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戸松遥、『モノノ怪』監督も絵を変えた迫真の演技 本人は「のびのびとやらせていただいた」【ネタバレあり】

2025年03月15日 15時19分
監督が絵を変えるほどの演技を見せた戸松遥 (C)ORICON NewS inc.
監督が絵を変えるほどの演技を見せた戸松遥 (C)ORICON NewS inc.
 声優の戸松遥が15日、都内で行われた『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』公開記念舞台あいさつに登壇。製作現場の裏側を語った。

【写真】燃え盛る炎!観客が揺らす中で手を振る『モノノ怪 火鼠』キャスト陣

 戸松は、橙色のワンピースに黄色のビスチェを重ね、紫のシャツを羽織り、本作で演じたボタンを思わせる出で立ちで登場。作中で対立するフキ演じる日笠陽子とはアフレコでも一緒だったといい、「生でバチバチ、のびのびとやらせていただいた」とにっこり。

 アフレコについて鈴木清崇監督は「実際にアフレコのお芝居をいただいてから、結構絵を調整するということもありまして」と告白。「生命が吹き込まれた。じゃあこれを受けて、僕らは作ってる途中のところもあるし、完成してるところもあったりもするんですけど、どう最大限に出力してお客さんに届けるかっていうのを結構考えながらやらせていただいた」と声優陣の演技が作品に大きな影響を与えたことを明かした。

 具体的な例としてあげたのが、戸松が演じたシーン。「最後の方でボタンがお父さんに後通告を突きつけるシーンは、想定よりもかなりきっぱり父親を拒絶していたので、ここは僕の解釈とはちょっと違ったけど、こっちの方が絶対いいぞ!ってなってですね、ちょっと絵を変えたりとかっていうのはありましたね」と伝えると、戸松は恐縮したように頭を下げていた。

 本作は、2006年に放送された『怪~ayakashi~』の一編「化猫」から派生し、翌年にテレビアニメシリーズとして放送されて以降、18年にわたり根強く愛され続けている『モノノ怪』の劇場版2作目。2024年7月に初のアニメーション映画『劇場版モノノ怪 唐傘』が公開された。『劇場版モノノ怪』シリーズは3部作であることが発表されており、本作で『モノノ怪』の真骨頂である和紙テクスチャを活用した絵巻物のように絢爛豪華な世界観、主人公・薬売りのミステリアスな魅力など、独創的かつ密度の濃い映像美はそのままに、物語がさらなる発展と深化を遂げる。

 舞台は第一章に続き大奥。世を統べる天子のお世継ぎを巡る家柄同士の謀略と衝突に焦点を当て、翻弄される女たちの心に渦巻く葛藤や苦悩を一歩踏み込んで描写。業火のごとく燃え上がる情念はやがて異形の存在・モノノ怪を産み落とし…。大奥が再び危機に見舞われるなか、薬売りとモノノ怪の新たな闘いが始まる。

 イベントには戸松のほか、神谷浩史、日笠陽子、堀内賢雄、鈴木清崇監督、中村健治総監督が登壇した。
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