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方法序説 (岩波文庫 青 613-1) 文庫 – 1997/7/16
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目次
方法序説
第一部
第二部
第三部
第四部
第五部
第六部
解 説
訳 注
- ISBN-104003361318
- ISBN-13978-4003361313
- 出版社岩波書店
- 発売日1997/7/16
- 言語日本語
- 寸法0.57 x 10.5 x 14.8 cm
- 本の長さ160ページ
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (1997/7/16)
- 発売日 : 1997/7/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 160ページ
- ISBN-10 : 4003361318
- ISBN-13 : 978-4003361313
- 寸法 : 0.57 x 10.5 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 4,505位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4位フランス・オランダの思想
- - 8位西洋哲学入門
- - 20位岩波文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこの書籍について、以下のような評価をしています: 内容ともに説得力があり、人間を考察した良書だと高く評価しています。また、読書を大切にして頭を改革していくための良書として挙げられています。哲学書の入門にはぴったりで、思考力の深さを感じさせる本だと感じています。 読みやすさについては、岩波版が分かりやすく、読み始めから入り込めたと好評です。訳文もこなれていて分かりやすいという声もあります。 翻訳についても、こなれた翻訳で分かりやすいという意見が多くあります。 特に、演繹的にこの世を証明する手法や、数学的な考察の味わいがあると評価されています。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこの書籍の内容について高く評価しています。内容ともに説得力があり、読後にジッと目を閉じて考えさせてくれる素晴らしい本だと感じています。人間の本質を考察し、哲学書の入門に適しているとの声があります。また、著者らしい数学的な考え方や思考の広がり感も面白いと感じているようです。
"内容はいろいろな分野について書かれていますが、簡単に言うと読書を大切にして頭を改革していきましょうというものです。ケインズ経済にご関心のある方はおすすめです。" もっと読む
"読んでみたら解りますが、人間というやつは、いつの時代も精神的には大して変わっていないなぁ。 と、痛感させられます。 人間の本質を考察した良書。" もっと読む
"かの有名な「我思うゆえに我有り」のデカルトの本です。 ページ数としては少ないですが、軽く読める内容ではなく、非常に頭を使います。デカルトのその後の展開は「?」..." もっと読む
"...納得できた部分、「なるほど」と思えた部分もあったため、飽きずに読み続けることができた。 内容自体は半分も理解できたかどうか微妙だが、今までとは違う発想や考え方などに触れることが出来たのは良かった。..." もっと読む
お客様はこの書籍の読みやすさを高く評価しています。デカルトの思想や哲学が分かりやすく、行き着いた考え方がシンプルで、理系なら納得できる内容だと感じています。訳文もこなれていて分かりやすいと好評です。また、訳注も適切で、行き着いた考え方がシンプルなという点も評価されています。
"簡単明快すぎて面白くない。我思うゆえに我あり。必然を徳とする。何回も読まないと真意をとれない。実生活では即決しなければならない。いかに世間は人の話に割り込んできて情報をとって多く知っていることで優位に立ちたがる人が多いか?いかに暴力的な言動が多く威圧によって勝つ人が多いか?" もっと読む
"哲学書としては見ない方が良いです. "物事の考え方"というめちゃくちゃふわっとしたものを,極めて理系的に,順序立てて説明した本.めっちゃ文系科目が得意な理系って感じです...." もっと読む
"...デカルトは、小説を読むようにして、明白に分かる、と言うのが、特徴です。 まず、「方法序説」(岩波文庫)。これは、訳文も、こなれていて、分かりやすい。訳注も、適切。 次に読むのが、「省察・情念論」(中公クラシックス)。これは、「方法序説」の、延長線上に有る。..." もっと読む
"...翻訳の問題かも知れないが、正直大変読みづらい。が、かなり短い本なので、読み返すのが苦では無いのが救い。 人類の英知とか真理を追求しようとしている事は伝わってくるが、書きぶりがまどろっこしいが故に、デカルトとは友達に慣れないだろうと思った。" もっと読む
お客様はこの本の表現力を高く評価しています。演繹的にこの世を証明し、思考力の深さを感じさせる内容で、シンプルな表現でありながら深く考えさせてくれます。また、デカルトの思想や哲学について考察する過程も面白いと感じています。
"シンプルな表現で著されながら、とても深く、読後にジッと目を閉じて考えさせてくれる素晴らしい本です。 難解な問題に出くわしたときの解決方法(第二部)等、根本的な姿勢としてデカルトがどのように臨み、どのように解決してきたか、は万人に参考になるはずです。 皆さんも是非ご一読を。" もっと読む
"我思う故に我ありという有名な原理から、演繹的にこの世を証明していきます。流石数学者とえるような、一本筋の通った証明です。" もっと読む
"著者らしい、数学的な考え方というか書き方で、理系で本を読むのが苦手な私も楽しめた。思考力の深さを感じさせるだけでなく、デカルトが何故そう考えたのか、同じく数学的に追っていくと味わいがあって良質な時間を過ごせた。" もっと読む
