「林が消えてしまう」 浅間山で深刻化するシカの食害、NPOが調査

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高木文子
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 長野・群馬県境の浅間山(2568メートル)周辺で、シカが樹木の樹皮をはいで食べる「樹皮はぎ」の被害が急速に進んでいる。シカが生態系に与える影響などを調べているNPO法人「生物多様性研究所あーすわーむ」(長野県軽井沢町)がまとめた2024年の調査結果の中で明らかにした。調査に携わる関係者は「樹林が消えてしまう可能性もある」と指摘している。

【動画】浅間山周辺で進むシカの食害=道総研・伊藤健彦さん提供

 調査は東邦大の研究者らとと…

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