【12月18日 AFP】アルゼンチン1部リーグのボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)は17日、カルロス・ビアンチ(Carlos Bianchi)氏の監督就任を発表した。

 リベルタドーレス杯(Copa Libertadores de America)で唯一通算4度のタイトル獲得を誇る63歳のビアンチ氏は、2009年からボカのGMに就いていたが、12-13シーズン前期を6位で終えたチーム再建のため、三度クラブの指揮を執ることになった。

 ボカのダニエル・アンヘリシ(Daniel Angelici)会長は、マイクロブログのツイッター(Twitter)上で、「カルロス・ビアンチが、再びボカの監督となるオファーを受け入れた」と発表している。

 本拠地ラ・ボンボネーラスタジアム(La Bombonera Stadium)で行われた前期最終戦で勝利を挙げたものの、サポーターからはフリオ・セサル・ファルシオーニ(Julio Cesar Falcion)前監督の交代を求める声が上がっていた。

 ボカで1998年から2004年まで2度に渡って指揮を執ったビアンチ氏は、国内リーグで4回、リベルタドーレス杯で3回、インターコンチネンタル・カップ(トヨタカップ、Toyota European/South American Cup)で2回タイトルを獲得しており、サポーターの心をつかんでいる。(c)AFP