冷暖房シーズンに届く電気代の請求書。前年と電気の使用量は変わっていないのに、
電気代が上がっていて驚かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これは、電力の供給力不足・電気を作るためのLNG(天然ガス)や原油など
燃料価格の高騰・再エネ賦課金値上げなど、さまざまな原因が関わっています。
既に一部の大手電力会社では大幅な値上げを申請しており、今後も価格が上がることが予想されます。
そこで今回は、家庭内の電力消費量の中で最も大きな割合を占める
「エアコン」の節電方法をご紹介します。
エネルギー消費量の多い
【家庭内における電化製品の1日での電力消費割合】
上のグラフは夏季と冬季のご家庭での電力消費が特に多い日の電力の使用割合を表したものです。
電力消費量はエアコンだけで3割を超えるため、エアコンの電力消費を効率よく抑えることが、月々の電気代の節約につながります。
節電には室温が夏は28℃、冬は20℃になるようにエアコンの設定温度を調節するとよいとされています。エアコンの設定温度は消費電力に大きく関わり、設定温度を冷房で1℃上げると約13%、暖房は1℃下げることで約10%の節電になると言われています。 体感温度は湿度の影響も大きいため、暑い、寒いと感じる時は設定温度を変えずに、除湿や加湿を使用するなど、エアコンの使い方を工夫するのもおすすめです。
「加湿・除湿」で、設定温度控えめでも過ごしやすい
【体表温度のサーモグラフ(入室15分後)】
食事や入浴で一時的に部屋を空ける間や、買い物に出かけている間など、少しの時間であればエアコンを「つけっぱなし」にしておいた方が節電になることがあります。季節や時間帯に合わせて最適な運転を行いましょう。
エアコン「つけっぱなし」「30分ごとに入り切り」 どちらが節電になるのかを比較検証
面倒なフィルター掃除。でも、フィルターが目詰まりしているエアコンでは冷暖房の効果が下がり、無駄な電気を使います。2週間に1度、フィルターを水洗いするかほこりを掃除機で吸い取ることで、冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力の削減になると言われています。
(出典:環境省「節電アクション」ホームページ)
買い替えるのであれば、
エアコンを最新機種に買い替えるだけでも節電につながることがありますが、同じ最新機種でも「省エネタイプ」と「普及タイプ」とでは、消費電力量が大きく異なります。10年間使用すれば、電気代の差もかなり大きくなるため、エアコンを買い替える時は、商品価格だけでなくランニングコストも含めて考えることが重要です。
【14畳サイズ(200V 4.0kW)期間消費電力量比較】
また、「省エネタイプ」は機能も充実しています。お得に使いながら生活も快適になるという点でも、非常におすすめです。
省エネタイプのおすすめ機種
RXシリーズ 「うるさらX」
「省エネタイプ」が
熱負荷が高くなるような構造の建物では、消費電力も高くなりやすいため省エネ性の高い機種がおすすめです。
「省エネタイプ」が
エアコンをハイパワーで使用する方や、長時間使用されることが多い方にも、省エネ性の高い機種がおすすめです。
省エネのエアコンに
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