本当にか本当にカッコいくて困る。
弦打とかサマリとかつむぎとかイザナとかみんなと掌位したくなる。
原作の漫画から入った人も納得の出来映えです。
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質実剛健なモデル
半年以上待ち続けての漸くの入手でした。完成品のロボットものとしては，カトキハジメデザインのZガンダムぐらいに出来が良いです。しかし，ガンダムという売れ筋商品に比べて，漫画誌でしか知られていないマイナーな継衛をここまで緻密に立体化して販売してくることには，驚きと賞賛です。漫画誌で，機能性と実用性を考証して描かれていることから，継衛のデザインが作者の脳内デザインでは無く，自分で立体化し，矛盾が無いようにデザインしていることがよくわかっていました。実際に，実物を手にすると「ああ，あのシーンではここが…だからか…」と漫画誌でのあらゆるシーンが回想されてきます。この製品は，シドニアの騎士をより深く理解するために役立つことでしょう。さて，ほぼ全ての関節が自在に動くギミックは当然として，特に素晴らしいのは，継衛の工業デザインとしての考証です。簡単に言えば，Zガンダムは，現代工業技術では再現できそうに無いけど，パトレイバー98AVイングラムなら，造れそうだ…といった予感を抱くような技術考証がされている点です。漫画誌でも，使えなくなった腕を他の機種から移植して使うといったシーンがなにげなく1コマに描かれていましたが，ロボットをこよなく愛する者にとってそういうシーンやデザインはたまらなく魅力的なのです。継衛は，工業製品として大量に製造されることを前提として，壊れたら修理されることを想定し，戦い続けるための実用性を考えているデザインなのです。まず，全体のシルエットは，軍服を思わせる両太腿の膨らみが勇ましさを表現しています。これにより，戦時下のシドニア宇宙船の人々を鼓舞させ，戦争継続を進める様子が伝わってきます。次に，背中の推進機関は，継衛を人型兵器というよりは，人型ロケットとしての運用を想像させ，広大な宇宙空間での戦闘行為をより現実的なものとしてとらえさせます。さらに，ハイヒールのようなつまさきと爪のようにとがった指先が，人が操作している細やかさを表現しています。これは，パイロットの動きとロボットの動きが重なる効果があります。最後に，超高速弾体加速装置が，今までのおもちゃと全く違います。これは，もはや人類では扱えないレベルの超大物兵器です。FSSのバスター砲よりもでかいし長いです。こういうあり得ないものをありそうな工業製品としてデザインし，長所と短所を描き出しているところに，シドニアの騎士の魅力があると私は思っています。ガンプラで遊び続けた世代のオヤジが，さらなるリアルロボットを追い求めるなら，本製品は間違いなくオススメです！
上位レビュー、対象国： 日本
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- 2013年6月1日に日本でレビュー済みAmazonで購入
半年以上待ち続けての漸くの入手でした。
完成品のロボットものとしては，カトキハジメデザインの
Zガンダムぐらいに出来が良いです。
しかし，ガンダムという売れ筋商品に比べて，
漫画誌でしか知られていないマイナーな継衛を
ここまで緻密に立体化して販売してくることには，驚きと賞賛です。
漫画誌で，機能性と実用性を考証して描かれていることから，
継衛のデザインが作者の脳内デザインでは無く，
自分で立体化し，矛盾が無いようにデザインしていることがよくわかっていました。
実際に，実物を手にすると「ああ，あのシーンではここが…だからか…」
と漫画誌でのあらゆるシーンが回想されてきます。
この製品は，シドニアの騎士をより深く理解するために役立つことでしょう。
さて，ほぼ全ての関節が自在に動くギミックは当然として，特に素晴らしいのは，
継衛の工業デザインとしての考証です。
簡単に言えば，Zガンダムは，現代工業技術では再現できそうに無いけど，
パトレイバー98AVイングラムなら，造れそうだ…といった予感を抱くような
技術考証がされている点です。
漫画誌でも，使えなくなった腕を他の機種から移植して使うといったシーンが
なにげなく1コマに描かれていましたが，ロボットをこよなく愛する者にとって
そういうシーンやデザインはたまらなく魅力的なのです。
継衛は，工業製品として大量に製造されることを前提として，壊れたら修理されることを
想定し，戦い続けるための実用性を考えているデザインなのです。
まず，全体のシルエットは，軍服を思わせる両太腿の膨らみが勇ましさを表現しています。
これにより，戦時下のシドニア宇宙船の人々を鼓舞させ，戦争継続を進める様子が伝わってきます。
次に，背中の推進機関は，継衛を人型兵器というよりは，人型ロケットとしての運用を
想像させ，広大な宇宙空間での戦闘行為をより現実的なものとしてとらえさせます。
さらに，ハイヒールのようなつまさきと爪のようにとがった指先が，人が操作している細やかさを
表現しています。これは，パイロットの動きとロボットの動きが重なる効果があります。
最後に，超高速弾体加速装置が，今までのおもちゃと全く違います。これは，もはや人類では
扱えないレベルの超大物兵器です。FSSのバスター砲よりもでかいし長いです。
こういうあり得ないものをありそうな工業製品としてデザインし，長所と短所を描き出しているところに，
シドニアの騎士の魅力があると私は思っています。
ガンプラで遊び続けた世代のオヤジが，さらなるリアルロボットを追い求めるなら，
本製品は間違いなくオススメです！
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- 2018年2月13日に日本でレビュー済みAmazonで購入
こちらの原作カラーの物とアニメカラーの物がありますが、おすすめはこちらの原作カラーです。
原作からのファンだからということもありますが、パーツ毎の色分けが細かく、リアリティーがあります。
アニメカラー版は見映えは明るくヒーロー感があるのですが、少しプラスチック感があります。
造形に関しては細身のボディですが、脚のスラスター部分は太めになっており、線が細いながらもグラマラスに仕上がっております。
figmaとプライズ版もありますが、RIOBOTのスタイルが一番好みです。
figmaとの比較がありますが、リアリティーでは正直レベルが違います。稼働フィギュアとしてはfigmaの方が優れている部分がありますが、塗装の細かさや各パーツのディテールは全然違います。
よい点を上げましたが、悪い点もあります。
肩の関節の稼働域やポロポロ取れやすさは確かにあります、しかしこれはガシガシ動かさないけど、任意のポーズで飾りたい、その後は飾ってるだけ、というタイプの方だと差ほど問題ありません。
それよりも難ありと思ったのが取り回しの悪さ、例えば人工カビザシの開閉も神経を使わないと折れそうで怖いですし、肩のはめ込みも、Lの接続パーツに対して↓方向に力を加えないといけないパーツと→方向に力を加えないといけないパーツがあり、少し怖いです。
一番やりにくかったのが砲身の延長。砲身を開かないといけないのですが、プラモデルのパーツはめレベルでくっついてるので凄く壊しそうです。スライドして接続パーツを出せるようにするなど、アクションフィギュアなら取り回しの良さも考えて欲しいと感じました。
飾って見るにはとても満足です。
あとパッケージもかっこいいです。
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