正月準備の餅つきが16日、滋賀県彦根市の彦根城庭園・玄宮園であった。園内で収穫したモチ米を使った。白く丸い姿で「モチ」との愛称もある市のキャラクター・ひこにゃんも杵(きね)を持って加勢した。その後、きな粉餅にして観光客に配った。

 愛知県蒲郡市から家族で来た女の子(3)は「かわいい」と、間近で写真を撮っていた。

 この日、ついた餅で直径50センチと12センチの2段の鏡餅を作った。重さは計24・5キロ。24日に彦根城博物館木造棟などに飾る。

 鏡開きをした餅は、来年1月6日午前11時ごろから彦根城の各券売所(表門、黒門、大手門、玄宮園)で配る予定。(小西良昭)