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Gaza 365 days 現地通信員が見た戦場

スクロール

2023年10月7日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが、イスラエルに対する大規模攻撃を始めた。イスラエル側で約1200人が死亡、200人以上が人質になった。​

イスラエル軍は同日から、報復としてガザ地区への空爆を開始した。​

イスラエルによって封鎖されているガザは、人やモノの出入りが厳重に制限されている。朝日新聞は、ガザの住民であるムハンマド・マンスール通信員に取材協力を依頼して、エルサレム支局の高久潤記者とともにガザの様子を伝えてきた。

​戦闘が始まり、マンスール通信員は何を思ってきたのか。高久記者とのやりとりから振り返る。

  • マンスール通信員

  • 高久潤記者

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突然の通信遮断

空爆に加えて、地上侵攻の構えを見せるイスラエル軍。ガザの避難民は100万人、死者数は5千人を超えた。

10月27日、マンスール通信員の住む南部ラファなど、ガザのほぼ全域でインターネットや電話が遮断された。

  • 被害を受けたとみられる地点
  • 開戦から2023年10月29日までに損壊したとみられる建物
  • 被害を受けたとみられる地点
  • 開戦から2023年10月29日までに損壊したとみられる建物
2023/10/27 12:00 PM

通信が遮断されているようだ。このメッセージが届くかわからないけども、もし読んだら教えてください。

はい。届きました。こちらはとても恐ろしい状況です。爆撃の音が大きすぎて怖い。

今どこにいますか?

家です。誰も外になんて出られません。通りには人はいないし、とても恐ろしい状況です。移動するのがとても大変な状況です。

ただ、きょうの昼間に私はラファにあるシェルターに取材に行きました。みなおびえていました。

この通信遮断がどうなるかわかりますか?

みな気にしています。

私もまったくわかりません。一つ提案なのですが、通信遮断されている状態の日常を日記として書き残してほしいです。何が起きたか。何を見たのか。時間と場所も記録してください。

日記? わかりました。

「世界から孤立を強いられているようだ」
マンスール通信員の記事から