家庭で使うなら三徳でよいが、アウトドアで使うにはちょっと物足りない。『BE-PAL』がキャンプ仕様の「五徳包丁」を開発したぞ。
キャンプ料理で必要な「五徳」とは?
1.フルタングで「頑丈」
一般的な包丁は、「中子(なかご)」と呼ばれる芯に木製の柄を固定しているが、柄がグラグラしたり、中子が錆びて折れたりすることもある。この五徳包丁は、中子が柄を兼ねていて(刃と中子が一体になっていて)、頑丈かつ耐久性が高い。西洋ナイフでいうところのフルタング構造である。釣った魚の骨を断つような力を入れる作業に不安がない。グリップとして巻いたパラシュートコードは水はけがよく、錆びる心配も少ない。もし錆びたとしてもコードをほどいて錆びを落とすことができる。
2.包丁には珍しく「鞘(シース)」付き
家庭用の包丁には、ふつう鞘が付いていないから、アウトドアで慣れた包丁を使いたいと思っても、持ち運びに不安がある。この五徳包丁には、かさばらない薄型の鞘を付けた。素材は、見た目よりも使い勝手を重視して人工皮革を採用。本革よりも撥水性があるため刃が錆びにくく、鞘そのものもカビがはえにくい。
3.三徳包丁のようになんでも「切れる」
菜切り包丁のように幅広だから、束ねた青菜も太い根菜も垂直にスパッと切れる。刃厚が2mmと厚めなので、出刃包丁のように魚の頭を落とすこともできる。牛刀のように細長くはないが、全長のわりには刃長を長くしてあるから(詳しくは後述)、肉を引き切りにすることもできる。良質な白鋼を用いた鍛造品なのでキレがよく、ステンレスにくらべて研ぐのも簡単だ。
4.指が当たらずに「叩ける」
刃幅が広いため、柄を握った指がまな板やテーブルに当たらない。トントンと野菜をみじん切りにしたり、魚を「たたき」にしたりできる。しかも、刃に重みがあるからよく切れる。細身のアウトドアナイフにはできない芸当だ。
5.平たくて丈夫だから「潰せる」
柄がパラシュートコードだから厚みがなく、横に寝かせやすい。丈夫なフルタングだから存分に力を込められる。やわらかいキュウリやニンニクだけでなく、かたいショウガも潰すことができる。
価格のほうも、五徳だけにゴ(5)とク(9)だけでできていて税込み9,955円。お得です。
※この商品は[通販サイト]「小学館百貨店」から購入できます。
キャンパーズ五徳包丁/BE-PAL OUTDOOR PRODUCTS 9,955円(税込み)