最近、「三葉虫」やなどで有名なR.フオーテイが「生きた化石 生命40億年史」(矢野真千子訳 筑摩選書)という本を書いています。
本書と並べて読みました。どちらも似たようなテーマを取り上げ、太古の地質時代から現代まで絶滅の危機を乗り越えて生き延びて
きた生物をテーマに生物進化と地球の歴史を叙述しています。非常に学ぶところの多い本で、とくに野外調査の魅力を書いた探査
紀行文には魅せられました。フィオーテイの本がどちらかというと、総括的総合的なのに対して、ダグラスウオードの本は対象を化石
としてよく発見される生物に絞って書いてあります。生物進化に関心のある読者にはぜひ一読を勧めます。
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生きた化石と大量絶滅: メトセラの軌跡 単行本 – 2005/4/1
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- 本の長さ361ページ
- 言語日本語
- 出版社青土社
- 発売日2005/4/1
- ISBN-104791761839
- ISBN-13978-4791761838
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登録情報
- 出版社 : 青土社 (2005/4/1)
- 発売日 : 2005/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 361ページ
- ISBN-10 : 4791761839
- ISBN-13 : 978-4791761838
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,145,478位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,507位地球科学 (本)
- - 16,782位生物・バイオテクノロジー (本)
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2014年2月18日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2005年6月12日に日本でレビュー済み原書は1992年.新装改題版ということらしい.
しかし中身は充実.生きた化石と称される生物についての一味深い解説,そして著者自身の化石とのかかわりがエッセイ風に味を添えている.
そもそも腕足類とはどのような生物で二枚貝類と競争に負けていった理由は何か,そしてその二枚貝も捕食圧によってさまざまな適応を強いられている様子がよくわかる.(要するに貝殻だけでは新しく進化した魚類の捕食圧の前に全く無力なのだ)
オウムガイとアンモナイトの優劣も同様に論じられて迫力がある.
一部論争史を扱った部分に時代を感じさせるが,内容の充実はそれを補って余りある.