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ちばてつや自伝 屋根うらの絵本かき 単行本 – 2017/1/6
ちば てつや
(著)
屋根うら部屋での体験が、僕の漫画家としての下地をつくった……日本を代表する漫画家ちばてつやは、どのようにして誕生したのか。その戦争体験やデビューの経緯、「あしたのジョー」をはじめとする名作の制作裏話など、画業60年の著者がイラストと文章で縦横に語る自伝集。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社新日本出版社
- 発売日2017/1/6
- ISBN-104406061088
- ISBN-13978-4406061087
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商品の説明
著者について
1939年、東京生まれ、「満州」で育つ。漫画家。現在、日本漫画家協会理事長、文星芸術大学教授。受章歴、第3回講談社児童まんが賞、第7回講談社出版文化賞児童まんが部門、第23回小学館漫画賞青年一般部門、第6回日本漫画家協会賞特別賞、文部科学大臣賞、第33回講談社漫画賞講談社創業100周年記念特別賞など。代表作に「ハリスの疾風」「1・2・3と4・5・ロク」「あしたのジョー」「おれは鉄兵」「のたり松太郎」など多数。著書に『ちばてつやが語る「ちばてつや」』(2014年、集英社新書)、共著に『戦後70年わたしの戦争体験』(2015年、講談社)、『ぼくらが出合った戦争―漫画家の中国引き揚げ行』(2012年、新日本出版社)、『ボクの満州―漫画家たちの敗戦体験』(1995年、亜紀書房)、など。
登録情報
- 出版社 : 新日本出版社 (2017/1/6)
- 発売日 : 2017/1/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4406061088
- ISBN-13 : 978-4406061087
- Amazon 売れ筋ランキング: - 338,601位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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- 2017年1月15日に日本でレビュー済みAmazonで購入ちばてつやさん(1939年1/11東京生まれ)のイラスト・・・すべてカラーです・・・がっぷり入った自伝、エッセイです。
途中、引き上げ体験漫画(3作)、単行本未収録漫画、「ダメーッ」、「魔法の「えんぴつ」、「―と、ぼくは思います!!」が、
自伝、エッセイの締めのような形で掲載されています。
ちばさんは、生まれてすぐに満州の奉天で幼い頃を過ごしますが、日本の敗戦で、筆舌に尽くしがたい引き揚げ体験をし、
祖国へ帰還します。そして、1956年 「復讐のせむし男」(日昭館)でプロデビューをします。
また、1958年「舞踏会の少女」(少女ブック)で雑誌デビューをし、2作品同時に雑誌掲載しますが、
少女ブックが、本人の承諾なしに別冊への作品掲載を予告したため、トラブルとなり、
以後は、講談社と専属契約を結ぶことになります。
そして、満を持して、1961年「ちかいの魔球」(少年マガジン)の連載を開始します・・・
私はこのころからリアルタイムでほぼすべての作品を読んでいます・・・・。
以後、逆境から這い上がる主人公を描いた数々のヒューマンドラマの傑作をものにします。
特に「あしたのジョー」は、当時の世相と相まって大ヒット作品となります。
本書では、「のたり松太郎」の連載終了後、大病を患い、奥さんがスタッフに退職金を支払いプロダクションを解散したこと、
漫画家、そして、関係者のこと、お父さん、お母さんのこと、弟ちばあきおのこと・・・etc・・・、
そうそう、有名な電気アンマ事件のことも書かれています。
また、2016年から「ビッグコミック」オールカラーの「ひねもすのたり日記」を連載中です。
少々値段は高いと思いますが、オールカラーのイラスト入りの自伝、エッセイ集で、
ちばファンとしては見逃せないものだと思います!!
- 2017年10月22日に日本でレビュー済みAmazonで購入面白いです。戦前満洲の情景や、戦後の苦労から成功までのストリーが、ちば先生の綺麗な挿絵でワクワクしながら読めました!
