モンドリアンの抽象画、77年間も上下さかさま展示 誰も気づかず

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植松佳香
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 黒い直線と、赤、青、黄の三原色で構成された絵が有名なオランダ抽象画家ピート・モンドリアン。そんなモンドリアンの絵が、75年以上も逆さまに展示され続けていたことがわかり、話題になっている。

 英ガーディアンなどによると、その絵は、赤、黄、黒、青の粘着テープが組み合わさった「ニューヨークシティー1」という作品。1941年に制作されたが、署名はなく未完の作品とみられている。

 この抽象画には線が密集した部分があり、そこが下部で、地平線を表すものと考えられていた。

 だが今年初め、オランダの前…

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この記事を書いた人
植松佳香
東京社会部|教育担当
専門・関心分野
子ども、教育、労働、国際関係