アマゾン、過去にも二度立ち入り 公取委VSプラットフォーム事業者

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高島曜介
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 公正取引委員会が、独占禁止法違反(不公正な取引方法)の疑いでアマゾンジャパンに立ち入り検査をした。公取委が同法違反の疑いで同社への立ち入り検査に入るのは、2016年以降で3回目。巨大IT業界では独占が進みやすいとされ、公取委は監視を強めている。

 アマゾンジャパンへの立ち入りの1回目は16年8月。同社は自社の通販サイトの出品者に対し、楽天やヤフーなどのライバル社が運営する通販サイトより、低い価格に設定するよう要求していた疑いが浮上した。独禁法が禁じる「拘束条件付き取引」に当たるとみた公取委が調査を進めていたところ、同社はそうした契約事項を撤廃。公取委の調査も終結した。

立ち入り、アマゾンだけでなく

 18年3月には、アマゾンジ…

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この記事を書いた人
高島曜介
東京社会部|調査報道担当
専門・関心分野
事件、外交、安全保障