【1月16日 AFP】男子テニス、ブラジル・オープン2013(Brazil Open 2013)の主催者側は15日、故障により2012年シーズンの半分以上を欠場したラファエル・ナダル(Rafael Nadal)が、同大会で復帰することを示唆した。

 ロジャー・フェデラー(Roger Federer)が出場したブラジルでのエキシビションマッチにも関わっていたブラジル・オープンのスポンサー企業は、同大会で「世界トップレベルの選手が復帰を果たす」と声明を発表している。

 また、ブラジルのスポーツマーケティング会社の会長は、地元紙エスタド・ジ・サンパウロ(Estado de Sao Paulo)の取材に対して「ナダルのような選手は間違いなく大きな関心を集めるだろう」と語った。

 グランドスラム通算11勝の実績を持ちながらも、度重なる膝のけがに悩まされている世界ランク4位のナダルは、2012年6月を最後にコートから離れており、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)も胃の感染症のため出場を断念していた。

 2005年大会で優勝しているナダルは、メキシコのアカプルコ(Acapulco)で開催されるアビエルト・メキシカーノ・テルセル(Abierto Mexicano TELCEL)での復帰が予想されていた。(c)AFP