日笠陽子、キャラ説明で失言しかけ神谷浩史に無茶ぶり 神谷「知らねえよ!」とバッサリで笑い誘う
2025年03月15日 14時56分

キャラ説明で失言しかけた日笠陽子 (C)ORICON NewS inc.
【写真】燃え盛る炎!観客が揺らす中で手を振る『モノノ怪 火鼠』キャスト陣
日笠は、カラフルなシャツにレザーのコルセット、ビビッドな黄緑のスカートを合わせ、本作で演じたフキを思わせるような出で立ちで登場。フキを演じる上で大変だったことについては「唯一女性たちの中で感情を出しているというか、特に天子さまの前でもブチギレるみたいなシーンは、なんで私はその天子さまの前でもそんな感情を出しているんだろうって考え出すと、ちょっと止まらなかったんですけど」と作中でも異色のキャラクターだったことに悩まされたことを告白。
続けて、「そういう考えとか思考とかが全部なくなるくらい、彼女の中にうごめく情念というか、この大奥の中で自分という肉体を使って勝っていくんだっていう、自分をある意味道具にもしている情念が、ずっと腹の中にあるみたいな感覚があったので」とキャラクターへの解釈を明かした日笠。作中で変化していくフキを思い、「それをなんか吐き出したら一緒になんか渾身の”げ”…あ、”つわり”?につながるっていう…」と説明しながら失言しかけ、会場に笑いが。ごまかすように神谷浩史に「ね、神谷さん」と無茶振りすると、神谷は「知らねえよ!」と返し、さらなる笑いを誘っていた。
本作は、2006 年に放送された『怪~ayakashi~』の一編「化猫」から派生し、翌年にテレビアニメシリーズとして放送されて以降、18 年にわたり根強く愛され続けている『モノノ怪』の劇場版2作目。2024年7月に初のアニメーション映画『劇場版モノノ怪 唐傘』が公開された。『劇場版モノノ怪』シリーズは3部作であることが発表されており、本作で『モノノ怪』の真骨頂である和紙テクスチャを活用した絵巻物のように絢爛豪華な世界観、主人公・薬売りのミステリアスな魅力など、独創的かつ密度の濃い映像美はそのままに、物語がさらなる発展と深化を遂げる。
舞台は第一章に続き大奥。世を統べる天子のお世継ぎを巡る家柄同士の謀略と衝突に焦点を当て、翻弄される女たちの心に渦巻く葛藤や苦悩を一歩踏み込んで描写。業火のごとく燃え上がる情念はやがて異形の存在・モノノ怪を産み落とし……。大奥が再び危機に見舞われるなか、薬売りとモノノ怪の新たな闘いが始まる。
イベントには神谷、日笠のほか、戸松遥、堀内賢雄、鈴木清崇監督、中村健治総監督が登壇した。