【3月1日 AFP】テニス、アビエルト・メヒカーノ・テルセル(Abierto Mexicano TELCEL 2013)は28日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-1、7-5でアルゼンチンのレオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer)に勝利し、準決勝に進出した。

 ひざの故障による7か月の長期欠場から戦列復帰して以降、4週間でクレーコート3大会に出場しているナダルは、次戦の準決勝で第3シードのニコラス・アルマグロ(Nicolas Almagro、スペイン)と対戦する。

 同日行われた試合で10本のエースを記録したアルマグロは6-3、6-4でアルゼンチンのオラシオ・ゼバロス(Horacio Zeballos)を下した。

 2回戦敗退に終わった2012年6月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2012)以来となるツアー復帰を果たしたVTRオープン(VTR Open 2013)で準優勝に終わったナダルは、続くブラジル・オープン2013(Brazil Open 2013)でけがからの復帰後初優勝を飾っている。

 ナダルがこのまま順当に勝ち進めば、大会3連覇中で第1シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)と決勝で対戦する可能性がある。(c)AFP