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松野官房長官に裏金1千万円超か パーティー収入還流、政権内に波及

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 自民党最大派閥の「清和政策研究会」(安倍派)が政治資金パーティー収入の一部を裏金化していたとみられる問題で、同派に所属する松野博一官房長官が、直近5年間で派閥から1千万円を超える裏金のキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあることが、関係者への取材でわかった。

 裏金問題は岸田文雄政権の中枢に波及した。政治資金規正法違反(不記載・虚偽記載)容疑で捜査している東京地検特捜部も松野氏の資金の流れを把握している模様だ。

「内閣の要」 説明拒む

 関係者によると、派閥のパー…

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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2023年12月8日6時25分 投稿
    【視点】

    かくして、閣僚として定例記者会見でその前提となる政治家としての資質に関する質問に応じることを拒み、その一方で政治家として自身の判断でできる記者会見を開かない人物の資質に、実際に問題があったという悪例が残りました。どこまで政治を貶めるのか。説

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    岩尾真宏
    (朝日新聞名古屋報道センター長代理)
    2023年12月8日6時53分 投稿
    【視点】

    政治資金規正法は「基本理念」として、2条で「政治資金が民主政治の健全な発達を希求して拠出される国民の浄財であることにかんがみ、その収支の状況を明らかにすることを旨とし、これに対する判断は国民にゆだね、いやしくも政治資金の拠出に関する国民の自

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