【6月14日 MODE PRESS】ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が13日、チャーリー・ローズ(Charlie Rose)がホストを務める米テレビ番組に出演し、2011年の騒動について語った。

 問題となった人種差別的な発言についてチャーリーが「あなたは、自身の発言が忌まわしく恥ずべきもので、反ユダヤ的だったことを認識していますよね?」と問いかけると、ガリアーノは「はい。申し訳ありませんでした。できうる最良の方法で、償いたいと思っています」と謝罪の意を述べた。

 当時の自身の言動については「飲酒はとてもゆっくり私に忍び寄ってきました。最初は周期的なものだったのですが、コレクションの度に酔いつぶれるようになりました。(聞こえてくる)声を止めるために、飲んでいました」と説明した。

 ガリアーノは事件を機にクリスチャン ディオールを解雇され、ファッション界からも敬遠されてきたが、徐々に復活しつつある。今年初めには、デザイナーのオスカー・デ・ラ・レンタ(Oscar de la Renta)が2月のコレクション発表に向けてスタジオで働くようにオファーしていた。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS