28日召集予定の臨時国会では、自民党派閥の裏金問題に関係した議員の政治倫理審査会への出席が再び焦点になりそうだ。多くの議員が政倫審の出席に応じていないが、さらにけじめを求める声が与党内からも出ている。ただ衆参でも温度差があり、「説明責任」に対する党内の立場は一致していない。
「おのおのが説明責任を果たすため、政倫審の場も含め、あらゆる場を積極的に活用するよう促していく」
第2次石破内閣が発足した11日の記者会見で、石破茂首相はこう踏み込んだ。会見に先立つ党の両院議員総会でも、対象議員に政倫審への出席を促した。
衆院選前の朝日新聞インタビ…