レアルとマンUの第1戦はドロー、香川が先発出場 欧州CL
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【2月14日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)は13日、決勝トーナメント1回戦第1戦が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)とマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は1-1で引き分けた。
ユナイテッドはダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)、レアルはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がそれぞれ前半に得点を挙げた。
試合は前半20分、CKからウェルベックがヘディングシュートを決めてユナイテッドが先制したものの、レアルも古巣との対戦が注目されたロナウドが同30分に今大会最多得点の通算7得点目となるゴールを決めて同点とした。
試合前の記者会見で自信を口にしていたユナイテッドのアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督だが、チームは押し込まれる展開が続く中、GKダビド・デ・ヘア(David de Gea)の活躍で引き分けに持ち込み、決着は3月5日に本拠地のオールド・トラフォード(Old Trafford)で行われる第2戦に委ねられた。
試合前の注目点となっていた両チームの選手起用については、レアルでは年初に足首を手術して以降、総計25分間の出場にとどまっているペペ(Pepe)が、予想通り大舞台での本格復帰というリスクは避け、先発を回避した。
一方のユナイテッドは、2-0で勝利した10日のエバートン(Everton)戦で主将を務めたネマニャ・ビディッチ(Nemanja Vidic)が意外にもベンチにすら入らなかった。
レアルの序盤の攻勢を乗り切ったユナイテッドは、前半20分にウェルベックとの絡みから香川真司(Shinji Kagawa)がCKを獲得すると、セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)のマークを外したウェルベックがヘディングシュートを決めて先制した。ウェルベックはこれが今季のチャンピオンズリーグ初得点となった。
しかし、レアルも10分後にロナウドが同点ゴールを挙げた。自身の直接フリーキックの跳ね返りに自ら詰めるなどゴールに迫っていたロナウドは、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)が左から上げたクロスに合わせ、打点の高いヘディングシュートを決めた。
ユナイテッドのファーガソン監督は結果について、「両チームに色々なことがあり、チャンスがあった。こちらにもいくつか大きなチャンスもあったが、前半に押し込まれたのは残念だった。ハーフタイムに修正してからは多少違いを出せた」
「ともあれまだ決着はついていない。向こうはアウェーでも、グループリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)戦のように前半から攻め込んでくるのは分かっている」
一方、レアルのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督も突破をあきらめておらず、「すべては第2戦次第だ」とコメントした。
「ユナイテッドは戦術的なプレーを選択し、特に後半はかなり深い位置に構え、セットプレーで得点のチャンスをうかがっていた。しかし我々は第2戦も得点を決められるだろう」
(c)AFP/Dermot Ledwith
ユナイテッドはダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)、レアルはクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がそれぞれ前半に得点を挙げた。
試合は前半20分、CKからウェルベックがヘディングシュートを決めてユナイテッドが先制したものの、レアルも古巣との対戦が注目されたロナウドが同30分に今大会最多得点の通算7得点目となるゴールを決めて同点とした。
試合前の記者会見で自信を口にしていたユナイテッドのアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督だが、チームは押し込まれる展開が続く中、GKダビド・デ・ヘア(David de Gea)の活躍で引き分けに持ち込み、決着は3月5日に本拠地のオールド・トラフォード(Old Trafford)で行われる第2戦に委ねられた。
試合前の注目点となっていた両チームの選手起用については、レアルでは年初に足首を手術して以降、総計25分間の出場にとどまっているペペ(Pepe)が、予想通り大舞台での本格復帰というリスクは避け、先発を回避した。
一方のユナイテッドは、2-0で勝利した10日のエバートン(Everton)戦で主将を務めたネマニャ・ビディッチ(Nemanja Vidic)が意外にもベンチにすら入らなかった。
レアルの序盤の攻勢を乗り切ったユナイテッドは、前半20分にウェルベックとの絡みから香川真司(Shinji Kagawa)がCKを獲得すると、セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)のマークを外したウェルベックがヘディングシュートを決めて先制した。ウェルベックはこれが今季のチャンピオンズリーグ初得点となった。
しかし、レアルも10分後にロナウドが同点ゴールを挙げた。自身の直接フリーキックの跳ね返りに自ら詰めるなどゴールに迫っていたロナウドは、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)が左から上げたクロスに合わせ、打点の高いヘディングシュートを決めた。
ユナイテッドのファーガソン監督は結果について、「両チームに色々なことがあり、チャンスがあった。こちらにもいくつか大きなチャンスもあったが、前半に押し込まれたのは残念だった。ハーフタイムに修正してからは多少違いを出せた」
「ともあれまだ決着はついていない。向こうはアウェーでも、グループリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)戦のように前半から攻め込んでくるのは分かっている」
一方、レアルのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督も突破をあきらめておらず、「すべては第2戦次第だ」とコメントした。
「ユナイテッドは戦術的なプレーを選択し、特に後半はかなり深い位置に構え、セットプレーで得点のチャンスをうかがっていた。しかし我々は第2戦も得点を決められるだろう」
(c)AFP/Dermot Ledwith