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おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル) コミック – 2008/5/20

4.7 5つ星のうち4.7 633個の評価

長い髪、編みの粗いセーターにジーンズ姿、吸い込まれるような深い瞳とそばかす。そしてタバコ。ナップザックにはE.Nとイニシャルを縫い込まれている。
彼女がE.N――エマノンだ。見た目はなんということはない普通の少女だが、彼女のなかには「地球に生命が発生してから今までの全ての記憶」があった……。
梶尾真治の傑作小説を、鶴田謙二が満を持してまんが化。鶴田謙二がこだわり抜いた演出と描写が、ここに結実!
鶴田謙二、新作のコミック単行本としては実に5年ぶりの新刊です。ファン待望の1冊です。

商品の説明

著者について

梶尾親治(かじお・しんじ)原作:『黄泉がえり』や『この胸いっぱいの愛を』といった映画化作品も増えている人気のSF作家。SFファンの信望が厚いのみならず、最近では一般読者も多い。
鶴田謙二(つるた・けんじ)作画:多くのファンを持つが、寡作で知られる。近年ではイラストレーターとして人気。デビュー後20年経つが、個人著作はコミックス4冊・画集4冊。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 徳間書店 (2008/5/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/5/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 160ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4199500774
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4199500770
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 633個の評価

著者について

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鶴田 謙二
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カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
633グローバルレーティング

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お客様のご意見

お客様はこの小説の描写と物語について高く評価しています。描写の繊細さや切なさが胸に残り印象的だと感じています。また、話の雰囲気と合っていて詩的な雰囲気があり、全体的にとても良い作品だと感じているようです。

お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。

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18人のお客様が「描写」について述べています。15肯定的3否定的

お客様はこの小説の描写について高く評価しています。繊細で切なさが胸に残り、SFの面白さも存分に味わえると感じています。話の雰囲気と合っていて、詩的な雰囲気も十分だと好評です。絵と臨場感が素晴らしいという意見もあります。特にエマノンの魅力や会話のウィットに満ちたストーリーが魅力的だと感じているようです。また、20年振りに読んだ人も多く、この物語を思い入れている様子が伝わってくる作品だと述べています。

"20年振りに読んで、大人になったいまも大好きな物語。エマノンは魅力的、会話はウィットに満ち、物語の結末もドラマチック。 紙で欲しくなる漫画。" もっと読む

"思い入れと言うかリスペクトを感じます。 エマノンの記憶に関する事以外には何も 派手な要素はないのですが,,正統派のSF 作品です。 理由は分からないし本人も無理に追い掛 けようとしない辺り、旅を続けていると..." もっと読む

"表紙を見てびっくり。中を読んでもっとびっくり。原作を読んだとき、ぼくが頭の中で想像した通りのエマノンが絵になっている。少々商品に不満があったので星をひとつ落とすが、内容は星5どころか15くらいつけたい。こんな幸福なコミカライズはもう絶後なのではないかとさえ思う。" もっと読む

"まさかのSF! そしてセンス・オブ・ワンダーという言葉を思い出しました! 素晴らしい作品でした 正に読んで楽しむ漫画の醍醐味が満載です! 絵良し キャラ良し ストーリー良し 破綻無き設定良し..." もっと読む

3人のお客様が「物語」について述べています。3肯定的0否定的

お客様はこの物語について、20年振りに読んだ後にも大好きな物語だと評価しています。エマノンの魅力と会話のウィットが満ちており、ストーリーの結末もドラマチックだと考えています。また、このエマノンコミカライズは素晴らしいと感じています。

"20年振りに読んで、大人になったいまも大好きな物語。エマノンは魅力的、会話はウィットに満ち、物語の結末もドラマチック。 紙で欲しくなる漫画。" もっと読む

"これほどすばらしいエマノンコミカライズは考えられない。 生涯忘れえぬ女性、エマノン。 ちっぽけな一人の人間が持てる憧れと思い出のすべてを表現したようなエマノン。" もっと読む

"君は誰? オムニバス的な話にエマノンがぶれることなく関わり合う。 難しい作品ですが、読むべき一冊です。" もっと読む

上位レビュー、対象国: 日本

  • 2024年9月25日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    20年振りに読んで、大人になったいまも大好きな物語。エマノンは魅力的、会話はウィットに満ち、物語の結末もドラマチック。

    紙で欲しくなる漫画。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年2月8日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    思い入れと言うかリスペクトを感じます。
    エマノンの記憶に関する事以外には何も
    派手な要素はないのですが,,正統派のSF
    作品です。
    理由は分からないし本人も無理に追い掛
    けようとしない辺り、旅を続けていると
    いう設定、能力と比較すると随分と平凡
    な等身大の人間の時間感覚での進行。
    これが時間、時代、世紀?を重ねる事
    で生じる不思議と謎。
    永遠とは?みたいな禅問答が始まりそう
    な雰囲気もありますが、全く飽きさせず
    グイグイ読み進められる作品でした。
    ダライ・ラマ、八百比丘尼の話しを怪異
    や不思議だけに留めず、SFとして見事に
    落とし込んでいて、エマノンと言う謎の
    少女(美人さん)は、999のメーテルを
    想起させますが良い感じに崩して貰って
    いて何処かに居そうって感じが絶妙です。
    小説の挿絵も鶴田先生だったので、全く
    違和感なく入っていけました。
    小説で拾えなかった部分を視覚的に補完
    できたのも嬉しいことでした。
    上手く言えませんが絶対読んでおくべき
    作品です。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年10月26日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    これほどすばらしいエマノンコミカライズは考えられない。
    生涯忘れえぬ女性、エマノン。
    ちっぽけな一人の人間が持てる憧れと思い出のすべてを表現したようなエマノン。
  • 2024年8月1日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    表紙を見てびっくり。中を読んでもっとびっくり。原作を読んだとき、ぼくが頭の中で想像した通りのエマノンが絵になっている。少々商品に不満があったので星をひとつ落とすが、内容は星5どころか15くらいつけたい。こんな幸福なコミカライズはもう絶後なのではないかとさえ思う。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年1月2日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    まさかのSF!
    そしてセンス・オブ・ワンダーという言葉を思い出しました!

    素晴らしい作品でした
    正に読んで楽しむ漫画の醍醐味が満載です!

    絵良し
    キャラ良し
    ストーリー良し
    破綻無き設定良し
    テンポ良しです!

    切なく儚い、昔の心に刺さった小さな棘
    そんな思いを呼び起こします
    様々な夢想を絵にした作品です

    時代背景は昭和感たっぷりで、喫煙描写が個人的に気になりますが、これも当時ならではですかね

    Unlimitedで楽しく読めた時間を有難うございます♪
    続刊を購入しようか検討中です

    是非とも素敵な時間を味わいください!
    10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年1月21日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    小説的な話で良かったです。
    作者の方は小説を書いても成功したと思います。
  • 2022年5月9日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    我々はそれを求め続けている
    その存在を、心臓の中の心臓に小さく鼓動させ続ける
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2021年7月11日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    地味に人気のSF小説シリーズ「エマノン」ものの第一作目のコミカライズ。
    鶴田謙二氏のマンガでベストの出来ではないでしょうか。エマノンの再現度と日常の空気感がとても良い。
    フランス語版のレビュー内容も珍しく熱いものが多いです。

    時代背景と主人公の恋愛で、村上春樹「Norwegian Wood」(ノルウェイの森)となんとなく並べてしまいます。

    原作シリーズは、理不尽に人が不幸になったり、サイファイ要素なんでもありと、わやくちゃになっていくので
    これのみで終わらせるのが奇麗だと思います。
    7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート