トランプ氏、現政権のAI大統領令を廃止へ ペイパル元幹部が対応か

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ワシントン=榊原謙
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 トランプ次期米大統領は5日、ホワイトハウスで人工知能(AI)政策などを指揮する責任者に、米決済サービス大手ペイパルの元最高執行責任者デービッド・サックス氏を充てると発表した。バイデン政権がつくったAI規制を廃止し、この分野での技術革新(イノベーション)に注力するとみられる。

 サックス氏は、複数の有力ベンチャー企業の起業や経営をした経験で知られる。おこした会社を12億ドル(1800億円)でマイクロソフトに売却するなど、シリコンバレーでは知られたベンチャー企業家だ。

 バイデン大統領は昨年、AI…

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この記事を書いた人
榊原謙
アメリカ総局|米国経済担当
専門・関心分野
米国経済、世界経済