川崎がACLE8強、神戸は敵地で逆転負け
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【3月13日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグエリートは12日、東地区の決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、川崎フロンターレが4-0で上海申花(中国)に勝利し、2戦合計スコア4‐1で勝ち上がりを決めた。
初戦を0-1で落としていたホームの川崎は、雨の中で序盤から試合を支配すると、24分に右サイドからカットインした佐々木旭が左足のシュートを蹴り込んで先制点を奪った。
さらに64分、佐々木のパスからエリソンがゴールすると、68分にはマルシーニョの突破から伊藤達哉が得点し、ブラジル人コンビの活躍で5分の間に2点を奪って勝利を決定づけた。
終了間際にはマルシーニョにも得点が生まれ、圧勝劇を締めくくった。
一方、ヴィッセル神戸は延長戦の末0-3で光州FC(韓国)に敗れ、2戦合計2-3で敗退となった。
初戦を2-0で勝利していた神戸は、18分にホーム光州の朴正仁に先制点を許した。後半に入って猛攻を受けながらも堅守を見せていたが、準々決勝まであと数分というところで岩波拓也がペナルティーエリア内でのハンドの反則を取られると、このPKをヤシル・アサニに決められ、試合を延長戦に持ち込まれた。
このままPK戦に突入するかに思われた118分、光州はアサニが見事なミドルシュートを突き刺し、チームを8強に導いた。
川崎と光州は、横浜F・マリノス、ブリーラム・ユナイテッド(タイ)とともに東地区から8強入り。西地区からはクリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスル、アル・ヒラル、アル・アハリのサウジアラビア3クラブとアル・サード(カタール)が勝ち上がった。
準々決勝以降のファイナルステージは、4月25日から5月4日にかけてサウジアラビア・ジッダで行われ、すべて一発勝負となる。
準々決勝の組み合わせ抽選は、17日に行われる。(c)AFP