平安時代の文学といえば「源氏物語」や「枕草子」。ところが、漢詩や和歌を並べた詞華集(アンソロジー)である「和漢朗詠集」の方が、当時の宮廷で読まれたと聞いて意外に思うだろうか。編集したのは当代最高の文化人で、大河ドラマ「光る君へ」にも登場する藤原公任(ふじわらのきんとう)。そのユニークな魅力とは。

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