島根原発2号機の再稼働に抗議 四つの市民団体、中国電に文書手渡し
遠藤花
中国電力島根原発2号機(松江市、82万キロワット)が7日に再稼働したことを受け、市民団体が9日、広島市中区の中国電力本社を訪れ、再稼働に抗議する文書を同社員に手渡した。
抗議書は、市民団体「上関原発止めよう!広島ネットワーク」や「さよなら原発ヒロシマの会」など4団体の連名。島根原発2号機が、事故を起こした東京電力福島第一原発と同じ沸騰水型炉(BWR)で、稼働開始から35年たつことから、事故につながる危険性が高いとして「再稼働したことに強く抗議する」と記している。