ただ、藤子不二雄の まんが道と比較すると、減点かな〜
- 2017年3月18日に日本でレビュー済みAmazonで購入ちばてつやの代表作と言えば
『あしたのジョー』
勿論,コミックは全巻持っています.何回読んだことか!
→ 当時のコミック版は捨てられてしまいましたが(涙).
少年マガジンに連載されていた時の記憶も明瞭です.
まっ白な灰になるラストシーン(涙,涙)
何度読んでも感動です.今でもですね!
この名作の原作は梶原一輝(高森朝雄)
この名作がどんな背景から生まれたのか....
→ 本書に書かれています! 『梶原一輝さんとの出会い』
あしたのジョーが生まれた背景は,
他の作品に比較するとかなりのページが割かれていることから
それほどまでに筆者の記憶に残る作品だったと思います.
特に,力石徹の死,これにはこんな節の記載がありました.
力石徹の死に対する反響の大きさは,我々作者,編集者を
うろたえさせるほど大きかった.
→ 葬式まで開催されたことはとても有名な話です.
フィクションなのに,現実に生きている人間のように
熱心に読んでくれたことへの驚きと感謝.
マンガが持つ,思いのほか大きな 影響力の怖さ.
本書は地方紙に掲載された 『屋根の裏の絵本書き』
全60話をまとめたモノで,良くまとまった内容に編集されています.
戦時中の中国奉天での幼少期,敗戦後の日本への帰参
戦争を知らない我々へのメッセージも入っていると感じました.
そんな時代を生きてきた筆者が何故漫画家の道をめざしたのか...
見るだけでも美しい,名作と言える1冊です!
- 2017年4月5日に日本でレビュー済みAmazonで購入父の影響でちばてつや先生の大ファンです。
この本が出ることも全く知りませんでしたが、
書店で平積みされているのを見つけて思わず表紙買い。
まずは父に渡して先に読んでもらい後で読もうと思っていましたが
よほど気に入ったのか何度も読み返してなかなかまわってきませんw
自伝と書いてありますがそこまで堅苦しいものではなく、
ちば先生の思い出を一緒にお話ししているような気持ちになるそうです。
- 2017年4月4日に日本でレビュー済みAmazonで購入ちばてつや氏の半生記の本ですが、肩ひじ張らず、 生まれから満州時代、引上げ、ちばあきお氏の思い出
紫電改の鷹、ちかいの魔球、明日のジョー、のたり松太郎、朝森氏 など ちば氏自身の思いが簡単に書かれています。
また、ページの片隅にある絵がとても可愛くて、昔を思い出しました。
考えてみると小生の小学生―高校生まではちば氏の漫画で埋められています。
その後何回か、買い求めて 一気に読みましたが、昔のような感動はないものの
胸に切ない思いが込み上げてきます。
ちばてつや氏は手塚治虫氏 とまた違った巨大な山であることを再確認しました。
- 2018年12月25日に日本でレビュー済みAmazonで購入小さくて軽いので持ち運びが楽、操作も簡単で分かり良い。
- 2017年3月8日に日本でレビュー済み私は、ちばてつやのマンガで育ってきたようなものかもしれない。
『ちかいの魔球』『のたり松太郎』『紫電改のタカ』そして『あしたのジョー』……。
ずっとリアルタイムで読んできた。
この本は、ちばてつやの幼少期からの「自伝」である。
オールカラーで値段も高いが、ちばてつやファンなら垂涎の1冊。
絵本と漫画とエッセイをミックスさせたような感じ……
それぞれの作品の「裏側」も覗ける。
このタイトルは、今でも屋根裏部屋を仕事場にしていることからのもの。
いわば、ちばてつやの「原点」である。
満州から引き揚げたこと、その後の生活のエピソードもある。
「漫画家」時代だけの本ではないだけに、ちばてつやのすべてを俯瞰できるように思った。
お勧めである。