吹奏楽の「聖地」としばしお別れ 名古屋国際会議場で感謝の演奏会

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小原智恵
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 「吹奏楽の聖地」として知られる名古屋国際会議場名古屋市熱田区)が、来月から2年2カ月、大規模改修に伴い、一時閉館する。吹奏楽で「ありがとう」を伝えようと19日、「名古屋国際会議場サンクスコンサート」(朝日新聞社後援)が開かれた。

 名古屋国際会議場センチュリーホールでは2012年から全日本吹奏楽コンクールが開催され、「聖地」として中高生に親しまれてきた。ホール内では休憩時間などに、この舞台を目指し、全国大会へ出場してきた中学校や高校の吹奏楽部員らからのメッセージ動画が流された。

 また、さだまさしさんやTHE ALFEEといった数多くの著名人にも愛されたホールであり、ホワイエには著名人や地元の人たちからのメッセージも掲示され、それぞれ感謝やしばしの別れの言葉を伝えた。27年4月に再オープン予定。

 サンクスコンサートでは、こ…

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この記事を書いた人
小原智恵
名古屋報道センター|文化、あま津島地区など
専門・関心分野
文化、がん医療、移民、外国人労働者・教育、吹奏楽・合唱、中東情勢、言語学