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ふたつのスピカ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ) コミック – 2002/1/23
柳沼行
(著)
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- 本の長さ188ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA(メディアファクトリー)
- 発売日2002/1/23
- ISBN-10484010428X
- ISBN-13978-4840104289
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA(メディアファクトリー) (2002/1/23)
- 発売日 : 2002/1/23
- 言語 : 日本語
- コミック : 188ページ
- ISBN-10 : 484010428X
- ISBN-13 : 978-4840104289
- Amazon 売れ筋ランキング: - 77,785位コミック
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
222グローバルレーティング
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2017年7月8日に日本でレビュー済みAmazonで購入セールでね、今安売りしてるんですよ。
どうやらこの漫画の評判が良いらしく、ほんならと1巻だけ買ってみたわけですね、試しに。
冒頭からですね、市街地にロケットが落ちるって描写がありまして、
まあ、そんなことは普通はありえないだろと。
なんか都合のいい設定だなと斜に構えて読んでたわけですね。
で、1巻読み終わりまして、、、
こんなのズルいでしょ!
そら1 巻読み終わったら全巻買いますわなこれ。
こんなのあかんて。
巻末の読み切りみたいなやつも号泣ですわ。
ええ、おっさん号泣ですよ。ズルいですよこれ。
次巻も楽しく読ませていただきますわ。
- 2013年3月21日に日本でレビュー済みAmazonで購入びっくりしました。
こんなにも、心に揺さぶりかける作品があるのかと。
表紙の絵からは想像できない壮大で骨太の人間のドラマがこの作品にはあります。
現在、コミックスは7巻まで読んでいます。
魅力的な登場人物が沢山います。
その中でもやはり、主人公のアスミが一際輝いていますね。
彼女のように真っ直ぐに生きていけたら。
そして、夢を追いかけていられたら。
そんなことを考えると、少しホロリとしちゃいますね。
こんな風に考えさせる、感情移入させる。
彼女は実に素晴らしい主人公です。
先にも述べましたが、周りの人物も本当に良いんです。
みんながみんな、一生懸命です。
そして、様々なことを胸に抱え、思い悩んでいます。
僕は読者ですから、いわば傍観者な訳ですが、一歩先に進んで、僕も色々考えてしまいます。
この真に訴えかけてくるものは何なのでしょうね。
物語は終着点をおぼろげに出していながらも、謎の残し方、伏線の張り方が非常に秀逸だと思います。
これから先、物語がどのように行き付き、そして、終わりを迎えるのか。
それが楽しみでありながらも、少し、悲しいのも事実です。
ですが、アスミの辿る道をしかと見届けたいと思います。
巻末に本編とは時間軸の異なるエピソードがあるのですが、これにはやられました。
不覚にも、涙腺が危なかったです。
泣いてたかもしれません。
てか、泣いたな、多分。
これだから物語はやめられないよ。
ありがとう、ふたつのスピカ。
- 2005年3月22日に日本でレビュー済みAmazonで購入宇宙飛行士を目指す少女アスミの物語ではあるが、SFというよりは
宮沢賢治の香りがする「童話」に近いかんじ。そう考えていただくと
「けっ、SFってわりには甘いじゃねーか」とお嘆きの貴兄も納得されるのでは?
生きるということ、夢を持ち続けるということ、そして死ぬということを、照れる事無く描いている作品です。いわゆる中年世代のツボには間違いなくヒットすると思います。
- 2012年6月1日に日本でレビュー済みAmazonで購入スピカはアニメから入った人間ですが、一番好きな漫画です(無論アニメも)。
特にライオンさんが大好きです。凄くタイプです。理想の男性です。
何回読んでも、わくわくしたり泣いたり笑ったり…色んな感情が詰まった話だと思います。
スピカが好き過ぎて上手くレビューが書けません。いや、私に文章力無いのも問題ですが…
要約すると
ふたつのスピカが大好きです。
- 2015年6月17日に日本でレビュー済みほぼ同じことの繰り返しを見せられたような気が。
「主人公の女の子は、天然。芯はしっかりしてる」というキャラ設定の約一部である面をひたすら押してきて、どの問題もどの仲間と打ち解けるにも、その面しか出てきません。彼女にももっと鋭い葛藤があっていいはずなのに、ただ同じ瞬間の焼き増しで、仲間と打ち解ける手管が毎度一緒。他に魅力はないのか? と思いました。あと、主人公の女の子が泣いてると、必ずといっていいほど、男の子に見られてて男の子が彼女に何か想いを募らせる…という展開になります。何人も同じことしてる。登場人物だけが変わって、シーンは一緒という状態です。
巻末のオマケ漫画も毎度一緒な内容です。これはテーマというより、描いてて満足したシーンの使い回しな気がします。
作中の男の子はほぼ主人公が好きで、明るい友達がいて、周りにキツイ女の子も主人公といる時だけは笑顔になっちゃう。主人公は背は小さいけど周りより全て完璧、でも周りからは可愛がられて軽視されてる……さすがはお兄様的展開の繰り返しです。 主人公自体はとても頑張り屋さんだなーとは思うのですが、あまりに、周りからの反応が一辺倒で、「ほら、主人公ちゃんこんなに頑張ってるんだよ! 好きでしょ? 読者の貴方もすきになっちゃうでしょ!」と言われてる気になってきます。仲間との繋がりを説くわりには、主人公以外のキャラが薄くて……な人が多いのも何かです。
ただ、内容は一巻の中で一度でもジン…ときたらはまれます。同じ類のジン…が繰り返されるので、好きな人には嬉しい限りです。かくいう私も、はいはい、また来た。と思いながらジン…としてます。
- 2010年7月24日に日本でレビュー済みAmazonで購入決して上手いとはいえない画力だが、見ていると何故か心が温かくなるような
柔らかい雰囲気を持つ希有な画風です。読んでいて心地良い漫画です。
初期は少し濃いめの画風ですが、巻数を経るごとにシンプルな画風になっていきます。
また、どの巻でも主人公アスミの複雑な心情を非常上手く表情にまとめているのが驚きです。
そしてストーリーもかなりストレートな青春群像であり、忘れていた感覚が蘇ってきます。
他の漫画家の画風ではこのストーリーは気恥ずかしくて読み進められないものだったでしょう。
しかし、この「ふたつのスピカ」は柳沼行氏によって奇跡的に画風とストーリーが上手く調和し、
素直に心に響く物語に仕上がっています。
以前、月刊誌で連載中の時は続きが気になり、もどかしい思いもしましたが
今では全十六巻で完結していますので安心して最終巻まで一気読みできます。
疲れた時に読むと心癒される良書です。
- 2017年11月3日に日本でレビュー済み端的に言って柳沼行は天才である。
『ふたつのスピカ』と出会って15年ほどになるが、いつ読んでも感極まって泣いてしまう。
はっきり言ってほとんどの展開は読めてしまう。
だいたいもう何度も読んでるのでこの先どうなるのかだって全部わかっているのだ。
にもかかわらず、コマ割りの絶妙さと神がかり的なタイミングで挿入される見開きの構図の見事さによって感動せずにはいられない。
涙を流さずにいられないのだ。
あまり有名ではないのがひどく残念だが、アニメ化もドラマ化もされているというのはやはりそれほど人を動かす力がこの作品にあるのだろう。
今まで読んだ中で一番の漫画は何かと聞かれたら迷わずにこの作品を挙げる。