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Photographer: Patrick T. Fallon
Cojp

米サブプライム自動車ローン延滞率、金融危機時を上回る

  • 60日を超える延滞率は3月に5.8%と、1996年以来の高水準
  • 信用力の低い借り手への自動車ローン・リース件数が減少

米国のサブプライム(信用力の低い個人向け)自動車ローンの延滞率は3月に金融危機当時を上回る高水準となった。フィッチ・レーティングスが明らかにした。

  銀行は信用履歴の芳しくない申請者への融資を手控えるほか、束ねて証券化し投資家に販売されるローンについて、より高い基準を義務付けることで対応している。

fitch auto index

  フィッチによると、3月のサブプライム自動車ローンの60日を超える延滞率は5.8%と、1996年以来の高水準。08年の金融危機の際は5%前後だった。

  消費者信用調査会社エキファックスの最新データでは、信用力の低い借り手への自動車ローン・リース件数は1月に前年同月比で約10%減少した。

原題:Consumers Skip More High-Rate Auto Payments Than During Crisis(抜粋)

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