職場で立ったまま一休み 「仮眠ボックス」北海道旭川の企業商品化へ

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日浦統
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 仕事に疲れたら、繭のような「仮眠ボックス」で立ったまま一休み――。そんな商品が近くお目見えする。開発するのは家具の街・北海道旭川市の地場企業。オフィス家具大手のイトーキ(東京)が技術協力し、商品化を目指している。

 新商品を開発するのは、合板卸製造の広葉樹合板(北海道旭川市)。イトーキが出願中の「仮眠ボックス」の開放特許を活用するライセンス契約を14日に結んだ。

 イトーキが出願した技術では、ボックス内に頭やおしり、ひざなどが移動しないよう支持具を施すことで、立ったままの休憩や睡眠が可能になる仕組みになっている。

 近年、オフィスの生産性向上に休憩や睡眠は大事な要素との見方が広がっている。新商品は、周囲の目を気にせずに休めて、省スペース化も可能なボックスになる見込みだ。発売時期や価格は今後詰める。

 14日に札幌市内で会見した…

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この記事を書いた人
日浦統
北海道報道センター|行政キャップ
専門・関心分野
「課題先進地」北海道の社会経済、再生可能エネルギー