「せんとくん」以来の新キャラ起用 奈良県がVチューバーの県民投票

阪田隼人
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 奈良県の新しい広報担当に仮想キャラクター「バーチャルユーチューバー」(Vチューバー)を起用しようと、県は8日から担当者を選ぶ「県民投票」を実施すると発表した。若い世代への情報発信を狙い、動画などでの活動を予定している。

 県のキャラクターは、2008年に誕生した「せんとくん」以来となる。

 県は7月からデザインを募集。応募があった363作品の中から、3作品を候補者として絞り込んだ。

 各作品のコンセプトについて県は、若草色を中心に県の歴史や文化をイメージした「A」▽吉野の桜と奈良八重桜から着想を得た「B」▽中性的な見た目で鹿をモチーフにした「C」、とそれぞれ説明している。

 投票は県のホームページ(https://www.pref.nara.jp/63865.htm別ウインドウで開きます)上からで、「奈良県を愛する方」なら誰でも参加できる。今月30日まで。結果は11月に発表される。

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    杉田菜穂
    (俳人・大阪公立大学教授=社会政策)
    2023年9月8日12時59分 投稿
    【視点】

    撤回運動が起きたり、別のキャラクターが登場したりして「せんとくん騒動」などと言われることもあったが、2010年に奈良で開催された平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターだったせんとくんは、結果的に遷都1300年祭終了後も奈良県のPRキャ

    …続きを読む