福岡)さらにコロナ感染増加 ファミマ吉塚駅店でも
福岡県内では1日も新型コロナウイルスの感染が拡大、新たに121人が確認された。100人を超えたのは4日連続。危機感も広がり、飯塚市では市長が市民に感染予防を呼びかけた。
福岡市教委は1日、市立西花畑小学校(南区)の30代の女性教諭と、東区の市立小学校の30代の男性教諭の感染を明らかにした。西花畑小学校は3日まで休校し、学校を消毒する。男性教諭は最後の出勤が7月22日であることから、休校はしない。県も、同市の県立学校の30代教員の感染を発表。この学校も休校する。
また、福岡市のファミリーマートJR吉塚駅店の20代男性従業員の感染も確認された。男性は無症状で、7月17~28日のうち、計8日間勤務していたという。
県内で初めて障害者施設でのクラスター(感染者集団)が確認された飯塚市では、1日夕、片峯誠市長が感染予防を市民に呼びかけるメッセージを防災行政無線で流した。「家族、友人、地域を守るため一層の感染予防に取り組んで」と呼びかけ、若い市民には「高齢者などに感染を広げないよう慎重な行動を」と求めた。片峯市長は取材に「長期的に予防に万全を期したい」と話した。
◇
県は、客ら10人への感染が確認された大牟田市内の店の名前は「BAR 酒楽」だったと修正した。