【11月16日 AFP】2026年サッカーW杯北中米大会のアジア最終予選は15日、各地で試合が行われ、グループCの日本は4‐0でインドネシアを退け、2位以下との勝ち点差を広げて8大会連続となる本大会出場に近づいた。

敵地ジャカルタの7万人以上の観客の前で序盤にいくつかピンチを迎えた日本だったが、欧州生まれの選手を並べたホームチームを圧倒し、サッカーの教訓を示した。

インドネシアは9分にラグナル・オラトマンゴエンがゴール前に抜け出したが、シュートをGK鈴木彩艶にセーブされて前半で一番のチャンスをつぶした。すると日本は35分、鎌田大地がゴール前でボールを折り返すと、小川航基のシュートを阻止しようとしたジャスティン・ハブナーがオウンゴールを献上し、先制点を手にした。

激しい雨が降る中で30分以上耐えていたインドネシアの厳しい守備がこれで崩れると、40分には南野拓実がポストに当たって入る低いシュートで追加点を挙げた。

49分には相手守備陣のミスを突いた守田英正が3点目を奪うと、69分には途中出場の菅原由勢が4点目をたたき込んだ。

最終予選の折り返しを迎えて日本は4勝1分けと無敗を維持。19日には敵地での中国戦を控えており、あと1勝を挙げれば出場権獲得はほぼ決定となる。同組の2位以下には勝ち点6でオーストラリア、サウジアラビア、中国が続いている。(c)AFP