ベッツィー・ジョンソン、ブランド破綻を振り返る
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【5月14日 MODE PRESS】2012年に自身のブランドの破綻申請をしたデザイナー、ベッツィー・ジョンソン(Betsey Johnson)が、当時を振り返りながら今後について語った。
ベッツィーは昨年、資産を使い果たし可能性を失った自身のブランドに、米連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適用を申請。幸運にも、親友でデザイナーのスティーブ・マデン(Steve Madden)が負債を肩代わりしてくれたが、当時は破綻を隠すために引退という偽りの発表を考えたという。「“破綻”を隠すのは難しいことです。最初は“他にやりたいことがあるので引退する”フリをしてやりすごしましたが、何が起ころうと私はこのブランドと仕事をすると腹を括りました」と当時を振り返る。
「これまで店舗運営なども手広く手がけてきましたが、それはとても楽しく、同時にとても厳しいものでもありました。そして今回の破綻によって、私とパートナーは自分たちのショップをはじめ、多くの物を失いました。しかし、これまで築きあげたキャリアとブランドの名前が私たちにはあり、それはいまでも揺るぎないものです」とベッツィー。一時は「まだ働き続けたいのか?」と自問したこともあるというが「負債を肩代わりしてくれたスティーブのおかげで今もクリエイティブ・ディレクターとして働いています。スティーブについてはなんと説明したら良いかわかりません・・・」
現在は、ブランドを軌道に戻すことを前向きに取り組んでおり、既にたくさんのカラフルなアイテムを制作しているという。「ふわふわしたピンクのプロム用ドレスやパンクなアイテム、変わったセクシーなシューズなどを作りました。製作中は、本当に忙しく働き、素晴らしいと思えるものを作りました。生産上の問題や収益の問題、銀行のローンといった問題もなく、これまでよりもずっとうまくいっています。私はいま、収益の面よりも、クリエイティブにおいて全面的に関わっています。インスピレーションを与える役割です」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS
ベッツィーは昨年、資産を使い果たし可能性を失った自身のブランドに、米連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適用を申請。幸運にも、親友でデザイナーのスティーブ・マデン(Steve Madden)が負債を肩代わりしてくれたが、当時は破綻を隠すために引退という偽りの発表を考えたという。「“破綻”を隠すのは難しいことです。最初は“他にやりたいことがあるので引退する”フリをしてやりすごしましたが、何が起ころうと私はこのブランドと仕事をすると腹を括りました」と当時を振り返る。
「これまで店舗運営なども手広く手がけてきましたが、それはとても楽しく、同時にとても厳しいものでもありました。そして今回の破綻によって、私とパートナーは自分たちのショップをはじめ、多くの物を失いました。しかし、これまで築きあげたキャリアとブランドの名前が私たちにはあり、それはいまでも揺るぎないものです」とベッツィー。一時は「まだ働き続けたいのか?」と自問したこともあるというが「負債を肩代わりしてくれたスティーブのおかげで今もクリエイティブ・ディレクターとして働いています。スティーブについてはなんと説明したら良いかわかりません・・・」
現在は、ブランドを軌道に戻すことを前向きに取り組んでおり、既にたくさんのカラフルなアイテムを制作しているという。「ふわふわしたピンクのプロム用ドレスやパンクなアイテム、変わったセクシーなシューズなどを作りました。製作中は、本当に忙しく働き、素晴らしいと思えるものを作りました。生産上の問題や収益の問題、銀行のローンといった問題もなく、これまでよりもずっとうまくいっています。私はいま、収益の面よりも、クリエイティブにおいて全面的に関わっています。インスピレーションを与える役割です」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS