ダンスボーカルグループ・DA PUMPのISSAが16日、東京・日本武道館で開催された『沖縄アクターズスクール完全復活祭』ライブ前の取材会に出席。同じ沖縄出身であるドジャース率いるデーブ・ロバーツ監督の存在に、刺激を受けていると語った。

【ライブ写真】MAX、DAPUMP、島袋寛子、知念里奈らが圧巻のパフォーマンス

　同イベントは、2024年6月に亡くなった沖縄アクターズスクールの創設者故マキノ正幸さんの長女である牧野アンナの発案で、マキノ正幸さんの追悼の意を示したいという思いから沖縄アクターズスクール出身アーティストが集結し開催の実現に至った。

　ライブを直前に控えたISSAは「アンナさん筆頭に、みんなが1つになってできる唯一の場所なので、校長の追悼の意味も含めまして、みんな多分昨日は寝れなかったんじゃないかな」と興奮を抑えられない様子。「みんな、多分心の中にあるのは、『やるからにはもう全力投球で』っていうのはあるので。僕たちずっと絶対オンマイクできたので。もうこればっかりは、どこにも譲れない魂だなと思う。僕らはブランドだと思ってますし、プライドでもある」と愛とリスペクトを力強く語った。

　また現在、大谷翔平が所属する米大リーグ（MLB）・ドジャースが来日していることにちなみ、報道陣から母親が日本人で沖縄生まれであるロバーツ監督について問われると、「沖縄から世界へっていう言葉が沖縄に昔からあって、いろんな国で活躍してる沖縄の人を見るとやっぱり刺激受けます」と語り、「沖縄イズムみたいなものは、みんな自ずと刺激にはなってると思う」と明かした。

　イベントには同スクール出身のDA PUMPやMAXら総勢12組80人が出演。MAXが島袋寛子、知念里奈らとの「Give me a Shake」のスペシャルコラボ行った。また新生アクターズスクールからはNeilが新曲を披露し、B.B.WAVESもデビュー曲を披露した。

　沖縄アクターズスクールは1983年に開校し、これまでDA PUMP、MAX、SPEED、Folder5、知念、満島ひかり、山田優、黒木メイサ、三浦大知らアーティストを数多く排出してきたタレントスクール。2022年に本土復帰50周年を記念して沖縄で開催された『沖縄アクターズスクール大復活祭』を20年ぶりに開催した。

　取材会にはこのほか、MAX（NANA、MINA、LINA、REINA）、島袋寛子、知念里奈、輝叶、Neil、牧野アンナが参加した。