イメージ付きのレビュー
西暦2422年の人類文明を考察するための400年前のゼロトラストを発見
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
- 2024年11月13日に日本でレビュー済みAmazonで購入「われおもう、ゆえにわれあり」
その言葉の通り、哲学を思想していく上で必要なことが述べられているように思いました。
内容は難しいものでしたが、じっくりと再考し、この考えを日々実践していければと思います。
- 2024年12月11日に日本でレビュー済み何と言うかまだるっこしく感じた。遠まわしな言い方が散見されるのは、筆禍のある時代から言って、仕方が無い面があるとはいえ、何が言いたいのかわかりにくいところもある。全体的に冗漫で、基本的に読みやすい。薄いしあっという間に読める。西洋の文章の特徴はだらだら長くて委細を尽くすところにある。人間機械論とか心身二元論とかが確かに読み取れる。動物は機械と変わらないと見做し、人間にのみ精神、理性、言語能力があるとする。人間も精神=理性がなければただの機械と変わらないという考え。学問を数学に基礎付ける考えなどもあり、確かに近代科学と近代思想の濫觴となる思想家なのだとわかった。有名な「我思う故に我在り」の部分は一番つまらないところだった。形而上学的基礎がどうした。神の存在証明がなんだ。どうでもいいよ。第1部から第2部はすらすら読めるし、一番おもしろいところだった。特に第2部の4つの考え方の規則は現在にあってもなお思考するに当たって、強力な有効性を持っている。あと心臓の話は……「お前は何を言っているんだ?」という感じだ。
- 2024年7月3日に日本でレビュー済みAmazonで購入第2-3部を実践し、第6部のメッセージを励みに、科学やビジネスの発展に貢献しようというモチベーションが高まった。昨今は脱近代というが、まずは近代をきちんと理解することも始点になるのではないか。
- 2025年1月19日に日本でレビュー済み私は特にデカルトに興味があるわけではないが、本屋で見かけて、140ページほどの薄い本なので買ってみた。但し哲学書なので、私には難しめである(そもそも現代医学からは誤りとされている内容もある)。訳註と解説は充実している。
「真理を探究するための」方法序説である。デカルトは、1596年にフランスで生まれている。人文学、医学、法学などを学んだが、最終的には法学士となった。その後、数学や光学の研究も行なっている。『方法序説』は1637年、デカルトが41歳の時に出版された。
本書は1997年に第1刷が発行されている。私が入手したのは2024年の第41刷と、コンスタントに売れている。
私が、記憶に留めておこうと思ったのは、以下の点(大意)。
(p.11)勉学に努めながらも自分の無知を知らされた。
(p.13)良書を読むことは、著者である過去の一流の人々と語り合うようなもの。
(p.46)私は考える。ゆえに私は存在する。
読んで良かったと思う。但し、神(完全で無限な存在者)の存在の説明、魂が不死との説明については、相当な論理の飛躍があるのでは、というのが感想である。
- 2023年4月23日に日本でレビュー済みAmazonで購入皆さんに是非読んで貰いたいです
- 2024年8月25日に日本でレビュー済み数学や哲学で有名なデカルトの著書です。専門的な話はそれほどなく、デカルトの自伝と思考法が語られています。デカルトの思想がどのように生まれ、それが物理や数学、哲学の功績にどのように繋がったかがわかります。
個人的に印象に残っているのが、第3部に出てくる「幸福な生活を送るための道徳律」です。特に事前知識なしに読みましたが、ここはやはり有名な部分らしく、Wikipediaにも以下のようにまとめられていました。
1. 自分の国の法律と習慣に従うこと。
2. 一度決心したことは断固かつ毅然として行うこと。
3. つねに運命よりも自分に克つことにつとめ、世界の秩序よりも自分の欲望を変えるように努力すること。
しかし、個人的には第1原則について、以下の部分がより重要だと感じました。
> いちばん穏健な見解にしたがい、なるべく極論からは遠ざかること。その判断基準としては、自分がその中で暮らしている人々の中で最も判断力のある人たちの、一般的な合意を受けて採用されている行動を使う。
さらに重要なことは、デカルトは上記の道徳律はあくまでも一時的なものであり、完璧でないと考えていることです。
> 住んでいる家を建て直す場合、それを取り壊して、建材や建築業者を手配したり、あるいは自分が事前に慎重にひいた設計図にしたがって自分でその作業を行ったりするだけでは、事前準備としては不十分だ。工事中にも自分たちが不自由なく暮らすために、別の家を手配しなくてはならない。同じように、理性から考えて判断を停止すべき状態でも、優柔不断にならずにすむように、さらには最大限の幸福な暮らしをあきらめなくてすむように、わたしは一時的な道徳コードを作っておいた。
これらの気づきが得られただけで、非常に有意義な読書体験でした。
デカルトはかなり信仰心が強かったようで、途中、神や魂の存在証明のような話も出てきます。この部分に関して、現代人としては「何言ってんだコイツ?」と思いますが、神については自然法則を決めた上位存在として捉えており、当時としてはかなり科学的な見方をしていたと考えられます。
古い本で内容もそれなりに難しいですが、様々なことを考えさせてくれます!
- 2020年4月20日に日本でレビュー済みAmazonで購入「我思う故に我あり」に代表される理性による考察のみならず、デカルトのあらゆる学問に対する姿勢を窺い知ることができる一冊。
我々が観察、認識できることから自らの理性によって否定できない域まで推測し、理論を構築していくという数学的な理論を基礎付けている。
また言語や動物の習性による人間の理性の証明、人間を自然の主人たらしめる事による医学の発展、我々の生命機能を論拠とする理性と身体の二元論といった近代から現代に至る思考の基礎が述べられている。